Oscar Petersonを立て続けに聞く
友人のレコードを カセットテープにダビングした奴をテープナンバー1から順に聞いている。死ぬまでに全部聞かないと・・・今、150番目だ。Oscar Petersonがアルバム12枚分続く。このレコードの持ち主は既にこの世にいない。早熟な同級生だった。だから早死にしたのか。多大な影響を受けた。格好良かった。趣味も大変良かった。しかし、どうしてOscar Petersonなんて大して面白くないピアニストのアルバムをこんなにたくさん持ってたの?この友人と一緒にOscar Petersonの演奏を見た(聞いた?)ことがある。汗びっしょりになって弾いていた。一生懸命なのは認めるにしても、息苦しい。Petersonのピアノは「めくるめく」という言葉がぴったりだと思う。余白なし。音の洪水で埋め尽くそうとする感じ。悪い言い方をすれば、「音の垂れ流し」。余白、間が好きな俺の趣味には合わない。
Petersonの良さは歌伴で発揮される。Anita O'DayのVerveの録音。そしてこれもVerveだが、Ella & Louis。パワーが有り余ってるから、歌伴くらいの「刺身のツマ」程度のソロでお腹がいっぱいになる。彼のリーダーアルバムでソロが延々と続くと消化不良、胸やけを起こす。
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