社民党の存在意義(2月25日、よろず~ニュースより)

社民党の福島瑞穂党首(68)が24日、都内での党大会終了後に会見。2023年8月24日の、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出開始から半年が経ったことに触れ、同党が処理水を「汚染水」と表現する理由について持論を展開した。

福島氏は「なぜ(処理水を)汚染水と言っているかというと、完全に除去されているという立証がされていません。完全に除去されていないわけですから、それはもう処理汚染水というか、放射性物質は少量でも問題。私たちは、タンクに貯蔵するとか、他の方法があるわけですから、海に放出することには反対です。ゼロではないわけですから。問題だと考えている」と述べた。

記者団から「環境への影響、人体への影響は確認されていない」と問われると、福島氏は「この処理汚染水の問題は、極めて長期に渡ると思います。先日も、経済産業大臣が東電に対して申し入れを行いました」と、同原発の汚染水浄化装置から汚染水が漏れ出した事故を挙げた。

「ずさんだということで、わざわざ経産相が申し入れをしたわけですね。本当に由々しき事態だと思っている」と指摘。さらに「つながっている問題で、半年ではなくてこれからどれだけかかるのか。30年なのか、50年なのか100年なのかっていうことですから。もし半年で人体に対する影響が出ていたら、これは凄まじい話ですから」と、影響が出ていないかどうかの判断は早計だとした。

福島氏は「社民党は、人の命を守るために頑張っているというふうに思っております。必要な政党です」と結んだ。

(よろず~ニュース・杉田 康人) 

さて、社民党は誰に支持され、何のために存在し、誰に支持されているのか?

理想的(空想的)平和論と同じく、理想的(空想的)環境論なのか?

Wikipediaで自衛隊を合憲としているのか、違憲としているのかを調べたら、党としては違憲と宣言していたが、2009年、民主党が政権を取った時、連立を組んでいた社民党の福島瑞穂も大臣となり、自衛隊について聞かれると、「内閣の一員としては合憲」などと訳の分らぬことを言った。普天間基地については沖縄県外移転を主張して譲らず、結局連立から離脱した。

2023年7月、「日本の国会議員も汚染水放流に反対している」ことを示すべく、大椿裕子社民党副党首が訪韓している。招聘してきた韓国左派政党共に民主党議員らと大椿副党首は「福島汚染水放流反対」を共に叫んだ。朝鮮日報は、韓国一般国民は社民党を「日本の有力政党」と誤認識しているものの、「(日本国会で)0.4%の議席しか持たない没落した政党」から学べることは連帯ではなく、「時代に逆行した政党の末路」と指摘している。(しかし、韓国は恐ろしいというか、民主的な国だ。共に民主党なんていう政党が政権を取るんだから)

終戦直後の数年間、占領軍は理想主義者の声が大きく、平和憲法を作り、容共的でリベラルな政策を取った。その後、冷戦が始まって反共、保守に変わった。社民党はその前身の社会党以来、その、日本人が忘れてしまった終戦直後数年間の「理想主義の夢」を頑なに守り続けて来た。「生ける化石」と呼んでもよい。国会議員は参院2名のみ。なんの力もない。ただし、沖縄への配慮は素晴らしい。過去に沖縄を棄てた、という日本人の過去の罪を忘れずに金以外で罪を償おうとしている。現実的ではないが、そんなおバカさんがいないと沖縄の人たちは浮かばれない。

俺は、こういう政党が何十年も生き残っている日本という国は悪くないと思う。

コメント

このブログの人気の投稿

ママーのガーリックトマト(ソース)で茄子入りミートソースを作るとうまい

松重豊さんが号泣した投稿「ロックじゃねえ!」投稿者の先生への思い(朝日新聞デジタル)

長嶋追悼:広岡さん