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嗚呼、女性解放運動!

朝日の社説:  訃報(ふほう)を伝える米国の女性キャスターは言った。「彼女がいなければ、私はこの席で番組を仕切っていなかった。彼女は世界を変えました」。彼女――米国のジャーナリストで、女性解放運動家のグロリア・スタイネムさんが2日亡くなった。92歳だった▼注目を集めたきっかけは1963年、「プレイボーイ」誌の創刊者が経営する高級クラブへの潜入取材だ。自らバニーガールの衣装で働き、いかに 女性が「商品」とされ、好色な視線にさらされ ているかを告発した。そして訴えた。この社会で 女性はみなバニーとして扱われている 、と▼72年に雑誌 「ミズ」(ミズ) を共同創刊した。「女性だけ未婚か既婚かで敬称が変わるのはおかしい」という異議申し立てを名前に込めた。初の女性による女性のための雑誌として、ずっと黙殺されてきた課題に光を当てた▼真ん中分けのロングヘアとサングラスは、「フェミニズムの象徴」になった。 ファッションは他人のためではなく、自分自身を見つけるため のもの、というのが信条だった。 男性に対しても、「男らしさ」に縛られなければ もっと自由に生きられる、と呼びかけた▼世界には、 今も女性への暴力がはびこる 。国連によると、世界の女性の3人に1人が、生涯に一度は性暴力、または身体的暴力を受けている▼彼女を描いた米映画がある。原題は「ザ・グロリアス」と複数形だ。第二の、第三のグロリアが、道を切り開いていくだろう。世界にあらゆる 不平等や暴力がある限り 。 >> 男性に対しても、「男らしさ」に縛られなければ・・・「男らしさ」を突き詰めて行くと「男には子供が産めない」に行きつく。俺はこの性差ゆえに女の方が男より格段に偉くて価値があると考える・・・女王蜂と同じように逆差別され、大事にされるべきだ。子供を産むことは、政治やスポーツや経済なんかよりずっと価値がある、人間にとって最優先事項だから、女の人には男のできない出産に励んでもらいましょう、となる。一方で女による出産に拘らなければ、卵子と精子を取り出して出産ロボットに産ませるか?それが当たり前になれば人間は 「男らしさ」「女らしさ」から”解放”される、というアイデアも。 フィジカルAI とやらに出産~育児まで任せられそうな気がするが。 出産・育児しないとなると、女性は動物性をかなり失う。 進歩なんだからそれでいい、と考えるべきか? ...

與那覇潤「日本人はなぜ存在するか」

 與那覇潤「日本人はなぜ存在するか」を非常に面白く読む。2024年に出された本だ。最近では珍しく一気に読んだ。 タイトルはの「なぜ」は誤解されやすいが、「何のために」ではなく、「どういう事情、経緯」でといった意。つまり、日本国籍があれば元外人でも日本人だよね、とか日本人の両親から日本で生まれても外国人になることがあるよね、と言った類の話から説き始める・・・日本人もそうだけど、法だろうが金だろうが「みんな(多くの人)がそう決めてるからそうなってるだけ」という事を再認識させてくれる。相対主義だ。日本人だろうが、金だろうが、法だろうが、「みんながそう決めてる」というフィクション・信用を失えばとたんに無力になるぜ、ということ。 さて、最後の方でフランスの哲学者リタールという人の「大きな物語の終焉」説を持ち出す。(以下抜粋) 例えば近代に普及した資本主義や社会主義や民主主義は、「経済は無限に成長し誰もは豊かになる」「前衛党の指導で階級なき社会を実現する」「みんなで話し合えば最後は分かり合える」といった物語を語ることで、人々の支持を集めてきました。しかしいまやそんな話を真顔で語ったら、アツいどころか「イタい人」だと思われてしまいますよね。結果として人々はあたかもパロディ映画の原典に対する態度と同様、万事につけてシニカルな姿勢を示すようになる。照れ隠しのためにつける顔文字のように「・・・ナーんちゃって、テヘっ」と添えないと自分の価値観を語れなくなるのです。 リオタールがこの概念を打ち出した1979年は、正に近代に信じられて来た物語が、その信頼性を失いつつある時代でした。イギリスではサッチャー政権が新自由主義という、資本主義下での格差拡大を前提とした経済政策を始め、一方でソビエト連邦はアフガニスタンに侵攻し、社会主義もまた帝国主義でしかないことを示しました。イランではイスラーム復興を掲げた革命が成功し、あたかも前近代の宗教社会に逆戻りするかのような動きが生じていました。 >> もう40年以上前にすでに資本主義や社会主義や民主主義は「・・・ナーんちゃって、テヘっ」の存在だった。(つまりオワコンだった。)さすがに社会主義だけはソ連崩壊という事実によってオワコンと確認され、力を失った。一方で資本主義や民主主義はそれに替わるものが見つかっていないから、まだ臆面もなく「・・・ナーんち...

民主主義は手間がかかる

朝日に  政治の信頼取り戻す、SNS以外の「広場」とは 大島理森×宇野重規 と題して以下2か所抜粋。俺は大島さんは謙虚そうで好きだった。 : 大島 (衆院議長の時、天皇が 生前退位のご発言をされた ) 私が一番心配したのは、当時の安倍晋三首相が政権復帰の直前、ある月刊誌に書かれた天皇制についての論文でした。「現憲法はたかだか60年の歴史しか持たない。それに対し皇室は、2千年間以上も続いている」という趣旨の記述にいささかの違和感を感じていました。憲法は国の基本法です。自身の歴史観に強いこだわりを持つ安倍首相が主導して、この問題に取り組むと言われたらどうしようかと考えたのです。歴史認識の問題になると、妥協は難しいですからね。 >>ここは俺は安倍さんと同意見。天皇は民主主義なんてない時代から日本のトップに担ぎ上げられていた。民主主義以前の(民主主義や憲法を超えた)存在だ。「憲法は国の基本だから天皇も憲法に従え」という考えならば、天皇制はやめた方がよい。あるいは、皇族なんてやめて、国民投票でその時々の天皇を選べばよい。 宇野 今はSNSの中で非常に激しい争いがあり、まともな議論ができないような雰囲気があります。今の若い人たちは政治は怖いものだ、意味もなく人のことを傷つけたり、悪口を言ったり、罵倒したりするものだと感じています。政治とは本来、この国、あるいは世界の未来のためにみんなで知恵を集めて議論することだという理解が、今はほとんどない状態です。政治や政治家が信頼をもう一度勝ち取るためには何が一番大切でしょうか。  大島 まず政治家はSNSも重要ですが、何度も申し上げているとおり、 手間暇をかけるということで直接対話をし、説明責任を果たし ていただきたい。そういうことを愚直にやることが大事ではないでしょうか。(後略) >>宇野さんは東大教授だというから、俺なんかより若者について正しい情報を持っているはずだ。その彼が若者は「政治は怖い」と感じているという。それなら、まだ脈はあると思う。俺は、若者は俺と同様、政治や民主主義に絶望している、と思っている。仮に絶望していないんなら「勇気を出して飛び込め」などと励まして政治家を志させることができそうだ。絶望してると、100年前の若者のように政治家殺害のテロに走ると思う。 手間暇をかけるということで直接対話をし、説明責任を果たす...

心温まる感じがする/紋切り型はやめろ!

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読売に  渋谷・道玄坂で高校生ら美人局、「示談金800万円を払え」と暴行容疑…茨城の兄妹ら5人逮捕 と題して以下:  美人局(つつもたせ) の手口で男性から現金を奪ったなどとして、警視庁は2日、茨城県笠間市の高校1年の女子生徒(15)と、兄で同市の専門学校生の男(18)ら男女計5人を強盗致傷容疑で逮捕したと発表した。逮捕は1日。  発表によると、5人は共謀して6月13日未明、渋谷区道玄坂の路上で、神奈川県平塚市の男性会社員(26)に殴る蹴るの暴行を加えて軽傷を負わせ、30万円を奪った疑い。5人は「遊ぶ金が欲しかった」とおおむね認めている。  事件の約1時間前、女子生徒が現場付近を通りかかった男性と知り合い、近くのホテルに入った。残りの4人が、ホテルから出た男性に「示談金800万円を払え」と暴行を加え、近くのコンビニ店の現金自動預け払い機(ATM)で30万円を下ろさせたという。 >> 記事の内容は、何と言ったらいいだろう、美人局という昔ながらの犯罪だし、ひっかかった奴が馬鹿だし(しかし、ホテルにいる間に「いい思い」したのかな?それなら丸損じゃあねえし)多分、逮捕された5奴らの裏には「指示役」はいなさそうだし、犯罪動機も俺にも理解できる昔ながらのものだし、心温まる感じ。まあ、昔なら怖いお兄さんがしたんだろうけど、美人局も若年化したねぇ。 気に入らねえのは読売(に限らないが)の紋切り型だ。なぜ警視庁(桜田門)の写真を掲載する?関係ねえだろう!もし、スペースが余ってるなら、写真の代わりに白地にして、「御免なさい、埋め草記事がありません」とでも書いたらどうか??? 閑話休題: 気になるのは、なんで遠路はるばる茨城から渋谷まで出張って来た?だ。茨城から渋谷までの間、例えば千葉あたりに、美人局に向いた場所はなかったのか???また、渋谷の 近所の高校生だって同じことは思いつきそうなもんだが、なぜやらなかったのか? 「いばらき」と入れると「茨城」と変換。 「いばらぎ」と入れると「茨木」と変換。 COPILOTによれば、「 大阪府にある茨木市の正しい読み方は 「いばらきし」 であり、「いばらぎし」と濁って読むのは誤りです」と。どっちも「いばらき」なんだけど・・・

まんじゅうや、だんごてんと書いて投票する選挙人

 まんじゅうや、だんごてんと書かれた投票が無効か有効かを巡ってTVは大騒ぎ(大喜び)だ。 俺は、福岡県議会事件を連想する。投票用紙に「まんじゅうや、だんごてん」と書くような選挙人が福岡県にもたくさんいて、何十年も「県議会のドン」に投票し続けたんじゃあないか?(ただし、福岡県人の方が少し気が利いていて、「まんじゅうや、だんごてん」と書く代わりにしっかりドンの名前を書いた) 俺は「だから日本に民主主義なんて無理だ」と思う。もちろん、リベラルの皆さんは「こうして、日本の民主主義はまた一歩前進した」と考えるんだろうなあ。

何故メディアは読者の知りたいことを教えない!馬鹿か、無神経か?

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 朝日の 日本製紙八代工場の煙突火災に関する記事。 俺の知りたいのは「なぜ煙突が燃えるの?」だ。煙突を解体するために金属を溶かすような高温を発する(溶断)装置が使われていたかも知れないから、着火源はあるとしよう。しかし、煙突表面に燃えるものが付着していたとは俄かに信じられない。長年使われて煤でも堆積してたのか?この着火源と煙突表面の何が燃えたのか、について朝日以下のメディアは考えたり、取材したり、調べたりしてるのか?してないとすれば、馬鹿だ。消防や日本製紙や周辺住民の言う事をオウム返しに記事にして事足りると考えるのなら無神経だ。どんなことを読者が知りたいと思ってるか?に想像が及ばないのならもはやメディアとして存在する価値・意味はない。以下、写真と記事。 7月の熊本地震で煙突が損傷した、熊本県八代市の日本製紙八代工場で3日午後5時50分過ぎ、「煙突解体作業中に出火した」と従業員から119番通報があった。  八代広域行政事務組合消防本部によると、解体中の煙突1本から黒煙が上がった。消火活動の結果、午後9時27分に鎮圧した。けが人は確認されていないという。  熊本県警八代署によると、当時は現場で作業員10人が解体作業中だった。  八代工場では、7月28日に起きた地震で5本の煙突のうち3本が損傷した。  そのうち高さ80メートルの重油ボイラーの煙突が中央部分あたりから折れ、日本製紙と協力会社の従業員ら計9人が死亡した。燃えたのはこれとは別の煙突という。  8月下旬から煙突の撤去作業が進められていた。 地元の人たちは…  八代市内の現場近くの男性(77)は「午後6時ごろ、急に黒い煙で真っ暗になって工場を見てみると、煙突が燃えていた。激しく燃えて煙突の一部が落下したと思う。どーんとすごい音がした。こんなことになってびっくりした」と話した。  近くに住む40代女性によると、最初は煙突の根元にある配管みたいなところが燃えていたのが煙突まで燃え広がったように見えたという。「八代といえば日本製紙。地震であれだけ被害を受けて、ようやくこれから少しずつという時に、この火災は地元住民として本当にショックです」と話した。  近くに住む福島史郎さん(86)は、「気が付くと炎と真っ黒な煙が高く上がっていた。ドーンドーンと何度も爆発のような音も聞こえて、煙突が倒れる様子が見えた。最近工事をし...

久しぶりに朝日を揶揄

朝日に 杉田敦氏×加藤陽子氏×長谷部恭男氏の脳天気三人衆の学者の対談(3人だから鼎談?)。抜粋して揶揄:      杉田 私も、国旗損壊罪と皇室典範改正が一緒に出てきたことはおそらく偶然ではないと思います。トランプ米政権は、国際法違反の疑いのある戦争を開始したり、戦争犯罪を裁く国際刑事裁判所を機能停止に追い込む方針を示したりするなど、これまでの戦争違法化体制を壊そうとしています。そういう流れに乗った方が日本にとっても得だと考える政治家や官僚が、実は私たちが思っている以上にいるのではないか。  日本は いつまで敗戦国 としてやっていかなきゃならないのか、どこかで一発逆転、戦勝国に連なりたいという願望を持つ人たちが、平和主義の現憲法体制を大事にし、国民的人気を得た上皇夫妻と天皇一家の姿勢を「目ざわり」だと感じても不思議ではない。世論も、高市さんの中国に対する強硬姿勢を好感しており、法律でナショナリズム批判を封じ、 「戦争できる国」への既成事実化 が進めば、戦争を一つの政策オプションのように扱う社会が到来しないとも限らない。今国会で、その布石がいくつか打たれてしまったのではないか? 杞憂(きゆう)ならいいのですが。 >>さてさて、俺も、いつまで敗戦国でいなくちゃあならないの?って思う。ただし、多くの日本国民は敗戦国って思っていないと思う。素晴らしい戦後教育のおかげで「悪いのは軍部で軍部が戦争を始めて戦争に負けた、その他の善良な日本国民は悪者の軍部から解放された。」と思いこんでいるんじゃあないか?そう思い込ませるために、「敗戦記念日」じゃあなく「終戦記念日」と称して、「負けたんじゃあない、終わったんだ」、と強弁してるんじゃあないのか???杉田おじさん、「だから日本は敗戦国じゃあありません」とでも言いたいのか?仮に「日本が敗戦国」だと認めるならいつまで敗戦国でいなくちゃあならないのか???俺の答えは簡単で、「次の戦争で勝つまで」だ。 自衛隊を持つ日本は戦争できる国ではないのか?戦争以外に自衛隊を持つ意味・目的は何か? ロシアから攻め込まれて反攻したウクライナのやったことは専守防衛だから戦争ではない、とおしゃるのか? 杉田おじさんは自衛隊違憲論者か?それなら「憲法に戦争しないって書いてあるんだから、自衛隊も在日米軍も違憲」と、まず言ってほしい。  (略)  加藤 ただ、...