嗚呼、John Hammond !
Billie HolidayのColumbiaにおける1930年代の録音を聞く。聞くうちに、Billie Holidayを発見し、録音の機会を与えたJohn Hammond のことを思い、Wikiる。Hammondは、批判するだけのリベラリストではなく、本物のリベラリストだった・・・「人種差別反対」なんてデモに参加する代わりに、FBIに共産党の回し者と疑われてもたくさんの黒人やユダヤ人の芸能人をプロモートした。母親の実家は鉄道王ヴァンダービルド家で、その経済的バックアップはあったのかも知れないが、二十歳そこそこで次々と黒人を発掘し、世に出すんだから凄い。格好いい。Billie Holidayを聞きながら死んでいったなんて出来過ぎた話ではあるが、まんざら嘘でもない感じがするほど、格好いい人だった。 彼が売り出した中で一番有名なのはやっぱりBob Dylanか。ジャズプレイヤーでは Benny Goodman , Harry James , Charlie Christian , Billie Holiday , Count Basie , Teddy Wilson , Big Joe Turner , Fletcher Henderson , George Benson , Freddie Green ・・・質・量ともに大変なタレントを売り出した。 彼はたった一人の末っ子の男の子で、お姉ちゃんが4人。3人の姉ちゃんがいて末っ子で長男の俺と似ている。お姉ちゃんの一人がBenny Goodmanと結婚した。(これは、俺とは全く違うけど。)他の家族がクラシック聞いてたのに、一人だけ黒人の召使の歌を聞いていたって・・・。 彼はアメリカがベトナム戦争に負けてGreatでなくなり始めた1975年にColumbia Recordを退職した。彼は1987年にソニーがColumbia買収を発表する直前に死んだ。その後ソ連が崩壊し、ライバルを失ったアメリカは腐敗・弱体化して行く。彼の実践していた黒人地位向上は、いつのまにかWokeによる上から目線のお説教となり、分断のタネになった。21世紀の民主党の没落、トランプの無軌道・無節操・恥知らずぶりを見たらなんて言うんだろう。 John Henry Hammond Jr. (December 15, 1910 – July 10,...