自由の代償?
アメリカではどうしてあんなに薬物依存、麻薬がはびこるのか?銃同様、麻薬をやるのも自由だからか?共和党・福音派が強く、薬物に厳しい州では、薬物の使用者、売人などをどんどん捕まえるが、更生できないで再犯の可能性が高い。罰するだけで更生・再犯防止というアイデアがない、刑務所がいくつあっても足りない、という批判がある。そして捕まった女性の子供も大きな問題を抱える。
トランプ、共和党支持者・福音派はこういった犯罪者及びその家族を「悪者だから隔離する。捕まえて罰する」と主張する。
一方で民主党支持者は、犯罪予防、あるいは、更生・再犯防止を主張する。
日本では民主党的な予防・更生が主流だ。しかし、それも薬物があまりはびこっていないからだろう。
銃もそうだが、結局、薬物をはびこらせないことを考えるべきではないか?きれいごとを言えば、銃も薬物も要らない社会にすることが第一歩だ。
銃や薬物といったアメリカの病に対し、民主党も、共和党も対症療法だけで、銃や薬物の(要ら)ないアメリカ、を作ろうとはしない。そして正反対の対症療法を互いに攻撃し合う。日本の民主主義同様、これも「ごっこ」だ。
日本はアメリカほど銃や薬物に侵されていない。しかし、自由の象徴である銃を国民に禁止し、国としても軍隊と言う「銃」を禁止しているわが日本は不自由だ。
閑話休題:
共和党・福音派は白人至上主義で、また、聖書にならってジェンダー満載だ。これがまた民主党との大きな違いになる。それでも、まだアメリカという国は分裂しないのか?なんとなく、共和党は駄目亭主で女房に悪態をつき、民主党は世話女房で駄目亭主に「アンタ、なに馬鹿なことを言ってんのよ。」と叱り…という感じ。アメリカ民主主義って夫婦漫才か?多様性を主張する民主党はバカな駄目亭主でも否定せず尊重し、見棄てたり離婚する訳には行かないのだ。
銃に関しては、独立戦争の時、銃を取り上げようとしたイギリスと闘うために、自由を自分で守るだめに、というアメリカ建国の”神話”が基になっている。ここでいう神話とは「多くの国民に共通して抜きがたく存在する深層心理」といった意味だ。アメリカで銃規制を主張するのは日本では天皇を批判するみたいなものだ。日本の憲法9条も今や神話の域だ。
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