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2月, 2024の投稿を表示しています

ソフトシェルシュリンプのガーリック炒め

殻のまま食べられる海老(ソフトシェルシュリンプ)を貰った。 ソフトシェルシュリンプなんてものがあるってことを知らなかったがネットで当たるとハワイ料理に「ガーリック炒め」なる料理がある。早速作る。 にんにく、玉ねぎをみじん切り。レモン汁、オリーブオイル、ハーブソルトを加えたタレに漬ける。ネットのレシピではビニール袋に入れて揉み込め、とあるが、俺はこの最近流行っている、ビニール袋に入れて揉む、という方法は嫌いだ。SDGsじゃあないもん。(袋を使い捨てにするのがもったいない) だけど、ビニール袋に入った状態でもらったので、今回ばかりはそのビニール袋を使う。レシピでは1時間冷蔵庫に入れろとあるが、待てないので5分くらいでフライパンで焼く。エビが赤くなって火が通ったように見えたらバターと粗びき黒コショウを加えて出来上がり。 凄くうまい。レシピにある通り、レモンが効いている。 スーパーでは見たことないが、ネット通販ではソフトシェルシュリンプが売られている。が、高い。安く買えるチャンスがあれば買ってまた食いたい。それか、ソフトシェルでない普通の海老を買って試してみるかな?

白痴が転換できない

 「はくち」と入れると我がコンピュータは白地・白雉・泊地・・・だ。どうして」一発で「白痴」が出ない??? これがおかしい、腹立たしいと思う人がいなくなるのを待つのか?それがくやしいから、この一文を残す。

名前を呼ばない習慣

 「町山智浩のアメリカを知るTV」というBS朝日の番組を昨年録画したのを見る。 インディアン(アメリカ先住民)のナバホ族には、特別な(神聖な)セレモニーの時にしか、名前を呼ばないという慣習があった由。 インディアンの祖先はシベリアから移って来たモンゴロイドとされる。名前を神聖なもの、或いは人前で呼ぶと不吉だ、という迷信?はモンゴロイド系の慣習かも知れない。 本居宣長は、日本の諱(いみな…名前を呼ぶことを避ける慣習)は漢意(からごころ)として本来日本にはなかった慣習だ、としたが、中国の慣習あるいは儒教の教えではなく、それ以前にモンゴロイド系の渡来人が持ち込んだものかもしれない。 俺は会社員が名前でなく、「課長」とか「部長」とか役職名で呼ぶことに違和感を覚えていた。韓国ドラマを見ていると今でも役職名で呼んでいるようだ。 俺のことを役職名で呼ぶ、ある会社の営業の人に聞いたら、お客さんの中には役職名で呼ばないと機嫌が悪くなる人がいる由…どうも、組織の長となったら、名前でなく、”○○長”と役職名で呼べ、という事らしい。まあ、無邪気と言えば無邪気だ。それから彼はお客さんを役職名で呼ぶことにしたと。一方で、俺の会社の社長は「さんづけ」を始めた。役職名でなく苗字の下に”さん”をつけて「○○さん」と呼べ、と。社長の意図は古臭い因習は捨てろ、ということだった。その古臭いい因習のおかげで儲からないんだから、と。 閑話休題: 役職名で呼ぶのはリスクが高い。相手が出世していたのに、それを知らずに偉くなる前の役職名で呼んだら最悪だ。言い換えれば、「相手のことをいつも気にしていて、昇進したこともチェックしてますよ」というPRだ。逆に相手が降格されたらどうするんだろうか????

政倫審の公開拒む自民 ガバナンス不全、説明責任そっちのけの迷走(朝日新聞デジタル)

2月27日付け朝日新聞デジタルに以下:  衆院政治倫理審査会(政倫審)の28日開催に向けた与野党協議は、土壇場で持ち越しとなった。自民党が「完全公開」を拒み続けた後、安倍派の西村康稔前経済産業相と二階派の武田良太元総務相が先行出席するとの提案を撤回。党内の対応方針が定まらず、 統治能力の欠如もあらわだ。説明責任 はそっちのけでの迷走が続く。 ※俺には全く理解不能な記事だ。日本人に統治能力や説明責任を求めるのは無理無駄、ということが分かっているのに、どうしてそれを求めるのか?俺の言うことはいつも同じ「違憲な自衛隊を70年以上もなくすことができないことをどう説明するのか?それで統治能力があるのか?」だ。日本の統治はアメリカ様任せだ。説明も簡単だ。「アメリカ様がそうしろと言うから」だ。 何か原理原則(ロゴス)があってやったことなら 説明できるが、 今まで営々とやってきたことを続けただけだから 説明なんてできやしない。(或いは説明は簡単だ。正直に「今までやってきたことをやっただけです」と言えばいい。) 統治とは何か原理原則(ロゴス)があってそれに従う・従わせるということだ。今までやってきたことを何も考えずに続ける、どこに統治があるのだ? 裏金だかパーティー券だか知らないが、そんな野暮なことをグダグダ言うなら、まず、自衛隊という大野暮から片づけてくれ。 閑話休題: 無理無駄(野暮)を強制し、それに従わない者を非難・攻撃する…これを「いじめ」と言う。ヘイトクライムに近いとも言える。いずれにしても朝日新聞が日ごろから「なくそう」「いけないことだ」と言っていることだ。いずれ、自民党が意趣返しをする…あまりの馬鹿馬鹿しさに政治家になろうという国民がいなくなる…絶望のあまりテロが起こらないか心配だ。それとも、日本人はテロも起こせなくなってしまった、と悲しむべきか。

Oscar Petersonを立て続けに聞く

友人のレコードを カセットテープにダビングした奴をテープナンバー1から順に聞いている。死ぬまでに全部聞かないと・・・今、150番目だ。Oscar Petersonがアルバム12枚分続く。このレコードの持ち主は既にこの世にいない。早熟な同級生だった。だから早死にしたのか。多大な影響を受けた。格好良かった。趣味も大変良かった。しかし、どうしてOscar Petersonなんて大して面白くないピアニストのアルバムをこんなにたくさん持ってたの?この友人と一緒にOscar Petersonの演奏を見た(聞いた?)ことがある。汗びっしょりになって弾いていた。一生懸命なのは認めるにしても、息苦しい。Petersonのピアノは「めくるめく」という言葉がぴったりだと思う。余白なし。音の洪水で埋め尽くそうとする感じ。悪い言い方をすれば、「音の垂れ流し」。余白、間が好きな俺の趣味には合わない。 Petersonの良さは歌伴で発揮される。Anita O'DayのVerveの録音。そしてこれもVerveだが、Ella & Louis。パワーが有り余ってるから、歌伴くらいの「刺身のツマ」程度のソロでお腹がいっぱいになる。彼のリーダーアルバムでソロが延々と続くと消化不良、胸やけを起こす。

AI仲人

 NHKニュースで複数の企業が共同で導入したマッチングアプリで結婚した若いカップルを紹介していた。カップルが言うには: ①参加している企業は一応しっかりした会社なので、アプリで紹介される人もそんなにおかしな人はいないという安心感があった ②アプリ(AI)が好みや価値観を知った上で紹介し、二人にふさわしいデートの場所・しかたを教えてくれる。そして二人のチャットの様子から、結婚に至る確率が高いとAIが判断すればプロポーズしろ、とアドバイスする。 そして見事にAI様のお導きで二人はゴールイン。 ①には俺も安心した。なあんだ、やっぱり所属してる企業でその人を判断するんだ。俺たちと一緒じゃねえか。 ②には笑ってしまった。昔、仲人したい、若い二人をくっ付けたい、という年寄の世話焼きがいて、「仲人口」をきいて、見合いさせ、男女をくっ付けようとした。つまり、男女をくっつけるために悪いことは隠し、嘘にならない程度に相手にいい男だ(いい女だ)、と言った。今は、そんな世話焼きもいないし、いたとしても、若い人は聞く耳を持たないだろう。下手したらセクハラだ。その代り、アプリやAI様のご託宣なら有難く聞く。AI仲人だ。 それにしても、AI仲人のおかげで結婚したのはいいが、揉めれば失敗や無駄が大嫌いな皆さんだから、即離婚だろうな。そうなったらAIやアプリを訴えるかね?落語では、仲人に相手の悪口を言い、愚痴をこぼすが…。 アメリカ人には世間がない。つまり神様にどう思われるかは非常に気にするが、親親戚知り合いにどう思われるか?は気にしなくてよい。だから二十歳そこそこで動物がくっつくように結婚(野合)し、簡単に離婚する。日本人には世間があって、それが結婚のハードルを高くし、同時に離婚の抑止力にもなって来た。まだ、日本に世間はあるように思うが、若い男女が結婚しなくなったのは、世間のせいではなく、男女の性差がなくなって来たからではないか?性差=プラスとマイナス、NとSでひきつけ合う。子供を作らなくなったのは、日本の将来が明るくないからだろう。離婚率はますます高くなるだろうね。これだけ転職するんだから。失敗した、と思ったら会社だろうが、結婚相手だろうがすぐ取っ換える。 俺たちの世代は仲人も嫌い、家や親や親戚も気にしたくない、自分の好きなようにしたい、という考え。仲人口に乗せられて結婚した(見合い結婚...

いわし、うまい

 安売りしていたいわしを開いて冷凍保存しておいたのを食う。 小麦粉をふってフライパンで焼いたら、照り焼きのたれをかけて少し焼く。たれが身に回ったら出来上がり。 これがうまい。 つくづく、いわしは下司な魚だと思う。脂ぎってるし、匂う。 ふぐ、鯛、ヒラメといった、味もそっけもない白身の魚は魚そのものは無味無臭だ。上品と言えば上品だが、魚よりは、たれや薬味を味わい、匂いを楽しむものだ。 いわし、さば、にしん、さんまと言った青魚は、魚自体の味や匂いを楽しむものだ。 いわしの匂い、悪く言えば臭み、これを何と表現するか?ネットで調べたがせいぜい「生臭い」しかない。”生臭い”ではあの、いわしの匂いをズバリと言い当てていない。「いわし臭い」とでも言えばいいか? 閑話休題: ロイヤルホストのハンバーグがうまい。サラダ、コーヒー、デザートみんなレベルが高い。ハンバーグは、”しまり”がよい。適度に硬い。俺が作ってもあんなに硬くできない。俺のはナイフで切るとすぐバラバラになる。ロイヤルホストのは固まっている。空気を抜いているのか?ツナギがいいのか?

ダメな時は・・・

 伊藤忠商事会長 岡藤正広 「将来の心配をせずに、今できることをやる」 栗山英樹 「負けるのはいい。負け方がある」 岩谷時子 「自分の不幸を考えずに他人の幸せを考えましょう」

公開済みの投稿が700件を超えた

 2年前に始めた本ブログ、投稿が700件を超えた。そして閲覧が3900件弱。 投稿1件当たり平均6件弱の閲覧だ。有難いと言うべきか、励みになると言うべきか。 閲覧数33が最高。閲覧ゼロも結構ある。 何が閲覧数の違いを生むのか全く分からない。閲覧数が多い方が嬉しいことは嬉しいが、閲覧を増やそうとは思わない。 1年前の投稿を読み直したら、結構いいこと書いてる。遺言のつもりで始めたんだけど、結構、単に面白いから書いてる。 ここ2,3週間、気ぶっせい日々が続いてきたが、運気の上がる3月も近づき、段々上向きになって来たかも。 雨の日が多かったから外に出なかった。晴れれば晴れたで花粉を理由に家に閉じこもっていた。大分体がたるんだ。そろそろ外に出て、筋トレも再開しよう、と思う。

日本が「"自称"民主主義国家」なのがよくわかる…ユダヤ人哲学者が見た、日本とナチスドイツの共通点

2月26日付けプレジデンントオンラインに以下。※山本七平さんが同様のことを言っていた。確かユダヤ教徒(?)は全会一致はおかしい、と言って差し戻すとか。みんなが同じことを言う=疑う人が一人もいない=間違っている(可能性がある)、と考えるのだ。これがピンと来ない日本人には民主主義は無理だ、と。少数意見を大事にしろ、と言うが、それは、少数意見に耳を傾けろ、ではなく、少数の反対意見があれば正しい可能性大だ、と言う意味である。・・・ 日本は本当に「民主主義国家」なのだろうか。比較文学者の 大嶋仁 さんは「ユダヤ人哲学者のポパーは『反証可能性』を説いた。ところが今の日本は、団結を重んじ、満場一致の拍手喝采で終わる会合ばかりだ。これは全体主義で、民主主義とは言えない」という――。 ■ポパーの「反証可能性」「アドホック」  初めて カール・ポパー の名前を聞いたのは大学生の時だ。広い教室に受講者はわずか。若い先生が熱心にこの革新的な哲学者について語っていた。  その頃、ポパーはまだ日本では知られていなかった。翻訳書も出ていたかどうか。先生の声が「反証可能性」「アドホック」などの言葉を繰り返していた。その時はピンと来なかったが、今になってなるほどと思う。  大学の講義とはそんなものだ。興味が湧かないでいる場合でも、無意識のほうが反応して、大事そうな言葉を記憶の貯蔵庫にしまい込む。そして必要な時が来ると、鮮明なイメージとともに蘇る。  アドホックといえば、そういう名のカフェがあった。場所は覚えていないが、妙な名前のカフェだと思ったものだ。店主はこの言葉の意味がわかっていただろうか。  アドホックは「その場しのぎ」のことだ。「コーヒーを喉に流し込みたい」ととりあえず入ってみるカフェがアドホック? だが、そんなことは店主にはどうでもよく、音の響きが気に入っただけなのだろう。 ■今のメディアは統制しなくても統制されている  「その場しのぎ」といえば、政治家の発言にはそれしかない。これでは国民がそっぽを向くのも無理はない。しかしもっと深刻なのは、それを追及しようとしないメディアだ。メディアはその場しのぎであってはならない。  振り返ってみると、戦前のメディアにはそれなりに力があったのではないか。戦時は言論統制が厳しかったというが、統制が必要なほどに言論が自由活発だったということで...

食料自給率のマジック

石破茂さんが国会質問で食料自給率計算において、「食料の必要量」を分母にすべき、という指摘をした。  農水省のホームページより: 「食料自給率」とは、その言葉の通り我々が食べる「食料」を「自給している率(割合)」です。「自給している割合」とは、「 日本全体に供給された食料 」に占める「日本で生産した食料」の割合ということになります。「食料」には、米や麦、肉、魚介類、野菜、果物など様々なものがあります。そこで、これらを品目毎に分類して、国内で生産している量や輸入している量を把握し、自給率を計算しています・・・ 確かに必要量を分母に計算すべきだろう。国際的に現状の計算法が求められるなら、それはそれで計算するとして、独自に「需要・必要量」を分母にした計算値も発表すべきだろう。現状の計算法は、日本人得意の「過去・既成事実」に基づくものだ。将来どうすべきか?の指針としては需要・必要量の予測に対してどうすべきか?が妥当だ。 そして、食料自給率もさることながら、潜在的な自給率を上げろ、つまり米の生産可能な田んぼを確保しろ、というのも卓見だ。 閑話休題: 石破さんの指摘でもう一つ驚いたのは「ソウルのシェルターが人口の3倍分ある」ということ。東京もせめて人口分程度は必要?。これも日本人が不得意だ。シェルターの議論なんて不吉だ、戦争が起こることを前提とする議論なんてしたら本当に戦争が起こる…といった感情(=言霊)に支配される人が多い。憲法改正同様、シェルター議論がいつ、どういう風に行われるか?興味津々だ。社民党なんてシェルター議論にどういう反応を示すんだろうか? つくづく、セキュリティというものに対する日本人の特異性を思う。国防にせよ、食料セキュリティにせよ、「いざとなったらなんて考えずに、今まで通り何も考えずに放っておこう」は根強い。そして、俺も「それでもいい/それしかできない」と思う。無責任だ。だって、もう責任なんてないもん!だ。

ブルーノ・ムナーリ「ナンセンスの機械」

 この本は1942年にイタリアで発表された。ムッソリーニのファシスト党が支配下戦争中のイタリアで、どうしてこんなバカバカしい「非国民」的な本が出せたのか? この本は、見開き左ページに機械の絵が描いてあり、右ページにはその動き、メカニズムが説明してある。以下に機械を紹介する。 一読して機械そのものも実にくだらないナンセンスなものだが、説明書きの、黄色でハイライトした部分は、そのナンセンスな機械の動き、メカニズムに全く関係も意味もない。 ・目覚まし時計をおとなしくさせる機械 ; 君たちがジェノヴァで買って来た 黒い滑車が糸を巻き付ける ・疲れた亀のためにトカゲを使ったモーター ;この歯車(イングラナ ッジョ )はこけもも(バ ッジョ )のチーズ(フォルマ ッジョ )製で、5月(マ ッジョ )2日に給仕(バ ッジョ )の決選投票(バッロッタ ッジョ )で選んだ… ・造花をにおわせる機械 ;ふたの内側には 18世紀の 鏡がはってある。 バレーゼの時計屋トーニ・トゥルソルディ氏 が、その鏡をのぞくと、なんとまあ、熱々の野菜スープの中に、高価な時計がいくつも沈んでいるではないか。トゥルソルディ氏は腰を抜かして、空気室の上に倒れる… ・ゆで卵をつくる時の自動時間計測器 ;シャム双生児ガメのアンネッタとルチアーナは、パンくずを固めて作った斜面を滑り落ち、千百三燭光の電球にぶつかって… ・留守中でも笛を鳴らすための機械 ;ロープは切れて、炭火アイロンが落ちる。アイロンは、 スミレの香水をふりかけ、セロファンで包んである ・シャンパンを瓶の下から取り出す装置 ; パラグアイのウサギ が驚いて、しっかり持っていた包を落としてしまう… チリ製のピストル の引き金を押して、発射させてしまう…この泡立ちぶどう酒の瓶は、まるで絵のような ヴェネズエラの帽子 の上に立ててある… ・乾燥卵の自動ふりかけ機 ; フィアンセの所に行く途中の雄クジャクの食道 を蹴飛ばしてしまう ・雨を利用してシャックリを音楽的にする機械 ; 1892年の春の空気 を吸って丸々とふくれた猫の皮の上に落ちて、ぎゅっとその皮を押して、尻尾の先にあいている穴から空気をシューと押し出す。ところが、このしっぽの先、レンズをみんなはずした天体望遠鏡につながっているのだ。望遠鏡の中には、レンズの代りに、洗ったり拭いたりできるよう...

社民党の存在意義(2月25日、よろず~ニュースより)

社民党の福島瑞穂党首(68)が24日、都内での党大会終了後に会見。2023年8月24日の、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出開始から半年が経ったことに触れ、同党が処理水を「汚染水」と表現する理由について持論を展開した。 福島氏は「なぜ(処理水を)汚染水と言っているかというと、完全に除去されているという立証がされていません。完全に除去されていないわけですから、それはもう処理汚染水というか、放射性物質は少量でも問題。私たちは、タンクに貯蔵するとか、他の方法があるわけですから、海に放出することには反対です。ゼロではないわけですから。問題だと考えている」と述べた。 記者団から「環境への影響、人体への影響は確認されていない」と問われると、福島氏は「この処理汚染水の問題は、極めて長期に渡ると思います。先日も、経済産業大臣が東電に対して申し入れを行いました」と、同原発の汚染水浄化装置から汚染水が漏れ出した事故を挙げた。 「ずさんだということで、わざわざ経産相が申し入れをしたわけですね。本当に由々しき事態だと思っている」と指摘。さらに「つながっている問題で、半年ではなくてこれからどれだけかかるのか。30年なのか、50年なのか100年なのかっていうことですから。もし半年で人体に対する影響が出ていたら、これは凄まじい話ですから」と、影響が出ていないかどうかの判断は早計だとした。 福島氏は「社民党は、人の命を守るために頑張っているというふうに思っております。必要な政党です」と結んだ。 (よろず~ニュース・杉田 康人)   さて、社民党は誰に支持され、何のために存在し、誰に支持されているのか? 理想的(空想的)平和論と同じく、理想的(空想的)環境論なのか? Wikipediaで自衛隊を合憲としているのか、違憲としているのかを調べたら、党としては違憲と宣言していたが、2009年、民主党が政権を取った時、連立を組んでいた社民党の福島瑞穂も大臣となり、自衛隊について聞かれると、「内閣の一員としては合憲」などと訳の分らぬことを言った。普天間基地については沖縄県外移転を主張して譲らず、結局連立から離脱した。 2023年7月、 「日本の国会議員も汚染水放流に反対している」ことを示すべく、 大椿裕子 社民党副党首が訪韓している。招聘してきた韓国左派政党 共に民主党 議員らと大椿副党首は「福島汚...

天皇の名前(諡、諱)

諡(おくりな):帝王 の死後に奉る、生前の事績への評価に基づく名前  もともと天皇には和風の諡しかなく、日本書紀には和風諡しか記載されてなかった。奈良時代に漢詩に強かった僧の淡海三船(おうみのみふね)が日本書紀に記載された歴代天皇に、漢風の諡を一括して後付けした、と言われる。例えば日本書紀では「 神日本磐余彦天皇 (かんやまといわれびこのすめらみこと)」という和風諡しかなかった天皇に「神武天皇」という漢風諡が贈られた。それ以降、全ての天皇の死後、漢風の諡が送られ続けている。 諱(いみな):本名、実名。 諱で呼びかけることは親や主君などのみに許され、それ以外の人間が名で呼びかけることは極めて無礼であると考えられた。平安時代から鎌倉時代にかけて男子皇族には「〇仁」という諱を付けることが増えた。 江戸時代には天皇に子が生まれると、「〇宮」という称号及び「〇仁」という諱をつけ、天皇となったらその死後、漢風諡を贈るようになり、今に続いている。

張本美和の目は兵馬俑の目だ

 世界卓球女子団体戦の決勝を見る。卓球は、地味で人気のなかった時代からテレ東が”育て”て来たスポーツだ。(宮崎義仁さんの解説がよかった。)卓球はテレ東以外は放映してはいけない、と思う。 釜山で行われた今大会も、どうせ中国が圧勝するだろうとあまり関心がなかったが、上さんが熱心に応援するのでテレ東で見る。そしたら、なんと、日本女子が決勝で中国に紙一重まで迫った。中国人の両親を持つ張本美和が惜敗して日本が負けたのだが、その目が特徴的だ。どこかで見た目だなあ、と考えていたら兵馬俑が頭に浮かんだ。やっぱり中国人の目か。 人気がなかった頃、宮崎義仁さんは卓球人気を盛り上げるため、テレ東と組んで卓球の大会を放送してもらい、自らは解説を買って出た。近年は平野早矢香、水谷隼といったスター選手だった人に解説させ、自分は選手強化に専念している。 フィギュアスケート、水泳など強化が上手く行っている競技は、次から次へと若手が台頭してくる。卓球も宮崎義仁さん他の努力で強くなっている。ボッチャと女子サッカーもうまく回るようにならないかな~。

日本株は誰がなんと言おうと、やっぱり暴落する コロナ後の「バブルのおかわり」は3回で終了だ

 東洋経済オンライン2月24日  小幡 績 の意見  より抜粋:   私はサブシナリオとして、早ければ週明けの26日の月曜日は材料出尽くしで暴落が来る可能性が若干あるとみているが、メインシナリオはこの勢いで26日以降、早々と4万円台を突破し、その後、乱高下を続け、3月8日のいわゆるメジャーSQ(先物とオプション取引が同時に清算を迎える日)、この日に最後の幕が下りると考える。つまり、大暴落が起きる、ということである。 俺も日経平均が4万円を超えたら、タイミングは分からないが、いずれ日本の株価急落と予感する。小幡さんのように、バブルと断言するのではないが、循環というか、「歴史は『急に上がったら急に下がる』ことを繰り返して来た」ということだ。 100年前のパターンだと、これから10~20%下がって、再び上昇、1927年の 昭和恐慌、1929年の世界恐慌などを経て半値以下に…だった。

カスピ海と黒海の間の国々

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 BS NHKで加藤登紀子が「百万本のバラ」という歌をジョージア(グルジア)に歌いに行く、という番組を見る。加藤登紀子の姿や歌より、2008年北京オリンピックの最中にロシアとジョージアの間に武力闘争があったことを知って驚いた。調べると、ジョージアからの独立を目指していた 南オセチアに ジョージア軍が攻め入ったら、駐留していた ロシア軍に返り討ちにされ、結局、ロシアによって北部の2州がアブハジア、南オセチアという国として独立が認められた…という事件。ロシアとジョージアの間にも紛争が絶えなかったことを知った。ウクライナ、ジョージア、チェチェン…ロシアの黒海・カスピ海周辺地域への執着というか、おぞましいほどの侵略性だ。それにしても、旧ソ連の国々はオリンピックの最中に戦争するのが好きだ。ロシアのウクライナ侵攻は、2014年のソチオリンピックの最中と2022年北京オリンピックの終わった翌日に行われた。 Wikipedia記載のカスピ海と黒海の間の地図を以下。 よく耳にするチェチェンもこの地域にあることを知る。 地図にあるグルジア(ジョージア)、アゼルバイジャン、アルメニアは1991年にソ連崩壊と同時に独立した。 以下、Wikipediaより(抄録): ジョージア(グルジア): 約90%がグルジア民族。ジョージア正教徒75%。グルジア民主共和国だったが、ロシア革命の後、1921年にソ連に併合され、1991年再独立したが、クーデター、独裁政治、不正選挙と言った、ロシアと酷似した政治状況が続く。1997年、ウクライナ、アゼルバイジャン、モルドバと共に、ロシアからの独立を守るGUAMを設立。南オセチア紛争の背景は、元々、イラン系のオセチア人が独立を求めていたのをジョージアが押さえ付けようとしたことによる。上述の2008年の南オセチア紛争を受け、それまでグルジアと言っていたロシア語読みの国名をジョージアに変更するように主張。(日本も2015年変更)ロシアと決定的に不仲か、というと、ロシアと近いオリガルヒが政府のスポンサーなので、2022年のウクライナ戦争以降もジョージアはロシア制裁に加わらず、 ロシアから逃げ出す人々を ビザ なしで受け入れている。ロシアを見習って独裁政治(多分汚職まみれ)で、ロシアと仲良くなったり、悪くなったりしている。この点、ウクライナに似ている。ソ連崩壊の...

一白水星の運気

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ハンコ屋の小林大伸堂の「一白水星2024年の運勢と年間バイオリズム」によれば、 俺の(一白水星の)2024年の運勢は以下: 意欲溢れる一年ですが、周囲とのすれ違いにやきもきすることも。年の前半は力を蓄える助走期間。追い風に乗る5月は積極的に行動し結果へと繋げましょう。好奇心旺盛に興味があることに挑戦してみて。10月はあなたの頑張りが認められる好調月となります。11月は自身も環境も機運が落ち込むタイミング。無理して抗わず、大きな決断は少し時間をおくことをおすすめします。 ・・・逆に運気の悪さで言うと2月は最悪だ。3月に急に良くなって、10月までは好調、11月にガタンと落ちる…確か、来年は最高の運気(成果の年)だ。 最近面白いこともなく、何か元気が出なく、うつ状態だが、以下のバイオリズムグラフを見て、自分を慰め、「3月になったらいいことあるさ」と励ます。まあ、年全体で言えば、今年は来年の「成果の年」に向かう、「発展・飛躍の年」だ。 会社を辞めるまでは「高島易」の本を10年以上毎年買って、「だから今年は…」なんて思って来た。この本は毎年10月頃からその翌年分が発売される。それを買っては、「来年はどうなる?」なんてやってた。考えてみればこの「九星気学」による占いは、9年周期で同じ運勢が繰り返されるのだから、9年続けて買えば、改めて新しい本を買う必要はなかったのだが… 結局占いって不運な時は「いつかよなるさ」と慰め励まし、好運な時は「調子に乗るなよ」と戒めるためのバランサーではないか???

自由の代償?

 アメリカではどうしてあんなに薬物依存、麻薬がはびこるのか?銃同様、麻薬をやるのも自由だからか?共和党・福音派が強く、薬物に厳しい州では、薬物の使用者、売人などをどんどん捕まえるが、更生できないで再犯の可能性が高い。罰するだけで更生・再犯防止というアイデアがない、刑務所がいくつあっても足りない、という批判がある。そして捕まった女性の子供も大きな問題を抱える。 トランプ、共和党支持者・福音派はこういった犯罪者及びその家族を「悪者だから隔離する。捕まえて罰する」と主張する。 一方で民主党支持者は、犯罪予防、あるいは、更生・再犯防止を主張する。 日本では民主党的な予防・更生が主流だ。しかし、それも薬物があまりはびこっていないからだろう。 銃もそうだが、結局、薬物をはびこらせないことを考えるべきではないか?きれいごとを言えば、銃も薬物も要らない社会にすることが第一歩だ。 銃や薬物といったアメリカの病に対し、民主党も、共和党も対症療法だけで、銃や薬物の(要ら)ないアメリカ、を作ろうとはしない。そして正反対の対症療法を互いに攻撃し合う。日本の民主主義同様、これも「ごっこ」だ。 日本はアメリカほど銃や薬物に侵されていない。しかし、自由の象徴である銃を国民に禁止し、国としても軍隊と言う「銃」を禁止しているわが日本は不自由だ。 閑話休題: 共和党・福音派は白人至上主義で、また、聖書にならってジェンダー満載だ。これがまた民主党との大きな違いになる。それでも、まだアメリカという国は分裂しないのか?なんとなく、共和党は駄目亭主で女房に悪態をつき、民主党は世話女房で駄目亭主に「アンタ、なに馬鹿なことを言ってんのよ。」と叱り…という感じ。アメリカ民主主義って夫婦漫才か?多様性を主張する民主党はバカな駄目亭主でも否定せず尊重し、見棄てたり離婚する訳には行かないのだ。 銃に関しては、独立戦争の時、銃を取り上げようとしたイギリスと闘うために、自由を自分で守るだめに、というアメリカ建国の”神話”が基になっている。ここでいう神話とは「多くの国民に共通して抜きがたく存在する深層心理」といった意味だ。アメリカで銃規制を主張するのは日本では天皇を批判するみたいなものだ。日本の憲法9条も今や神話の域だ。

大槻祐依さんによるZ世代の蛙化現象の解説

NHK視点・論点で 大槻祐依さんによるZ世代の蛙化現象の解説を聞く。  蛙化とは「好きな人のささいな行動で気持ちが冷める」こと SNSで理想を膨らませる→現実とのギャップに失望する 自分の理想を実現するのに無駄・損をしたくない→失敗した、と思うと他に乗り換える 恋愛も、相手が時間や金を費やす価値がない、と判断すれば相手を替える。 非情に参考になった。 問題は、「理想」の中身だ。もしかすると、「無駄・失敗なく○○をしたい」というのではく「無駄・失敗のないこと自体が理想」なのか?俺には「無駄・失敗をしてはならない」という強迫観念にように思われる。しかし、考えてみれば、「失敗や無駄も必要だ」なんて言葉は、若い時には負け惜しみのようにも響く。失敗しても無駄しても、それなりにいい結果が出せた人はそう言うが、失敗や無駄の果てに失敗人生に終わる人の方が圧倒的に多いだろう。しかし、無駄・失敗を恐れるあまり、リスクがない=何もしない人生に終わる心配はないか?「沈香も焚かず屁もひらず」で、そんな人ばかりでは大変革、大発明なんてできないのではないか?そういう人生は無駄も失敗も、そして面白さもないように思うのだが。Z世代に言わせれば「無駄や失敗がないことが面白い」ということか? 失敗したら他に乗り換える…失敗したら次は成功するように努力するのは無駄なのか? これらの疑問に対する答えは将来、Z世代の方々が出してくれるだろう。 エッセンシャルワーカーになって人を支えようとか助けようというのは理想になるのか? 政治家・役人になって日本をよくしようというのは理想になるのか? 誰か、SNSで若者をエッセンシャルワーカーや政治家・役人が理想だ、と洗脳してくれないか? 閑話休題: 俺はZ世代の言う「理想」を「格好いい」と言っていた。就職前の俺にとって、「格好いい」のは、目立たないどこにでもいるサラリーマン、であった。 SNSで理想を膨らませる…幸せなことだ。ウクライナやアフガニスタンやパレスチナの若者にはできないだろう。厳しい命がけの現実が目に前にあるのだから。

皇后の研究

 明治天皇の正妻、昭憲皇太后は西洋化を図る伊藤博文らの願いに対し「国のためなら何でも致す」と、着慣れた和服ばかりでなく、大事な儀式には、肌も露わな西洋式のドレスを着たのだそうだ。彼女は明治天皇の後継を生むことが出来ず、明治天皇の側室の柳原愛子(なるこ)が生んだ男子が大正天皇となった。 明治天皇は丈夫な男の子に恵まれず、その反省もあってだろう、大正天皇には丈夫で元気な女を、ということで色黒で容姿端麗ではないが健康な貞明皇后が選ばれた。貞明皇后もまた、様々なチャレンジをさせられた。Wikipediaによれば、貞明皇后は、藤原氏の家系出身の最後の皇后で、また、大正天皇夫婦から皇室の一夫一婦制が始まったのだそうだ。これも、西洋諸国、キリスト教を意識してのことだろう。そして期待に応え、昭和天皇他、一人でたくさんの男の子を産んだ。 山川三千子という、昭憲皇太后に仕えた女官は、今で言う「発達障害」だった大正天皇は貞明皇后一筋という訳ではなく、他の女に手を出そうとした、などという内輪話を書き残したらしい。読んでみよう。 昭憲皇太后が言ったという「国のため・・・」。彼女にとって”国”とは何であったか?列強に押しつぶされそうな、ひ弱な日本の独立を守るためなら何でも致す…覚悟と緊張感満々だ。そんな日本がビギナーズラックで戦争に勝っちゃた。それを成し遂げたのも明治維新に関わった先達達の覚悟と緊張感があったからだろう。彼らがいなくなり、昭和に入ってからは、 「唐様で貸し家と書く三代目」を地で行って、国をつぶした。この時滅んだ日本国は、日本人は天皇家から始まったというフィクション・神話に支えらていた。戦争に負け、このフィクション・神話は国と共に滅び、日本の国境は侵された。日本を支えるフィクション・神話は、平和憲法・民主主義に取って代わられたはずだが、 日本人は天皇家から始まったというフィクション・神話ほどには日本人になじまなかった。やっぱり、マッカーサーや占領軍に作ってもらうのでなく、少々おかしくてもいいから、日本人が 自分で生み出さないと…しかし、今の日本人には、そんなことすらできそうにない… 閑話休題: 国というものはオワコンではないか??? 既成事実に基づいて国境を定め、その枠の中を「国」と言う、その既成事実が厭だから、屁理屈をこねて他国に侵入する…ウクライナ東部の「ウクライナ国...

正肉って何?

 スーパーで鶏肉売場に行くと、「正肉」とある。これが読めないし、意味も分からない。同様のことを考える暇人がいるらしく、あるブログに答えが。 読み「しょうにく」。意味は「骨や余分な脂などを取り除いた食用肉」だそうだ。これでスッキリした。 家の上さん、鶏の皮が嫌いだ。皮は取り除いてなくても「正肉」と称して販売してもいいのだろう。確かに皮を取り除いた鶏肉は「皮なし」などと明記して売っている。 一方、骨付きのももには「骨付き」と書いてある。 「正味」の「正」だろう。 このブログによると、焼き鳥屋で「正肉」と言えば、「せいにく」と呼んで鶏もものことだとか。

五輪汚職の高橋治之の「告白」を新聞・テレビが報じないワケ…誰を怖がっているのか?(元木昌彦)

日刊ゲンダイ DIDITAL に2月18日付けで以下。 【週刊誌からみた「ニッポンの後退」】  東京五輪の受託収賄事件で1億9800万円のワイロを受け取ったとして起訴された高橋治之元電通専務が週刊文春(2月15日号)で、 “安倍晋三に裏切られ、 森喜朗に嵌められて …”と「初告白」している。 「森さん(喜朗元組織委員会会長=筆者注)から『あなたはマーケティング担当理事です』なんて言われたことは一度もありません。森さんが勝手なことを言っているだけ」  招致委員会から高橋の会社に多額のコンサル料が振り込まれていたことについては、 「招致活動をする時には、当然、渡航費などの経費がかかる。招致委員会にそうした予算はいくらあるのか聞いたら、『ゼロ』というんです。『お金を集めてください』って。それで、一社二億一千万円の協賛金を集めるパッケージを作って、色んな企業に声をかけた。僕だけで約二十五億円集めました。そのうちの三十%は僕の招致活動費に使うという契約を交わしていたので、七、八億円くらいが僕の会社『コモンズ』に振り込まれました」  自身が「見なし公務員」で、スポンサー企業からカネを受け取ることで刑法上の罪に問われる恐れがあるという認識はあったのか問われると、 「僕が理事になった十四年時点では組織委は一般財団法人でしたが、翌十五年に『オリ・パラ特措法』ができて、組織の理事は公務員とみなす、いわゆる『みなし公務員』となることが決定したといいます。でも、この変更について組織委からの説明は何もなく、紙っぺらが送られてきただけ。それも色んな書類に紛れて全く記憶に残っていませんでした」 要は、高橋は民間のコンサルタントとして金集めに協力したので何らやましいところはない、森は法廷に出て本当のことを言ってくれと懇願しているのである。 文春のスクープにケチをつけるわけではないが、高橋側の言い分をそのまま載せるという条件で折り合ったのであろうか、いつもの文春の突っ込みがやや弱いと感じた。 しかし、文春記者とは別に、大手メディアの多くの記者が高橋に接触していたはずなのに、なぜTBS以外のテレビや新聞は報じようとしないのか? それは、 彼らが警察や検察に怯えているからである。 私は週刊現代(1996年新年合併号)で、当時、地下鉄サリン事件などの主犯として逮捕・起訴された麻原彰晃の「供述調書」...

三重県産の黒毛和牛

 近くのスーパーで「三重県産黒毛和牛」なる牛肉が売られていた。初めて見た。つまり、三重県の牛肉なら松阪だ、と思い込んでいた。三重県・四日市にはよく出張で行っていたが、四日市では牛肉と言えば松阪牛だったような気がする。(もっとも四日市で、それほど頻繁に牛肉を食った訳ではないが)「虚を突かれた」思いだ。 「松阪」を名乗ることができない事情・理由があるのか、それとも敢えて「三重県には松阪以外の牛肉もあるぞ~」と訴えたいのか? この伝で行けば、米沢牛ならぬ「山形県産の和牛」も神戸牛ならぬ「兵庫県産の和牛」も、近江牛ならぬ「滋賀県産の和牛」などもあるんだろう。 実は、松阪牛って脂身が多くて好みではない。年齢のせいもあるかも知れない。そもそもブランド牛をありがたがるようなことはない。強いて言えば、神戸牛が好きか。脂が多いのは苦手なんだが、かと言ってヒレもあまり…。ここ何年か、モモ、ランプが好きだ。モモなら比較的安いし。そしてステーキよりローストビーフが好みになってきた。

なぜ日本人2人を殺した米軍人は「英雄」として釈放されたのか…米国人を日本の法律で裁けない「在日米軍」の闇

2014年2月8日付けプレジデントオンライン記載: 実に興味深い記事だ。米兵なら日本で人殺してもアメリカ政府が守ってくれる、という驚くべき事実もさることながら、アングロサクソン―ユダヤのアクロバティックな屁理屈がここまで来ると「ご立派!」だ。岸田君は、バイデンから兵器を買え、と強要されただけじゃなく、こんなことも押し付けられてたんだ。 以下、引用 交通事故で日本人2人を死亡させ、過失運転致死傷の罪で禁錮3年の刑に服していた米海軍大尉が、昨年12月に米国へ移送され、今年1月に仮釈放された。ジャーナリストの岩田太郎さんは「日本で有罪が確定した米軍人の刑の減免は治外法権そのものだ。背景にはバイデン大統領をはじめ米政府高官や議員の圧力がある」という――。 2021年5月29日の午後1時ごろ、妻子とともに富士山への登山を終えた米海軍横須賀基地所属のリッジ・ハネマン・アルコニス米海軍大尉(33、年齢は当時)が運転する乗用車が、静岡県富士宮市で計5台の車に衝突する事故を起こした。片側1車線の国道469号沿いにある飲食店の駐車場に、対向車線を越えて突っ込んだのである。 この事故で、富士宮市の女性(享年85)とその義理の息子で静岡市清水区の男性(享年54)、および女性の娘(53、当時)の3人が、乗っていた車から出た直後、車と車の間に挟まれた。 すぐドクターヘリで病院に運ばれたものの、女性と男性は死亡。救急車で搬送された娘も怪我を負った。 富士宮署は公務外であったアルコニス大尉を現行犯逮捕。 人命が失われたことから過失致死傷容疑に切り替えて取り調べが行われ、アルコニス大尉は居眠り運転による自動車運転処罰法違反(過失致死傷)で起訴された。 2021年8月に静岡地裁沼津支部で開かれた初公判で、アルコニス被告は「事故によって痛みと苦しみを味わわせてしまい、とても申し訳ない」と謝罪する。 地元テレビ局の静岡放送(SBS)は、アルコニス被告の発言を受け、「米軍人の男が起訴内容を認めた」と報じた。 だが、実際にはアルコニス被告側は細部で起訴内容を認めていなかった。 検察は「アルコニス被告が眠気を催し、直ちに運転を中止する注意義務があったにもかかわらず、運転を続けた」としたのだが、被告は「当時は疲労しておらず、周りの状況もよく把握していたが、登山による急性高山病のため突然失神して意識を失った」と主張...

「警察官のなり手10年で6割減」教員、自衛官、整備士…エッセンシャルワーカー不足で生活維持ができなくなる日

2024年2月7日付けプレジデントオンライン記載の、 リクルートワークス研究所・古谷星斗氏の記事: リクルート得意のマッチポンプ商法だが、面白い指摘だから眉に唾つけつつ・・・読む。 リクルートにせよ、様々なコンサルにせよ、日本の将来を憂い、語るんなら「日本人が日本国で人口何人で、どんなことをして、どんな生活をしているのか?或いはすべきなのか?」という前提が明示されなければならない。例えば人口5千万人で江戸時代のように鎖国して、電気もなく、農業主体の生活をしている、と想定すれば以下のお話は意味がないものとなる。 リクルートは一方では会社なんてもうオワコンだから、若者よ、会社なぞに生涯をかけないで、自分を高く売るために転職しろ、と言って、若者をその気にする。そして、みんながそうなれば、一つの仕事を極めないとなれないエッセンシャルワーカーなんていう負け犬はいなくなるに決まってる…それを見越して、今度はエッセンシャルワーカー推しに切り替えようという事らしい。冒頭、 労働の需要と供給をシミュレーションしたとある。どういう前提を置いてシミュレーションしたのか、教えてもらいたい。ついでに、日本という国は「 将来人口何人で、どんなことをして、どんな生活をしているのか?或いはすべきなのか?」について語り、政治家や官僚をご指導いただけだけないか?イタリアでは政府がコンサルにお世話になってるらしい。日本でもコンサル様が政治に口出しすればよい。 2040年に1100万人余の労働供給が不足する なんてことはない。エッセンシャルワーカーの数見合いでしか人は生きられない。つまり、エッセンシャルワーカーが不足すればそれに応じて老人などエッセンシャルワーカーに面倒見てもらっている弱者が死んで人口が少なくなる。その結果、エッセンシャルワーカーの不足ということにはならない。 労働供給は今後、加速度的に減少していく… なら、エッセンシャルワーカーの確保を優先しよう。転職してコンサルになったりするのを禁止しよう。これがリクルートお勧めの今後の生き方だ。 そんなバイアスをかけてリクルート様のご託宣をお聞きしよう…。一聴には値する。   人手不足は介 護、建設、物流業界だけの話ではない。すでに自動車整備士や保線作業員、薬剤師、教員といったエッセンシャルワーカーの不足が深刻化しているだけでなく、私たちの生...

ティラミスを作ってみたらうまかった

 たまたまマスカルポーネを安く手に入れた。ネットでざっと調べると、マスカルポーネって生クリームと混ぜて使うものらしい。ヤマザキの「やわらか卵のシフォンケーキ」と生クリームを買って、さて、何を作ろうか?今までティラミスなるものを食って、旨いと思ったことがない。ということでティラミスを作ったことがなかったが、マスカルポーネに「当然、ティラミス作るんだよね」と言わんばかりに、コーヒーシロップがついているので素直にティラミスを作ることにする。 卵を白身と黄身に分け、黄身をハンドミキサーで白っぽく。これにマスカルポーネ、八分に泡立てた生クリームを加えて更に泡立て、最後に白身をメレンゲしたものを加えて混ぜる。これでクリームが出来た。 「やわらか卵のシフォンケーキ」を半分の厚みに切って水75ccを加えてかき混ぜたコーヒーシロップ半分をかけ、クリームの半分をかけ、その上に再度シフォンケーキ半分を重ね、コーヒーシロップ、クリーム半分をかける。最後にココアを茶こしでふるってかけて出来上がり。 マスカルポーネ、生クリーム、卵で作ったクリームが軽くてうまい。生クリームが36%だったのがよかったのかも。 閑話休題: マスカルポーネは100g買った。生クリームは200cc買う。使う生クリームは100ccだ。余った生クリームは、苺と「やわらか卵のシフォンケーキ」でショートケーキ風にした。

リンツチョコレート・スイスとイタリアの食べ比べ

 リンツのコストコバージョンの安物を買ったらパッケージにイタリア原産と書いてある。本場というか、リンツ発祥の地、スイス原産のものと味比べをしたいと思って、リンツのパッケージにスイス原産と書いてある物を買い、コストコの廉価版と比べた。(赤い包のミルクチョコレートで比べた) 俺:イタリアの方が口どけがいい。(口に放り込んだあと、早く溶ける)他の点では差を認めない。 上さん:味、口どけなど差は認められない。ただ、スイスのは中に穴(隙間)があいていた。 要はイタリア製のコストコ廉価バージョンの方がいい、という結論だ。

近くの安床屋にて(3時でも2時過ぎか?)

家の向かいに980円の床屋がある。髭剃りはもちろん、シャンプーもなし。俺の頭ならものの10分もあればカットが終わる。早くて安い。かれこれ10年以上通っているが、インフレにも関わらず、値上げしない。こんなんじゃあ、床屋も儲かんねえなあ、これじゃあ、床屋の従業員の給料も安かろう、などと思う。 さて、その床屋に行った。その日は、クーポンだかポイントの関係で上さんがレストランンで昼食を予約してあった。上さんに相談すると、昼飯を食った後も他に買い物があるかも知れないから、床屋に行くなら3時以降にしろ、とのお達し。 そこの床屋は、入り口を入るとタブレットがあって、そこに指名はあるかとかカットだけかとかいくつかの質問があって、それをクリアすると整理券が出て来る仕組み。すると、店員が、「〇〇時に来てください。」と言うから、その時刻に合わせて行くと、大体10分から長い時で20分くらい待たされて順番が来る、ということになっている。 いつもの通り、タブレットを操作していたら、店員が「2時過ぎになります」と言う。俺が「3時過ぎでもいい?」と聞いたら、店員は「予約は出来ないんですよ~」と言う。俺はこれを「安い床屋に来るような貧乏人は時間指定なんかするな。店に指定された時刻に来て何分んか待ってろ」と言ってるように聞こえ、切れた。「じゃあいいよ」とタブレット操作も中途で放り出して出て来た。 上さんにこの顛末を報告すると、「そのまま整理券を貰って3時過ぎに行ったらどうなったかしら」と言う。 「そうだな。3時だって2時過ぎだしな。どうせ指定された時刻から10分は遅れるんだから、10分遅れは許容範囲だ。それなら1時間遅れも許容限度かな?今度試してみようか?そもそも3時何分と時刻を指定してないんだから予約じゃあねえんだ。それを予約なんて抜かすから頭にくる」と俺。 昼食後、大した買い物もなく、結局2時過ぎに家ににたどり着きそうになった。仕方がないから業スーによって買い物をして3時頃、家に帰りついた。 閑話休題: 床屋の店員の言うことは全く正しい。しかし慇懃無礼だし、予約でもないものを予約と言い換えている。「こちらの指定した時刻に来ていただいて、少し待っていただく、お客さんには迷惑かけるど、そうやって効率よく回しているから安くできるんですよ~」とでも言ってもらったら俺は切れなかった(かな?)。

朝日新聞デジタルより2月16日付け 社説「インドネシア 民主化 後退させぬ鞭を」

以下コピぺするが、ものすごく上から目線だ。インドネシアのことより我が日本国の”民主主義”をどうさべきか述べてもらいたい: 四半世紀にわたり積み重ねてきた民主化の実績を損ねてはならない。それこそが世界4位、2億7千万の人口を抱える東南アジアの大国が、国際社会の要として重責を果たす原動力だからだ。  5年に1度のインドネシア大統領選が投開票され、国防相のプラボウォ氏(72)が勝利を宣言した。10月に就任し、国民の平均年齢が30歳以下の活気あふれる新興国のかじ取りを担う。 2億人を超す有権者が国家元首を直接選ぶ「世界最大の直接選挙」だ。3候補の争いに大きな混乱はなく、民主主義の成熟ぶりを印象づけた。  ただ、懸念もある。  プラボウォ氏は、1998年まで約30年間、独裁を続けたスハルト元大統領の元娘婿だ。国軍幹部として、民主化運動の弾圧など人権侵害に関わった疑いで軍籍を剥奪(はくだつ)された過去がある。  勝利を確実にしたのは、SNSなどを使ったイメージ戦略で独裁の記憶が薄い若者への浸透に成功したからだ。過去を知る世代には不信感も根強い。大統領に就任したあかつきには、すべての国民の不安を払拭(ふっしょく)する責任がある。  ジョコ大統領の「後継」の立場を得たことも追い風になった。ジョコ氏は同国初の庶民出身の大統領として2期約10年を務める。経済成長やインフラ整備などで実績も重ね、今でも70%前後の高い支持率を維持している。  だが2期目では強権的な手法も目についた。独立機関「汚職撲滅委員会」の権限を弱め、大統領や政府への侮辱を犯罪とする刑法改正を行うなど言論統制を強めた。  大統領選でプラボウォ氏は、ジョコ氏の長男ギブラン氏(36)を副大統領候補に指名した。規定の年齢に達していなかったが、憲法裁判所はギブラン氏が地方首長を経験していることを理由に、出馬を認める判断をした。  その憲法裁の長官がジョコ氏の義弟だった。一族が政治的な影響力を残す思惑で民主的ルールをゆがめたのでは、と批判されたのは当然だ。  インドネシアには、退潮が指摘される東南アジアの民主主義の「防波堤役」が期待されているだけではない。  米欧と中ロの対立が深まる昨今、国際社会の分断の「橋渡し役」としての存在感も増す。単に人口規模や経済力だけでない。民主化を進め、法の支配や人権など普遍的価値を重視してきた努力...

ゴディバでうまいもの発見

 昨日(2月14日)夕方、バレンタインの売れ残りと判断されたのか、ゴディバのテリーヌショコラなるケーキのようなものがスーパーのパン売り場で半額になっていた。俺が「ゴデイバってあんまりうまいものに出会ったことないなあ」と逡巡しながら手を伸ばしたら、一瞬遅く他の人の手が前から出ててきた。それを観じて「逡巡」が、「突撃」に変わり、負けじと手に取った。そういった経緯なので元の棚に戻すわけにもいかず、勢いで買わざるを得ない。 ゴディバのチョコレートを始めて食ったのは1980年代前半(多分1981年)だったと思う。まだ日本では知られていなかった。ベルギーチョコレートってのも知らなかった。当時、チョコレートと言えばスイスだったような気がする。アメリカに行ったとき、誰かから「高級チョコレートだ」とか言われ、何かの拍子に土産にでもしようと?買ってみたが、全然うまくない。当時から、チョコレートと言えばロッテ・ガーナが一番うまいと思ってきた。最近はあまり熱心に食べ比べをしていないが、今でもロッテのチョコレートはうまい。最近ではカカオ72%の「カカオの恵み」がうまかった。明治の「チョコレート効果」よりうまい様に思う。(ただし、両方とも期限切れ間近で安く売ってるやつだから、”実力”ではないかも。少なくとも明治は劣化に弱い??) その後、バレンタインとかお土産とかで何回かゴディバチョコレートを食べる機会があったがうまいと思ったことはなかった。ということで、ゴディバには、あまりいい印象はなかったし、自分から買うことはなかった。 さて、このような経緯でゴディバの名を冠したケーキを買って食べた。恐らくゴディバ製であろうと思われるチョコチップが乗ったチョコレートケーキ(焼き菓子)だ。ふんわりとうまかった。どこのパン屋が作ったのか、チェックしたら敷島パンだった。 もしかすると、ゴディバのチョコレートそのものは日本人の口には合わないのかも知れない。ところが、ゴディバブランドを冠して日本のパンメーカーがパンやケーキを作るとうまいのかも。 ちなみに近年、ロッテ・ガーナがアイスクリームその他、チョコレート以外に使われているが、成功しているケースは少ないように思う。 閑話休題: 1990年代まではバレンタインチョコレートが流行っていた。バレンタイン・デイには、俺の会社では、社内の書類を航空便を使ってやり取...

串田孫一 の言葉

 おそらく小鳥たちは、人間のようにあまり意味のない空想に耽ったり、昔のことを徒に後悔したり、また未来への不安を抱いて絶望に陥ることはないでしょう。この頃はまたシジュウカラが三羽四羽一緒になってよくやってきます。木の幹に、またその裂けた皮の間に身を隠して冬を越している虫を探しに来るのです。その確信を持った探し方、機敏な身のこなし、そしてそれらの自分の生命のための働きをしながら、常に四方に細かく気を配る姿、私はむしろここに考える姿を見てもよいと思います。 ベルグソンは、ある時の講演の中で、この「必要」ということを取り上げまして、普通の人間はみな「必要」によって何かをしている、そしてこの「必要」は物を見る時にはそれをよく見ることをできなくしてしまうということを言っています。そしてその必要から解き放たれている人、何の拘束も受けずに物を見ることのできる人が芸術家だという訳です。例えば、摘み草に行くときに、それが全くどうでもよいリクリエーションの場合は別ですが、摘み取る草だけを一心に探していますと、その草原にどんな珍しい花が咲いていましても、却ってぼんやりそこを歩いている時よりも気が付かないだろうと思うのです。 二匹の狐は凍った河を前にしてそれぞれ何かを考えているようです。果たしてこの河に張った氷は、自分の体の重さに耐えるだけの厚みがあるかどうか、それを疑っているのです。ところが、この二匹の狐は河を渡りました。この狐の態度に対しまして、トラキアの人達と、支那の人たちの見方が違うのです。トラキアの人々は、狐は慎重であった、注意深かったというだけでなしに、氷の厚みを疑った上で、誤りのない推理判断をしたということで非常に賢い動物として賞賛されました。ところが、支那の人はそうは受け取らずにともかく河を渡ることができた以上、河を前にして無駄に躊躇していたのであるから、それは愚かしい態度だといって軽蔑されました。 清潔に洗濯をした白ズボンに白シャツの二人の若い人が、一つのこれも新しい白い球を見守りながら、右へ左へ、あるいは前へ後ろへ、自分自分の体をのびのびと移して、球を打ち返していました。私もその白い球の、時にはとよく、時には掬い上げられるように弱く飛ぶのを見ていたのですが、いつか今度はその球を打ち込んで次に相手から返って来る球を待ち構えているその身構え方を見つめていたのです。不用...

吉野秀雄「病床日録」より

 昭和37年8月18日の日記を下記: 8月18日 くもり 台風12号の影響 〇ソ連が日本領土千島を占領したこと、 敗戦当時北海道まで奪おう としていたことは、時々思い出しては腹を立てる 〇 終戦 のあと、朝鮮人は第三国人と称して汽車電車に無切符で乗り、車掌が何か言うと脅迫した。(何度も実見した)行列を作っていると、その先端に割り込んで来るのは普通だった。人間としてこうまで卑しい者にいかなる場合にも好意はもつまいと思ったことをふと思い出した。今は気持ちがすっかり緩和されているが、忘れ切ったわけではない。 ※昭和20年以降、8月15日の前後に、多くの日本人はある種の感慨を抱いた。敗戦当時ソ連は北海妻で奪おうとしていたのは本当か?多分本当だろうが、アメリカ・ルーズベルトの策略で、千島を与えてスターリンに北海道も、と思わせ、その気にさせた、という事ではないか?これで日ソの間にくさびを打ち込んだ。スターリンといい、プーチンといい、西側の策略にはまって踊ろされ、悪役を演じる、という印象がある。 朝鮮人が自ら「第三国人」と称していたことは初めて知った。俺は日本人が大陸から渡って来た人たちを差別して第三国人と蔑称した、と思っていた。「俺たちは権利も認められない『第三国人』だ、だから義務も責任もない」と言う論法だろう。このことをもって「これだから朝鮮人は…」などとは思わない。日本人だって満州では国家から見棄てられ、わが子を棄てた。 興味深いのは「敗戦」と「終戦」の使い分けだ。 吉野秀雄は歌人だったので、終戦と敗戦を何らかの基準・こだわりで使い分けたと思う。 日本のポツダム宣言受諾の日(8月15日)=終戦。それ以前に日本の敗色が決定的になったことを敗戦と呼んでいるのか?敗色濃厚となって抵抗できなくなった日本から火事場泥棒のように領土を奪うソ連。日本が正式にはっきり負けを認めた後から劣等感・抑圧への反動で調子に乗る朝鮮人…今でもそれを引きずっている。

1月15日に始めた投信の成績

1月15日下記5投信に毎月それぞれ1万円、合計5万円を積み立て始めた。全く要領・作法が分からないが、とにかく、2月13日現在の評価で5つとも評価金額が上がって 合計2214円の評価益が出た。1月で4.4%、つまり1年で50%以上の利回りという計算になる。 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 569円値上がり eMAXISSimバランス(8資産均等型)138円得上がり eMAXISim全世界株式(オールカントリー)568円値上がり HSBCインド・インフラ株式オープン 247円値上がり SBI・V全米株式インデックス・ファンド 692円 結局は日米の株高のおかげだ。株価が下がれば評価損もあるネ。

日経平均はバカ上がりだが…

 日経平均は簡単に37000円を超えた。しかし、2月の決算発表を終え、結構値下がりしている株もある。1月は熱にうなされてすべてが右肩上がりという感じだったが、2月に入って上がる株と下がる株が分かれて来た。下がる株を拾って買うのもよいのではないか? ということでNew Art Holdingsを1900円で指値したら、1894円で買えてしまった。大幅減益の決算予想が出たからだ。しかし赤字転落ではないし。一方で配当性向が90%なのは気になる。だから買えたんだろう。 他にフージャースホールディングス、ユナイテッドも指値発注した。 すべて5%超えの高配当株なのだが・・・

三遊亭歌武蔵に腹を抱えて笑う

 三遊亭歌武蔵の「子ほめ」に腹を抱えて笑う。面白いから笑うというのではなく、何かのきっかけで腹がひきつけを起こし、笑いが次から次へと湧いて出てくるのだ。笑いのツボにはまる、と言ってもよいか?こういうのは久しぶりだ。何十年ぶりかも知れない。ある種、シャックリにも似た生理現象だ。もしかすると、心を癒そうという本能的な反応か?腹を抱えて笑うと、何か現を直したような、悪いものが落ちたような気になる。 おっちょこちょいで口の悪い熊さんがご隠居に子供をほめる世辞を教わる。歌武蔵の熊さんが実に見事だ。 赤ん坊を見て「先だって亡くなられたお爺さんに似てご長命の相がおありでございます」と言え、と教えられるが 熊さん:「爺さんを焼いて、いや違う、あぶって、違うな、炒めて、あれ、蒸して…」 ご隠居:「そうじゃあねえよ、『似て』だ。」 熊さん:「そうそう、にるんだ。俺も爺さんは生じゃあねえ、と思ったんだ」 この落語、爺さん婆さんを邪険に扱う。すぐ殺したがる。これも「業の肯定」だ。

罰(バチ)が当たる

言葉の意味辞典より:  「ばつ」と「ばち」の読みは、次のように使い分けられます。 罰:ばつ… 人が与える 罰、懲らしめ 罰:ばち… 神仏など、天が与える 罰、懲らしめ すなわち、「罰(ばち)が当たる」は、人が定めた法令・規則などによる「罰」ではなく、人以外の何か(天、神、仏、その他因果応報を司るもの)が与える罰であることがわかりますね。 「天罰」「神罰」「仏罰」 は、それぞれ 「天から」「神から」「仏から」下される罰のこと です。「天罰」は「自然の摂理がめぐりめぐって罰を下す」といったやや曖昧な含みがありますが、「神罰」や「仏罰」は若干宗教色が強くなります。 「神罰」や「仏罰」を用いる際には、根拠となる宗教観やその教えが背景にあることが前提となるでしょう。 とある。 「俺は許しても、お天道様は許さねえ」と言った感じか。 しかし、何故「当たる」のか?天や神や仏が「当てる」のではないか?「当てる」のでなく、「当たる」と言うのは、何ものかの意志ではなく、放っておいても「自然に当たる」と言いたいのだ。これが日本教だろう。一神教のようなGodのように自身の意志で人間を含む世界の運命を支配するものではない。中国の天に近い。天や自然に意志はない。ただ、人間のすることを「それでよし」とか「それでは駄目」と評価し、駄目の場合には長く続かない、というだけだ。 中国はより人間中心で人間のしたことを後から天が評価する。駄目と評価されれば天ではなく、他の人が罰を当てる。 日本は自然の力が強く、人間より自然の方が上だ。自然によって罰が当たる。