ゴディバでうまいもの発見

 昨日(2月14日)夕方、バレンタインの売れ残りと判断されたのか、ゴディバのテリーヌショコラなるケーキのようなものがスーパーのパン売り場で半額になっていた。俺が「ゴデイバってあんまりうまいものに出会ったことないなあ」と逡巡しながら手を伸ばしたら、一瞬遅く他の人の手が前から出ててきた。それを観じて「逡巡」が、「突撃」に変わり、負けじと手に取った。そういった経緯なので元の棚に戻すわけにもいかず、勢いで買わざるを得ない。

ゴディバのチョコレートを始めて食ったのは1980年代前半(多分1981年)だったと思う。まだ日本では知られていなかった。ベルギーチョコレートってのも知らなかった。当時、チョコレートと言えばスイスだったような気がする。アメリカに行ったとき、誰かから「高級チョコレートだ」とか言われ、何かの拍子に土産にでもしようと?買ってみたが、全然うまくない。当時から、チョコレートと言えばロッテ・ガーナが一番うまいと思ってきた。最近はあまり熱心に食べ比べをしていないが、今でもロッテのチョコレートはうまい。最近ではカカオ72%の「カカオの恵み」がうまかった。明治の「チョコレート効果」よりうまい様に思う。(ただし、両方とも期限切れ間近で安く売ってるやつだから、”実力”ではないかも。少なくとも明治は劣化に弱い??)

その後、バレンタインとかお土産とかで何回かゴディバチョコレートを食べる機会があったがうまいと思ったことはなかった。ということで、ゴディバには、あまりいい印象はなかったし、自分から買うことはなかった。

さて、このような経緯でゴディバの名を冠したケーキを買って食べた。恐らくゴディバ製であろうと思われるチョコチップが乗ったチョコレートケーキ(焼き菓子)だ。ふんわりとうまかった。どこのパン屋が作ったのか、チェックしたら敷島パンだった。

もしかすると、ゴディバのチョコレートそのものは日本人の口には合わないのかも知れない。ところが、ゴディバブランドを冠して日本のパンメーカーがパンやケーキを作るとうまいのかも。

ちなみに近年、ロッテ・ガーナがアイスクリームその他、チョコレート以外に使われているが、成功しているケースは少ないように思う。

閑話休題:

1990年代まではバレンタインチョコレートが流行っていた。バレンタイン・デイには、俺の会社では、社内の書類を航空便を使ってやり取りする「社内便」を使って事業所や事務所の間をチョコレートが行きかっていた。(それが甚だしく、後年禁止されたが…)

印象深かった社内バレンタインチョコレート2選:

①アメリカにいた時、東京から送られたチョコレート(お姉さんが、有名な洋菓子屋の主人に嫁いだ人からその洋菓子屋のものが送られて来た…俺がそれをリクエストしたような・・・)

②エルメスだか、グッチ、ブルガリ?だかのファッションブランドのチョコレート。調べたら何千円もする高いものだったが、ゴディバ以上に駄目だった。

※もらったら、「倍返し」が俺の原則だ。上記②のお返しでは、少量で高い菓子を探すのに苦労した。

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