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4月, 2025の投稿を表示しています

正論のような顔して流れ出す陰謀論 江川紹子さん「放置はまずい」

朝日新聞に以下:  かつては新聞やテレビなどマスメディアから情報を得るのが主流でしたが、今はSNSを中心に情報を得る人が増えています。SNSには真偽不明だったり発信元が不明確だったりする情報もあり、何げない投稿や拡散で、誰かを傷つけてしまうことも少なくありません。そんなSNS時代に私たちマスメディアに課されている役割とは何か。フリージャーナリストの江川紹子さん(66)と考えました。 ――江川さんもX(旧ツイッター)を使って発信していらっしゃいますね。  このところ、SNSを使う機会が減りました。文脈を取り違えて反論してくる人が多くて、くたびれちゃったんですよね。  前は楽しくて、有益な世界だったんですけど。 情報が正しいかどうか以前に、好きか嫌いかという感情・感覚的なもので非難してくる人たちがいて 。SNSに没入している時にそんな投稿を見ると、みんなが私のことを嫌ってるんじゃないかって陥ってしまうのも、分かります。  それでもやめないのは、惰性ということもありますが、専ら情報源がSNSという学生たちに、マスメディアの出す情報につなげていきたいからです。今、大学の授業で新聞を読ませていますが、自発的に読んでもらうのは難しい。彼らにこのニュースが届くかもしれない。そんな思いがあって、読んでもらいたいニュースにリンクする発信をするなど、とりあえずやめないって感じですかね。 SNSで危ないのは、むしろ中高年  ただ、SNSに関してはとかく若者たちの問題と見られがちですが、今の学生たちはSNSを見るだけで、リアクションをしない子が多いです。意外なことに結構警戒心を持っていて、慎重なんですよ。  危ないのはむしろ中高年の方。テレビや新聞など、マスメディアが出す情報になじんでいた世代が、同じような感覚でSNSの情報と接する人が結構いらっしゃるように思います。新聞は載るまでにいろんな人の手が加わって、事実確認をしているじゃないですか。一方、SNSでは真偽不明、あるいは明らかな虚偽、さらには陰謀論的な情報が、事実と等価値のもののように飛び交っている。にもかかわらず、その情報と同じような感覚で接し、「マスコミが報じない真実」を信じてしまっている。危ないところがありますね。  ――SNSが主流になっている今、私たちメディアの役割とは何なのでしょうか。  もちろん物事は毎日動いてい...

北朝鮮拉致被害者に思う

 北朝鮮拉致被害者が例年通りアメリカに行って高官に面接して何とかしてくれ、と頼むらしい。これが分からない。今までアメリカ政府が何かしてくれたことがあるのか?日米を問わず、問題の解決をできる国も人もいない。それを認識して他人に任せず、自ら韓国だか中国に行き、北朝鮮国境まで行って「拉致した日本人に会わせろ」というプラカードでも持ってデモしたらどうか? その方が、同情して新しい情報を提供してくれる人が現れないか? 被害者の皆さんが、自分は安全な場所にいて、やる気もやる能力もなくまたうるせえ、とも言えない日米政府に「やれやれ」、と言い募るのはいじめに近い。

「風化させたくない」

 様々な事故、災害についてその被害者、遺族らが異口同音に「風化させてはいけない」と言う。これが分からない。ここで「風化」とは忘れることだと思う。人間は忘れることができるから生きて行けるのではないか? 忘れてはならない事故、災害がこんなに増えたら生きちゃあいけない。

悪意を感じる

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 西郷さんが米メジャーを取った瞬間の写真だが、この、GDOゴルフニュースには悪意を感じる。もっといい写真がいくらでもありそうなものだ・・・たしかに師匠のジャンボ尾崎も優勝したときにはこんな格好してたような気もするが・・・ 以前、畑岡の写真の扱いにも同じことを感じた。 見た目に劣る女子ほど気を付けて写りのいい写真を選んで欲しい。

嗚呼、朝日新聞社説

4月29日付け社説より抜粋:   トランプ米政権はロシアとウクライナに和平案を提示し、合意できなければ米国は和平協議から退くと圧力をかけている。 米欧メディアによると 、和平案は2014年にロシアが一方的に併合したクリミア半島の領有権を米国が認め、ウクライナ東・南部4州のロシアの占領地の実効支配も容認する内容という。  一方、ウクライナの安全は明確に保証していないうえ、北大西洋条約機構(NATO)への加盟は認めない。 被害者のウクライナ に忍従を強いる内容で、理不尽だ。圧力をかけるべき相手は侵略者のロシアで、ウクライナではない。ウクライナに二度と侵攻しないと ロシアが確約 することが和平案には必須だ。 >> 米欧メディアによると ・・・朝日新聞は自社では調査できないのか?自分以外のメディアに「こう書いてある」は事実だろうが書かれている内容が事実かどうかはどう「検証」したんだろうか? 被害者のウクライナ ・・・これはどこのメディアに書いてあることなのか?自明のことだから根拠も示さないのか? ロシアの確約 ・・・ロシアの確約など何の役にも立たないことは歴史的事実が証明している。日本も裏切られたし、ウクライナ侵攻も、ロシアの都合のいい屁理屈で塗り固められている。(日本が80年前に裏切られたのは狡猾なルースベルトに、人のいいスターリンが騙されたのに近いが。) 以上、もう少し、「科学的」「エヴィデンスに基づく」「歴史に学んだ」意見を示してほしい。俺はウクライナもロシアも「目くそ鼻くそ」だと考える。つまりお互いに自分の都合のいいウソ、誇張、切り取りで応戦している。そこに「耳クソ」トランプが割り込んだ。 EU,NATOの皆さんがロシアを悪者にし、ウクライナを被害者にしたいのはそうするのが自分たちの安全にとって一番有利だからだ。つまり、ロシアの方がウクライナより怖いからだ。日本の朝日新聞はどうなるのが日本の安全に一番有利だと考えるのか?弱い者いじめするガキ大将みたいなロシアが悪い、だからやっつけろ、なんていう子供じみた”正義感”で国際社会を論じるのは「欧州情勢は複雑怪奇*」と言って総辞職した平沼騏一郎と同じだ。 *1937年に日独伊防共協定を締結したヒトラーが1939年独ソ不可侵条約を締結したことにショックを受けて首相だった平沼が発した言葉。 閑話休題: アメリカの国防にお...

志ん生の小咄

 You Tubeで志ん生を聞く。まくらに小咄。 刀鍛冶の名人がいて、よく切れる刀を作ったが、あまりに切れすぎるというのでその刀鍛冶の刀を誰も買わなくなった。そこで、やむなく包丁を作り始めた。その包丁でまな板の上にネギをのせて切ったら、まな板まで切れちゃった・・・ いかにも志ん生らしい小咄。漱石が小さんを褒めて、「小さんの話をきくことができて幸せだ」、と言ったとか・・・俺も志ん生を聞けて幸せだ、と思う。志ん生のよさ、志ん生らしさを味えることが幸せなのか?

科学の条件:京都大学理学研究科 理学部(2016年2月) より

「科学的」であることは万能ではない: 昨秋、子宮頸がんワクチンを接種した思春期の女の子に重篤な副作用が出やすいという指摘に「科学的な根拠がない」と反論して一躍話題を集めた、医師免許を持つジャーナリスト村中璃子さんの講演を聞きに行った。彼女は接種の副作用とされる症状は元々その年代の少女によく見られるとしてワクチンの接種停止決定を批判した。科学的なデータに基づかない主張には逐一反論してくださいと聴衆の医師らに呼びかけ、講演を終えた。   主張には筋が通っていたが、「科学的に正しい」ことを重視しすぎると、科学の範疇ではない問題を軽視することになりかねないと不安になった。 「科学的な根拠がない」とは「今の科学には結論を出すことができない」という意味であり、「正しい」か「正しくない」かを科学には判断することはできず、その材料を与えるに過ぎない。科学的な根拠のない主張を認めないことは、絶対的ではないはずの暫定的な科学の見方を絶対視することになりかねない。   また、科学に答えらそうでも実は答えられない問題は多い。例えば、「因果関係を科学的に証明できない」として与えられてこなかった原爆による被曝認定を求める訴訟は未だ続いている。科学的判断をする上で必要なデータが揃っていないためだ。被曝認定に必要なデータに今となっては集められないものがあるうえ、被曝による健康被害は個体差が大きいので容易に科学に答えを出すことはできない。証拠となるデータが揃っていない問題は、科学には解決できないのだ。   さらに被曝認定も薬害騒動も、因果関係を示すことと同様に因果関係の無さを証明することも難しい。因果関係の有無の境界線の決定もまた科学の対象外なので、科学によらない方法で線引きをすることになる。「科学的な証拠がない」場合でも「正しいかもしれない」ことは無数にある。科学技術は私たちの生活を豊かにしてきたが、その使い方によっては私達の生活を脅かしかねない。「科学的である」ことに頼りすぎてはいけないという認識を一人一人がもち、科学に解決できない領域は科学者でない人も一緒に考えていかなくてはいけない。 科学の条件:  ある研究が科学として認められるのかどうか。これは科学者にとって大きな問題である。実は、科学には明確な定義がない。今いわゆる科学と呼ばれているものは経験的に正...

最近見かけない・・・

 俺たちは2006年に、今のマンションに入った。入居当時、リタイアした元銀行員?の夫婦が俺たちの部屋の上に住んでいた。俺たちより10歳以上年上だったと思う。上さんと奥さんが会えば挨拶する仲になった。旦那の方はいつ見かけても不愛想で不機嫌そうだった。奥さんと旦那が二人そろって歩いてる姿は見たことがない。奥さんは時々スーパーで会った。旦那の方は散歩なのか、不自由そうな足つきで「フラフラ」という感じで歩いていた。 さて、さきほど奥さんとエレベーターに乗り合わせた。エレベーターを降りた後、 「旦那さん、亡くなったんじゃないかな?」と上さん。 「そうかな?」と俺。 「だって最近みかけないもん」と上さん。

業績の悪い(会社の)株を買え

 散歩しながら「業績の悪い(会社の)株を買え」という言葉をかみしめる。昨年~今年買った株は高配当株だった・・・配当がいい、とうことは①その期、業績がいい②将来性がないから配当や優待を良くしないと株価が維持できない、 かのいずれかだ。 ①の場合、これから業績は落ち、つられて株価や配当が落ちるということだ。昨年以降①のパターンの株を買ったことが多かったからダメなんだ、と思う・・・まあ、5年もたてば再び業績・株価は上がると信じてはいるが・・・ しかし、業績の悪い株を買うのも勇気が要る。「今業績が悪くても今後よくなる」かどうかは賭けだし、やっぱり今業績のいい株に目移りする。配当利回りにはあまりこだわらず、株価が下がっているけど潰れそうもない会社を選んで「株価がいくらまで下がったら買おう」というリストを作っておいてその値段になるまで買わない、という気の長いスタンスが必要だろう。短気な俺には難しいが。 指値発注して有効期間を1か月とし、放っておいて1か月たったら、そこで成約したかどうかチェックし、改めて改めて上述のリストを見ながら指値発注する銘柄を見直す、ということを繰り返すことにしようか?

嗚呼、高級マンション

 昨年末から生きるのが面倒くさい感じ、何をやるにも「カッタルイ」感が強かったが、2週間前に同級生も同じだ、と聞かされて以来、不思議なことに、それがなくなって来た。 朝、目が覚めると散歩に行きたくなる。さて、どこに行くか?2,3年前まで通っていたゴルフ練習場が閉鎖され、跡地にマンション建設中のはずだが、その工事がどこまで進んでいるのか、跡地がどうなっているのか、見に行くことにした。 家からその跡地に行く途中に「お屋敷町」がある。跡地近くに近づけば近づくほどマンションが高級になる。今までそのマンションを何回も見たはずだが、初めて正面玄関前に5m以上の「車寄せ」があることに気づいた。その車寄せに、地下駐車場から車が来るようになっている。つまり、このマンションは、「運転手付きの車」を利用するお金持用だ、ということ。隣のマンションにも「車寄せ」が付いている。逆に言うと、他には「車寄せつき高級マンション」はない。 改めて、あのゴルフ練習場、よく2,3年前までやっていたなあ、と思う。周りからうるさい、とか、照明が明るすぎる、というクレームもあっただろうし、土地を売った方がよっぽど儲かっただろうと思う。あの、人のよさそうな顔をした愛想のいい練習場の社長は偉かった、と思う。 この跡地は住友不動産が買って、建築は淺沼組が請けている。去年着工してるのに、完成は再来年だ。そんなに工期はかからないだろう(普通だったら来年早々には完成だろう)と思うが、人出不足なのか?それともお金持ちの多いエリアだから、工事に気を遣って遅くなるのか? 閑話休題: 帰り道は今まっさかりのツツジに誘われてあっちこっちフラフラと。野菜を安売りするセブンイレブンに寄ってオレンジ200円、さやいんげん200円、小松菜100円を購入。散歩に出る前、たまたま500円玉を持って出たのでそれで支払った。

老爺

 上さんから、老婆とは言うけど、爺さんのことは何て言うのか?と聞かれた。即座には分からなかったが、電車から見えた看板に「爺」という字があったので「老爺」がひらめいた。ネットで「老爺」と検索すると正解で、読み方は「ろうや」だそう。 しかし、老爺は何故使われないのか?台湾だか中国には「老爺酒店」というホテルがあったことは覚えているから中国語圏では使われてるのだろう。 日本では「老人」と言うとじじいのことかな?だから老爺は使われないのかな?

拡散された投稿は「デマ」だった それでも続く女性支援団体への中傷

朝日新聞より >>以下引用するが、この、 「暇空茜(ひまそらあかね)」のやり口は石丸伸二と同じだ。石丸伸二もウソをSNSで拡散し、金と人気を稼いで安芸高田市を見捨て、都知事選でますます人気と金を稼いだ。そしてトランプのやり口も同じだ。みんな「やり得」「ウソついたモン勝ち」だ。 どうして石丸やトランプの下に人が集まるのか全く理解不能だが、アメリカ国民の約半分がトランプ支持なんだから何おかいわんや。市長時代に石丸が嘘ついた、とい最高裁が認めたが、多分、石丸氏も安芸高田市でうまくウソついた、とますます人気が高まりそうだ。それともトランプみたいに「最高裁は魔女狩りをした」と言い張るのか???? 石丸氏は教育熱心らしい。ウソやデマでカネや人気を稼ぐ方法を教育するのか?こんな輩に教育を任せるのは嫌だが、まあ、老人の俺には関係ねえ、と思い直す。 以下引用: 貧困や困難を抱えた若年女性たちを支援してきた一般社団法人「Colabo(コラボ)」が、SNS投稿などで「デマ」を拡散され名誉を毀損(きそん)されたとして自称ユーチューバーの男性と争った民事訴訟で、地裁に続き高裁でも男性に賠償金の支払いが命じられた。だが、拡散された虚偽の情報を信じた人たちによる中傷や妨害はやまず、今もコラボの運営や活動に支障が出ているという。 やまぬ中傷 攻撃する側の原動力は 「法の不備も被害深刻に」 「暇空茜」を在宅起訴 「Colabo」に対する名誉毀損罪で  コラボ代表の仁藤夢乃さんや代理人弁護士らが18日、東京都内で会見を開き、「暇空茜(ひまそらあかね)」を名乗る自称ユーチューバーの男性を相手取った民事訴訟の控訴審判決で、一審の東京地裁に続き、男性が虚偽の投稿で仁藤さんらの名誉を毀損したことが認められたことなどを報告した。  男性は2022年9月、自身のブログサイトにコラボが「10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月1人6万5千円ずつ徴収している」と投稿。4月17日、東京高裁はこの投稿は事実ではないと認定して、男性に220万円の支払いと投稿の削除を命じた。男性は上告するとしている。  この投稿などをめぐっては、コラボ側からの刑事告訴を受けた東京地検が3月、男性をコラボへの名誉毀損の罪などで在宅起訴している。  男性と、コラボとその関係者との間で争われた民事訴訟9件のうち、これまでに判決...

久しぶりに回転ずしでない寿司屋に行った

区の運営する決済アプリで支払うとポイント20%が付くのだが、これが今日で終了する。これがなければ決して行かない高そうな寿司屋に上さんと昼飯を食いに行く。結局一人3300円だった。同じようなことを考える人がいるもので、俺たちの他2組・4人の客が同じ寿司屋で同じ決済アプリを使っていた。 寿司はもちろん、まずくはなかったが、「是非また来よう!」というほどおいしくはなかった。ネタは柔らかかった。特に”こはだ”は柔らかく、おいしかった。シャリの握り方も口に入れれば「ホロ」っとほぐれてよかった。 ただ、ガリは感心しなかった。まず、新生姜でないからピンクでなくクリーム色だ。味つけももっと甘いのが俺の好みだ。一言で言えば俺の作るガリの方がうまい。 閑話休題: ①寿司屋で俺の隣に座ったおじさんは食いながらずっと本を読んでた。理解不応。タイパを気にするほど若くはないように見えるが ②寿司屋で上さんの隣に座った、俺たちと似た年齢の夫婦・・・寿司屋を出てスーパーに行ったら、そこでも会った。 ③寿司は6,7貫を2皿。いちいち寿司屋の主人が「○○でとれた▽▽」と産地とネタの名前を教えてくれる・・・俺たちは3番目の客だったので、主人の説明を聞く前にすでに2回聞いている・・・

丹平製薬に興味津々

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 近くの薬局で「ママ鼻水トッテ」という、ジェンダーレス・男女平等論者から大クレームがつくこと必至の名前を冠した商品が売られていた。多分、うちの孫も使ってるんじゃあないか? もし訳も分からないで「鼻水採るのはママの仕事と決めつけるのはけしからん」というクレームをつけられるリスクを冒しているなら早く気づいた方がいいネ。 でも、今まで気づかれずに何年もこれを売って来たとすれば、クレームがつかなかったのは奇跡に使い。 もし、「そんなこたぁ分かってる、でも我が社はあえてこういう商品名を採用してるんだ」ということであれば、それはそれで素晴らしい。 俺は、わざわざこの商品の置き場に行き、ひっくり返してどこが売ってるのか調べたら「丹平製薬」とあった。

AIと話す

 新宿の和食屋に明日の昼飯を予約しようとしたが、ネットでは満席なのか、予約できないという表示だ。電話する。電話に出たのがAIだ。「AI○○です」と女の声で名乗る。人数や時間を質問してくるから答える。(やり取りは全て音声だ) 昼は予約を受け付けないのか、「お受けできません」とか何とか言われた。「お電話いただき、ありがとう・・・」と言っていたが最後まで聞かず、途中で電話を切る。 さて、これをどう受け取るべきか? かつてのような「○○をご希望の方は1を」「▽▽をご希望の方は2を」・・・よりは、はるかにましだ。でも、AIに向かって何を言ったって・・・という気持ちになる。つまり、予約という目的だけに限ればこれでいいのだが、俺なんかはそれだけではつまらない。人間が出てくれると、予約という目的を達成する以外に「余禄」が得られる。例えば「この人、面白い声だなあ」とか、「東北出身かな?」とか、場合によっては嫌な感じを受けたり、ひどいときには口論になることもあるかもしれない・・・どうでもいいことだが、その余禄がコミュニケーションの醍醐味だろう。効率は悪いけどネ。人間が相手なら、よっぽど頭に来てなければ、相手が話してる途中で電話を切ることもない。 一直線に目的地に達する途中で変な道にそれたり、周りの景色を見まわしたり・・・それが人間が生きる意味合いではないか? どうして予約電話を人間に受け答えさせないんだろう?人件費か?カスハラ対策か?

モーリス・シュヴァリエを見る映画

 昼下がりの情事・・・ビリーワイルダー監督、オードリーヘップバーン、ゲーリークーパー主演の映画。ヘップバーンとクーパーが恋に落ちるのだが、まずヘップバーンがきれいでない。角ばった眉毛ばかりが目立つ。クーパーは50代後半で老いが目立つ。映画の半ばで二人の会話もつまらなくてダレる。クーパー演ずるアメリカの金持ちに雇われて「魅惑のワルツ」を演奏するカルテットも途中から鼻につくように。 終盤、クーパー演ずる金持ちプレーボーイが真剣に恋に落ち、シュヴァリエ演ずる探偵に正体不明の女の素性や素行の調査を依頼に来る。話を聞くうちにシュヴァリエは問題の女がヘップバーン演ずる自分の娘であることに気づく。そこから俄然、面白くなる。気づいた瞬間の表情、そしてプレーボーイの金持ちには不釣り合いだからクーパーに娘と別れるようアドバイスし、自分が父親だ、と告白するシュヴァリエ。この時のシュヴァリエの表情が何とも言えない。こんなこと、実際にはありえないのだが、シュヴァリエは実にうまく演ずる。 シュヴァリエのアドバイスに従って、別れるつもりで汽車に一人乗りこむクーパー。見送りにきたヘップバーンが口では大丈夫、と強がるくせに目に涙。それを見たクーパーがたまらず抱き上げてキスして映画は終わる。キスされて幸せの絶頂の表情のヘップバーンの顔のアップ・・・この映画で初めて美しかった。

孫と同じ勉強を

今日は雨が降ってるのに医者に行き、薬局で医者に処方してもらった薬をもらい、そのあと床屋に行った。まず、床屋で番号札をもらって何時間後に来たらいいのか聞く。雨のせいで客が少ないらしく、4,50分後だ、と言われる。いつもは2,3時間後だ。次に医者に行く。これまた待ち時間5分くらいで診察開始。更に10分で診察・支払いを終える。10分かけて調剤薬局に行く。これまた客ゼロ。5分待って薬をもらい15分かけて床屋に着く。これまた5分待ったら散髪開始。これほど待ち時間のないことは生まれて初めてだ。 床屋では、俺が会社をやめる前から何回か俺を担当してくれた女性美容師と話が弾む。話は年寄話に。「年寄にとって時間が経つのが早いのは、生活に変化・新しい経験がないからで子供は新しい経験ばっかりしてるから中々時間がたたないんだって。孫は毎日勉強してる」と蘊蓄を傾ける。美容師から「お孫さんと同じ勉強したら?若返るんじゃ?」と言われる。なるほど! 閑話休題: 井上陽水の「傘がない」は好きな歌だ。名作だと思う。今日は、上述の通り、まず床屋、医者、調剤薬局、また床屋と傘を傘立てに立てた。よくコンビニで売ってるようなビニールでできた傘だ。取り違えないように傘立ての隅に置いたり、傘の特徴を記憶しようとするが、家から持って行った傘を持って帰って来た自信はない。陽水さんに「傘がない」の続編を作ってもらいたい。傘を間違えて絶望し、自殺する老人の歌なんて・・・

It never entered my mind聞き比べ

 ゴルフ場とかスーパーでジャズがかかっていることがある。時々、「いいなあ。改めて家で聞こう」と思う。昨日はゴルフ場でIt never entered my mindが気になった。女性ボーカルで軽~く歌っていてとってもいい。誰が歌っているのかは分からない。 家に帰って来てYou Tubeで検索。Shirey Ross,MIles Davis ,Frank Sinatra,Julie London,Ella Fitzgerald, Ann Burton,Jeri Southern,Chet Baker,Sarah Vaughan,Barbara Cook,Joni James,Anita O'day,Johnny Hartman,Rosemary Clooney,Peggy Lee,Stan Getz & J.J. Johnson・・・やっぱり白人女性ボーカルがいい。失恋した女の歌だもの。Anita,Rosemary,Annでは重い。Jeri,Babaraでは硬い。オリジナルのShirey Rossも硬い。 Joni James, Julie London,Peggy Leeが良かった。歌った時の年齢にもよる。Peggy Leeなんて、まだ若くてかわいい感じの歌い方。 Instrumental物ではChet Baker,Stan Getz&J.J.Johnson(と言ってもStanのソロだが)だ。一番人気があるのはMiles みたいだが、あんまりいいとは思わない。 この歌は、失恋したけれど、だからと言って「この世の終わり」ではなく、捨てられた自分、捨てた男を思い出してクールに笑っている歌。Julie Londonは、このあたりの機微を表現してる。 しかし、この歌、クールだネ。作ったRogers&Hartは素晴らしい。1940年に作られたが作詞のHartは天才的だ。トレンディーでしゃれている。 Once I laughed when I heard you saying That I'd be playing solitaire Uneasy in my easy chair It never entered my mind >>Uneasy in my easy chairって何だ?そしてUneasyな格好でSolitaire(一...

朝日新聞のフェイク(日本はアメリカの妾じゃアなかったのか?)

天声人語に以下で始まる「違和感」が書かれている:    あの赤い帽子のことである。ホワイトハウスが公開した写真を見て、考え込んでしまった。トランプ氏の唱えるスローガン「米国を再び偉大に」と書かれた野球帽をかぶって、両手の親指をたてる日本の経済再生相の姿である >>どうして「日本はアメリカの妾だ」という「真実」を捻じ曲げるのか?妾が旦那の所に行って「勘弁して」って言ってるんだ。 天声人語は続く: 目先の利益に目をつぶっても、人権を説いたり、平和を訴えたり。国民が誇りを覚える外交は、長期的な「国益」にかなう >>と友人が言うんだそうだ。その友人もまた頭がおかしいとしか言いようがない。アメリカに国防と外交を任せてきた日本の政治のどこに誇りがあるのか?真の誇りがあるなら「アメリカの妾であると言うまがいものの国益」を捨てて独立しようとするはずだ。日本国民の真の誇りは、まず、「自分はアメリカの妾だ」と自覚するところから始まるのだ。どうしてその「真実」から目をそむけさせ、あたかも日本は誇りある独立国であるかのような妄想・幻想を振りまき続けるのか? 違憲の自衛隊を七十年間も存続させている日本のどこに誇りがあるのか????なぜ、「自衛隊は違憲だけれど、その憲法を押し付けてきたアメリカが気が変わって『再軍備せよ』、と言ってきた。妾の日本は国民に『あれは警察だ』と嘘をついてごまかして自衛隊を作った」と「真実」を言わないのか???? そうやってウソの上にウソを塗り固めてきた妾・日本なのだ。その妾・日本の代表がMAGA帽子をかぶって媚を売るくらいは当然だ。 閑話休題: 俺の友人にも朝日新聞の愛読者と思しきヤツがいて「車にボーリングの球をぶつけるなんてやる訳がない。トランプは嘘つきだ。どうして抗議しないのか?」と憤る。彼は日本はアメリカから独立していて対等だ、と信じ切っている。こういう国民を作った罪は重い。こういう日本人がアメリカにとって一番有難い。だって「アメリカの妾じゃあ嫌だ。独立したい」って言いださないから。かつて散々日本をアメリカから独立させようとした中国やロシアにとっても有難いんじゃあないか?日本は中国やロシアの妾にはなりそうにない。それなら今となっては、下手に独立したいなどと言いださずに、大人しくアメリカの妾のままでいてくれた方が面倒臭くない。

永井陽之助「平和の代償」

書名の「平和の代償」の『代償』とは、敗戦直前の1945年、沖縄と満州の日本人を棄民したことが第一。沖縄、満州で米ソ軍に無残に殺された人々は、「自分たちは早く死ぬが、いずれ、本土決戦で本土の人たちも死ぬ」と信じて死んでいった。その思いを裏切って天皇が敗戦の聖断をし、本土決戦はなくなった。そしてその生存優先の意を戴して(忖度して)平和憲法を盾に、吉田茂は独立を捨てて米国の属国になり、安全を取った。平和憲法をいいことに独立を捨てたのが代償その2。 代償は大きい。加えて戦後、沖縄をアメリカに売り、沖縄に国防の負担を押し付けた。本書で初めて知ったが、日米安保条約から沖縄をはずす、という裏切りまでした。 沖縄を何回も捨てたという代償も大きいが、他に日本人に「戦争嫌い・嫌」病を蔓延させたのも大きな代償だ。この病に侵された人々は「戦争に巻き込まれる」と日米安保にも反対する。これは明らかに、そう言えば一定の支持が得られるという打算と、「反対したって安保条約は維持される=アメリカに守ってもらえる」、と確信してのものだ。 本書で一番印象深かったのは、自分で自分の国を守ることができない国は、国際関係を不安定にするから他国にとっていい迷惑だ、ということだ。俺は、自分の国をどうやって守るか考えないことは国民としておかしい、欠陥だと考えてきたが、それにとどまらず国際社会の常識から見ておかしく、欠陥だ、ということだ。 朝鮮半島と違って、日本が共産国に侵攻されなかったのは全くの幸運と言っていい。アメリカは日本を防共上必要とし、朝鮮半島を捨てていた。そしてそのことを公表した。もともとは日本もその防衛にコストがかかり過ぎると評価されていたのが、アメリカの考えが変わって日本を守る姿勢を見せたから、攻められなかったのだ。 朝鮮戦争後、アメリカは核兵器で優位を保っていたが、核兵器の質・量は地球を滅ぼすには至っていなかった。ソ連はアメリカ(属国日本も含む)には手を出せなかったし、中国は内輪もめに忙しかった。ソ連がアメリカに追いついた(と自称した)1960年代以降、両国の核は地球を滅ぼしつくす質・量に達し、両国はぎりぎりのところで直接対決を思いとどまった。これは日本はもちろん、全人類にとって幸運なことであった。 1991年崩壊したソ連を反面教師として改革開放政策を本格化し、西側諸国の期待と支援を得た中国は、グロー...

朝日新聞は何を望むのか?

「国民に近い自民党」掲げるも、「目指す社会」抜け落ちた空虚な政治と題した記事から 末尾だけ以下引用:   最近の石破政権の揺らぎようは日に日に深刻化しているようにみえる。全体の状況を把握したうえで、議論、決断し、実行するという政治の意思決定の「流れ」が、いずれかの段階で滞ったり、誤りが生じたりしている。石破首相の党内基盤の脆弱(ぜいじゃく)さや少数与党国会に、すべての原因を求めることに私は強い違和感を覚える。どんな社会を目指すのかという軸が抜け落ちているからこそ、政権の意思決定の一貫性を見いだすのが難しく、空虚な政治に陥っているというのが現状なのではないだろうか。 >>これを書いた 政治部次長・髙橋福子さんは何を言いたいんだろう。石破政権に限らず、もう、既存の政治家、政党はオワコンだろう。民主主義もオワコンじゃあないか?であれば、”空虚な政治”などと空虚なご意見を言うのではなく、どうしたらこの空虚さから逃げ出すことができるのか?あるいは空虚のままでいいんだ、とか仕方ない、とか、または既存の政治をどういう風に変えるべきだ、という方向性を示すとかしないといけないんじゃあないのか?そもそも どんな社会を目指すのか彼女のご意見をまずお聞きしたい。 もっとも俺も分からないんだから、高橋さんにそれを言うのは酷か?いいアイデアがないんだったら黙っていた方がいいんじゃないか? 今まで、「どんな社会を目指すのかという軸」について国会で話し合われたことがあったのか?国会で行われているのは、人気取りのためのパフォーマンス・揚げ足取りばっかりだろう。どうしたら、国会で 「どんな社会を目指すのかという軸」についてまともな議論ができるようになるのか?これまた、彼女のご意見をお聞きしたい。

梅農家の息子が「農業にやりがいがない」と言った兄の言葉で人生を変えた日…“一次産業”から“日本”を変える

  現代ビジネスに山本 将志郎氏が以下: (略)「だったら、僕が兄の梅ですっぱい梅干しを漬けて広めよう!」――大学院まで進学し、がんの新薬研究という、梅とはまったく関係のない道を歩んでいた僕は、そんな兄の言葉をきっかけに梅干し屋を志すことになりました。 おりしも、大手外資系コンサル会社への就職を控えたタイミング。大きな仕事をしてから地方へ戻る人は多いかと思いますが、僕は梅農家という“現場”から、すべてをスタートさせることを選びました。(略) >> コンサルやめて梅づくりに励もうというのは感心。それはいいんだが、 「大きな仕事をしてから地方へ戻る人は多い」 が理解不能。 ①コンサルって新入社員に大きな仕事をさせるらしいが、これが分からない。入社したての若造に大きな仕事任せる、それで本当にコンサルって成り立つのか???若造をあてがわれた客は、それで有難がるのか?俺だったら「ふざけんな!」だけど・・・ ②何故大きな仕事をした後、地方へ帰るのか?大きな仕事ができたんなら、引き続き大きな仕事をし続ければいいじゃあないか・・・

給付金反対

 自民党だか政府が景気対策で3万円だか5万円バラまくと言ったら、「選挙目当てだ」と言って非難する。 TBSのインタビューでおばさんが「給付金要らない。選挙が透けて見えるから」と言う。俺は「馬鹿だなあ」とつぶやく。俺は、「給付金は有難くもらう、自民党に投票するかどうかは給付金とは別」だ。 日本人て給付金をもらうと与党に投票するのだろうか?そんなに賄賂に弱いのか?俺はくれると言うお金は有難くいただくけど、それと、どう行動・判断するかは全く別だ。 選挙目当てだろうが、なんだろうが、いい結果をもたらすならそれでいいだろう。百歩譲って選挙目当てでも全く構わない。だって民主主義って選挙で勝ったもんが次の選挙で交代させられるまでやりたい放題なんだから。それが嫌なら民主主義を捨てて新しい”主義”を編み出せばよい。俺は独裁も1回試してもいいんじゃないかと思っている。

憲法は死んだのか? 駒村圭吾さんが語る「忖度の連鎖」への処方箋

朝日新聞より; 聞き手 編集委員・豊秀一 2025年4月19日 8時30分 戦後80年の歩みは、権力の統制や法の支配、人権の尊重を掲げて生まれた日本国憲法の歩みとほぼ重なる。度重なる危機にさらされながら、生き延びてきた憲法の「現在地」をどう見たらよいのか。課題は何か。解決の糸口はあるのか。慶応大学の駒村圭吾教授(憲法)に語ってもらった。  ――3月に台湾で憲法の講演をされたそうですね。  「台湾の中央研究院で『立憲主義の危機、民主主義の勝利』というタイトルで講演をしてきました」 いまだ克服されない明治憲法体制の宿痾  ――どんな中身ですか。  「熟議民主主義、自由民主主義、立憲民主主義といったように、私たちは民主主義の前に何らかの形容詞をつけてきたわけです。形容詞をともなわない単なる 『民主主義』は実はろくでもない 統治システムで、制限なきポピュリズムと同じです。制限をかけようとする立憲主義は邪魔者でしかない。アメリカでは、民主的に選ばれたトランプ大統領が憲法を無視した政治を展開し、お隣の韓国でも大統領だった尹錫悦(ユンソンニョル)氏が『非常戒厳』を宣言したことで弾劾(だんがい)され、憲法裁判所は罷免(ひめん)を宣告しました。良くも悪くもダイナミックな憲法政治が繰り広げられている。一方、日本は『静か』です。なぜか、を説明しました」 >>おっしゃる通り。民主主義はろくでもない。制限をかけるのではなく、次の、あるいは別の”主義”を探すべきではないか?トランプは帝国主義に回帰しようとしているように見えるが、権威主義でも、はたまた全体主義に回帰するのもいいか???それほど、民主主義なんていうものに対する絶望は深い。  ――なぜなのでしょう。  「故安倍晋三元首相のスローガンは『戦後レジームからの脱却』。言い換えれば、『戦後憲法からの脱却』でした。彼の戦略は3段階に分かれていた。第1段階は、憲法改正手続きを定めた96条の改正。挫折しましたが、これは憲法の『テキスト』を改める明文改憲の提案でした。それが困難だと見ると、第2段階では、憲法の『解釈』を変更して9条を実質的に改憲する戦略に出ました。旧来の政府解釈を変更し集団的自衛権を認めたわけです」  「第3段階は、それでもやっぱりテキストを変えようと、『自衛隊』の3文字を9条に明記する明文改憲が提案されました。明記される『自衛隊』...

おじさん、おばさんが死に絶えた

母親の兄弟は10年くらい前に全員なくなった。そして、父親の兄弟で最後まで一人生き残っていた末の妹が昨日亡くなった。 これで父親、母親の系列でそれぞれ6,7人いたおじさん、おばさんは死に絶えたことになる。 ある種の感慨を覚える。また、一時代が終わった、寂しい、とでも言うべきか。 あるいは「次は自分」と言うべきか。 ”気の早い”いとこはもう何人か死んでいる。 母親の兄弟で一番最後まで生き残っていたのは誰だったか、その人が亡くなったとき、葬式で集まったいとこ同士で「親戚が会うのは葬式だけになったねぇ。これからは俺たちの世代の葬式で集まるんだ」と冗談半分に言い合ったことも思い出される。 3、40年前、「軽薄短小」という言葉が流行ったが、象徴的なのが半導体だ。同じサイズで機能が倍になる。見方を変えれば、同じ機能の半導体のサイズが半分、また半分と小型化する。俺たちの世代のビジネスは軽薄短小化の競争だった。その軽薄短小世代の俺から見ても、あらゆるものがますます軽薄短小化している。競争も激しい。 30年前、半年ごとに機能性能が上がってバージョンが変わっていくパソコンを見て「こんなに早く変わって誰が得するの?」と思ったものだ。これも当時の流行語だが、「サクサク」するから、いいらしい。より便利に早くできるようになる、のがいいということか。ソフトウェアがますます性能のいいハードウェアを要求し、ハードウェアの性能が上がればソフトウェアも変わる。 俺から言わせえば、何年かに一度パソコンを買い替えさせようというパソコン屋の謀略だ。みんなで一斉に競争をやめて同じハードウェア、ソフトウェアを10年くらい使い続けることができる、くらいのサイクルが俺には合っているし、人間の能力にも合っているように思う。どんどん性能が良くなるハードウェア、ソフトウェアを使いこなすのをデジタルリテラシーと呼んであたかもこれがないとバカで時代につていけないということになった。 競争に勝つこと、性能をよくすることが自己目的化しているが、これはやめられないだろう。競争に勝てば豊かになれる。負ければ貧しくなる。下手すれば死ぬ。 ただし、豊かになったからといって幸せになるわけではない。人間はますます忙しくなり、接する情報量は何倍にもなる。 進歩だ。 俺は、退職して進歩・競争をしなくてもよくなったが、そんなに幸せではない。進歩・競争...

50年ぶりに知って驚く

 学生時代の同級生と10年ぶり?に会った。 彼の言うには俺の部屋に遊びに来て変わったことが二つあったんだと。俺は全く覚えていなかったから驚いた。 その1: 俺に進められて煙草を初めて吸った。(吸わされた)それから30年間煙草をやめられなかった由。 その2: 俺からジャズレコードを借りてそれから自分で何枚かジャズレコードを買った。(俺は彼からAstrud Gilbertoのレコードを借りてダビングした・・・これははっきり覚えているが、貸したことは全く覚えてない) ジャズレコードはともかく、煙草は悪いことをしたような気もする。 自分は忘れていても結構、他人に影響を与えていることがあるもんだ。 これも年を取ることの功徳か? 閑話休題: 彼はレコードのみならず、曲名まで覚えていた。Miles Davis の”If I were a bell"だ。ということで久しぶりに聞いてみる。今日はあんまりいいと感じない。50年前は、彼も俺もいいと感じたはずだ。 この友人と会うためにJR新宿駅で中央線に乗った。なんと、9番線、10番線のホームのど真ん中に喫煙ブースが出現していた。時代に逆行してるのか?はたまた時代の先端を行ってるのか?

倒されし 竹はいつしか 立ち直り 倒せし雪は 消えてなくなる

 倒されし 竹はいつしか 立ち直り 倒せし雪は 消えてなくなる・・・こういうの狂歌っていうんだろうか?いいと思う。 小田豊二「悠玄亭玉介 幇間の遺言」より引いた。

かき菜は様々に楽しめる

 葉の部分はホウレンソウあるいは小松菜のようだ・・・油揚げと一緒に卵とじして食す。 茎の部分はアスパラに似てる・・・マヨネーズで食せばよい。 茹でた葉も茎も一緒にボウルに入れ、醤油・ごま油・ダシダを混ぜたドレッシングをかけて、混ぜ合わせたら韓国海苔といりごまをかけてもうまい。 たまたま安く手に入ったから様々に楽しめたが、かき菜ってあまり売っていない。 >> そもそもかき菜ってどんな種類の野菜なのか?黄色い花が咲くから菜の花系かな?

エノキの”根っこ”を食う

 エノキの根っこ=茶色い部分(石づき?)の上のくっついた部分 をサラダ油をひいたフライパンで蒸し焼きにする。ひっくり返して再び蒸し焼きにし、最後に醤油をたらして香りと味つけ。これが実にうまい。 独特の香りが出て来る。

朝日新聞(社説)トランプ関税 対中国圧力の無意味さ

朝日新聞社説より末尾部分引用:    トランプ政権は、スマートフォンやパソコンなどを関税の対象から外すかどうかで、揺れがみられる。中国は米国に強く反発する一方で対等な協議を求めている。互いに追加関税は撤回したうえで、対話による問題解決への道を探ってはどうか。米国抜きの世界経済も、中国抜きの世界経済も考えられない以上、共存を図るしかないはずだ。 >> さて、これは誰に読ませようとして書いたものなのか?トランプも習近平も読まないことは確実だ。彼らに読まれないことを前提に両者に「互いに対話しろ」という全く意味もなくつまらないことを言っている。トランプ関税以上に無意味だ。だけど、朝日の社説はせいぜいおかしな日本人を作るだけで、世界中に迷惑をかけるわけじゃあないから罪は軽い。 「対話して仲良くね」って、小学1年生に対する母親だか先生のお言葉で、そう言われた子どもは素直に対話して仲良くなるのだろうか?これは、「単に誰も反対できないことを言う病」だ。誰にも反論されない=意味のない事だ。そしていじめと同根だ。イジメは、自分は安全地帯にいて、逆らって来ない奴をいたぶることだ。 俺は朝日新聞を読み出してから2年くらいで日が浅いのだが、朝日新聞とは、こういう絶対読まない人あてに「ああせえ、こうせえ」と余分な説教をする文章=社説を開闢以来書き続け、また、それに対して「そうだ、そうだ」と賛同する読者がいて成り立って来たんだろうか?? 「ケンカしないで話し合って仲良くしてね」は正しく平和憲法の精神であり、戦後民主主義の核心である。この呪文を唱え、アメリカ様に守っていただき、戦後80年もアメリカ以外の国には侵略されないで来たんだから日本は幸運なのかも。天皇陛下様の祈りのおかげもあろう。

ふせえりで大爆笑

俺は”ふせえり”という女優(お笑い芸人と言うべきか)を知らなかった。 デビュー作はポルノ映画だ。 何故かEテレの「明日から使える プロの食材」に矢作健とレギュラー出演しているが、実に面白い。 この番組、栄養士の佐藤秀美先生を加えた三人がレギュラーで、ゲストとしてプロの料理人を一人呼ぶ。第1回の放送は、「使い倒せ!濃い野菜」と称して、ピーマン・かぼちゃ・ブロッコリー・ほうれん草などを取り上げ、今まで知らなかった調理法、あじわい方を紹介する。 知らなかった斬新な調理法・あじわい方に感心するとふせえりは「でんでん太鼓」を鳴らす。アダルトビデオ「SMぽいの好き」で主演の黒木薫が、”感じる”たびにパフパフラッパを鳴らしたのを彷彿させる。(多分、彼女はこれを意識してやったのだと思う) そしてあっけらかんとした・ふてぶてしいお約束破り。 ピーマンの中の白い部分を佐藤先生に「食べてみて」と勧められて一口食べて「あまりおいしくない」とそっけなく反応。ここは、「知らなかった!おいしい!」という反応を予想していたんだが、あっけらかんと期待に反する。そこに微笑。 ついで、佐藤先生がブロッコリーの茎も食べられるよ、と言いたいがために、茎を切り落とす・・・それを取り上げて捨てようとする・・・ここで爆笑。 佐藤先生から「野菜って一日350グラム食べてます?」と聞かれて「食べてませんよ」と食い気味に即答。その答える顔のふてぶてしい表情がとてもいい。ここで大爆笑。 佐藤先生とふせえりは馬が合うと言うか、相性がいい。 閑話休題: この番組で初めて知ったこと・料理 ①ブロッコリー(の茎)のかぶら蒸し風・・・おろして片栗粉・卵液とまぜて蒸す・・・これはさっそく作ってみたが、色が黄緑になって実にきれいだ。(まだ食ってない) ②ピーマンの焼びたし・・・ピーマンを直火で焼いて熱いうちにそばつゆにつけて半日おいて丸ごと食す・・・俺はこれと似た、パプリカを焼いてマリネしたのは大好き。 ③葉物野菜は50~60度のお湯で茹で、余熱を利用・・・どうしても冷ましたいときは冷水をかけないでうちわであおぐ ④ナスの輪切りはフライパンで焼く前にレンチンすると油を吸いにくい

性的な広告「子どもに見せない」を徹底する英国 日本にできる対策は

 朝日新聞より引用: 子どもが見るようなサイトにまで表示される性的な広告。規制を求める声があがっています。そのためには、どのような仕組みが必要なのでしょうか。英国在住で企業に対して広告に関するコンサルティングをしている中村ホールデン梨華さんに聞きました。  英国に性的表現を含むネット広告がまったくないとは言えませんが、少なくとも日本で目にするような性表現を見かけることはほとんどありません。  背景には、消費者保護に対する意識が浸透していることがあると思います。特に性的な表現を含む広告や、アダルトコンテンツに誘導する広告については、子どもに見せないようにという意識が社会で徹底されています。  広告業界では、未成年の保護や、消費者に不快感を与えないといった観点から自主規制を設けており、それが機能しています。  その運用を担うのが、広告を審査する「広告基準協議会(ASA)」です。学者、弁護士、広告業界の出身者から成る、政府からも独立した第三者機関です。  広告の自主基準がカテゴリー別に細かく定められており、市民から苦情を受けると、内容や表現、掲載先が適正かなどを審査し、「問題がある」と判断すれば、広告主に広告撤去を命じます。  たとえば、水着の広告で少女が水着を着ていたら、その少女が性的に消費される可能性が論点になり、ポーズが性的でないか慎重に議論されます。直接的な性表現にとどまらず、非直接的に性的な意味をほのめかすような表現、商品よりもモデルに注目が当たっていたり、 モデルが客体化されている と見なされたりするものまで、撤去命令の対象になります。  日本にも「日本広告審査機構」はありますが、価格の表示や薬の効果の表示など誇大広告が中心で、ジェンダー表現などの文化表象、動物愛護に関わる撮影上のガイドライン、子どもや社会的弱者への影響などの倫理は審査の対象となっていないのが現状です。  日本で性的な広告が野放しになっているのは、第一にASAのような第三者の審査機関がないこと、そして消費者、特に 弱い立場である子どもを守るという意識が欠如しているため だと思います。  日本で性的な広告が問題になると、「性的とはいえない」「表現の自由だ」などと「炎上」したあと、結局うやむやになります。 日本社会に男性文化が強いことに加え、社会全体で「ここまではOK」という基準が整備され...

嗚呼、カルディー

 カルディーの近くに行くと、上さんと「今日はやってるかなあ」と言い合う。入口で、ただコーヒーを配っているかどうか、だ。うちから一番近いカルディーは、やってる確率は50%くらいだ。 さて、今日は「やって」いた。当然いただく。何も買わずに店を出る。ココカラファインでパブロンを買い、西友で恐ろしく値引きした山芋を買ってから(つまり1時間くらいたってから)再びカルディーの前を通る。まだ、ただコーヒーを配っていたから俺は迷わず2杯目をもらいに行く。ところが上さんは来ない。「何故行かないの?」と聞くと、「2杯目だとバレるのは嫌だ」、と。「同じ店員でなければ分からないから構わない。」とも。 もうすぐ44年目の結婚記念日が来る・・・上さんと付き合って45年くらいになるのだが、こんな女だったとは知らなかった。何十年も付き合っていても知らないこともある。 結局二人でありがたく2杯目をいただいて、何も買わずに帰って来た。

風邪薬を買うのもややこしい

 ココカラファインでパブロンを買う。レジに行ったら店員が訳の分からないことを言う。(○○店員に代わります・・・とか何とか。) 「○○店員」と書かれた四角い札を胸につけた店員がやってきて 「風邪の症状は?」と聞く。 「風邪を引きそうなので予防のため」と俺。 「症状が出ていないのなら葛根湯などもありますけど・・・」と○○店員。 「え?」と俺。多分俺の顔いっぱいに???が浮かんでいたんじゃあないか。 そのやり取りの後、○○店員は売ってくれた。 理由を聞いたら4、5種類の薬物名を書いたリストを見せられ、それらの成分が含まれる薬は習慣性があり、2年前から○○店員の問診?/尋問?をしてからでないと売れないということになった由。 オーバードーズが問題になったから、大量摂取すると危ない成分が含まれる薬はこういう手続きを経て売れ、という建前になったのだろう。どうやら俺はオーバードーズには無関係と判断されたらしい。 いやいや、ややこしい世の中になったものだ。

史上最高の値引き

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 西友で長芋を安売りしていた。427円を50円。なんと88%引き。しかも見た目、触った感じではほとんど劣化してないように思われる。 長芋は、お好み焼き用にほぼ常時冷蔵庫に置いてあるが1か月はもつ。 昨年まで、スーパーにおける値引きは最大で50%だった。それが今年に入って50%以上の値引きを2回見た。2回とも買った。 71年も生きていると色々なことを経験する。

ひき肉ギャグ

 ひき肉が2割引きなので、上さんと買いに行く。肉の売場に来て: 上さん「何ひき?」 俺「2割引き」 上さん「違うよ、豚ひき?牛ひき?どっちを買うの?」

嗚呼、イオンモール株

イオンがイオンモール株を買って完全子会社化する予定であることが2月末に発表された。即日イオンモール株価格が1900円台から2300円台に急騰した。(理由不明)イオンモール株を持っていると7月1日付けでイオン株になる。4月11日、イオンモール1に対してイオン株0.65となることが発表された。 イオンモール株は俺が株式投資を始めるきっかけになった懐かしい株だ。20年くらい前、ダイヤモンドシティーという、イオンと三菱商事の合弁会社があり、上司から「ダイヤモンドシティーの株を買え」と言われて買った。(この上司、さまざまな株を買うよう勧めたが、このダイヤモンドシティー株と、それから親会社の株の購入だけ言うことを聞いた。) それまで株の売買なんて興味がなかったが、この時、松井証券の口座を作ってダイヤモンドシティー株を1株1573円で200株買った。その後三菱商事が手を引いてイオンモールとなり、また株の無償割り当てがあって264株に増えた。配当は40円。加えて優待で3000円の商品券をもらえるので優待込みの利回り4%強。まあまあの利回りだから手放さないでいたが、悩んだ末に、イオンモール株を売ることにした。 Yahooファイナンスのイオンモールの掲示板をみても、イオンモール株主たちの、売るべきか、買い増すべきか、真逆の意見がさまざま書き込まれている。掲示板に書き込まれた「買いたい」と「売りたい」が同数だ。 売ると決めたのは①現時点でイオンの優待に商品券はない②イオンのような業態に将来性はなさそう。強いて言えばミニストップ・マイバスケットには可能性があるように思うが、近所のミニストップやマイバスケットに行ってもこの数年間よくなっている感じがしない。何か薄汚く、暗くなっている印象。ちなみにイオンモールに行ったことはない。 64株の端株と200株の単元株とは売り方が違うが、まず64株だけ売ることにし、1株2483円で売った。端株は成行でしか売れない。ついでにもう100株成行で2522円で売った。 買う時と違って、いくらで指値すべきか分からない。残りの100株は2600円で指値しよう。これで売れなければ買値プラス1000円の2573円で指値しようかな? 閑話休題: 俺にさまざま株購入を勧めた上司からは「愛社精神があるなら親会社の株を買え。お前が頑張れば株価も上がる」なんて言われたが、買う気...

反時計回りに回れない電波時計

 退職の記念品として電波時計をもらった。無駄に高そうな石で囲われた置時計。 6年弱電池を取り替えないでいたが、とうとう電池切れに。電池を取り換えると、電波を受信して勝手に針が動いて時間を合わせる。この針の動きが面白い。電池取り換え作業を行ったのが午後12時過ぎ。電池取り換え後、一旦3時10分まで針が動く。逆回りすれば早いのに、わざわざ時計回りに回って12時過ぎで止まる。 何故反時計回りに回るように出来ないのか?バカバカしい、要領が悪いとも思うが、愚直と言うか、律儀さを感じる。無理矢理逆に回すと故障の原因にでも??決して悪くない。笑えただけでもいい。電池の無駄にはなるかな?

「僕はやっていない」と言ったら逮捕される現実…おかしくありませんか?

  日刊ゲンダイDIGITAL   【「表と裏」の法律知識】#277 より: 本当に犯罪をやっていない人が、警察から疑いをかけられたとします。「僕はやっていない」と当然否認し、無実を主張しますよね。でも、警察や関係者は、「否認しているなら証拠を隠すかもしれないし、逃げるかもしれない」として、その人を長い間、警察署で身柄拘束をしている。こんなことが現在も現実に起きています。 本来、逮捕や勾留が認められるのは、逃げたり証拠を隠したりする現実的な危険性がある場合に限られますし、その危険性がある間だけ身柄を拘束するというのが建前です。 しかし実際の運用では、裁判官ですら「否認している=証拠隠滅と逃亡の可能性がある」と短絡的に判断し、身柄拘束が続けられます。「関係者と口裏を合わせる可能性がある」「まだ発見されていない証拠を破棄するかもしれない」と。 そんな抽象的な可能性は全ての事件にありますので、こじつけようと思えばいくらでもこじつけられます。 このような状況は、いわば事件を否認している限り、警察が監禁を続けられる状況であるため、「人質司法」と呼ばれ、国内外から強い批判を受けており、日本の刑事制度に対する信頼を揺るがす原因にもなっています。逮捕された方々は、「認めれば早く出られる」「否認すると勾留が長くなる」というジレンマに陥れられ、自白してしまうケースが後を絶ちません。しかし、 警察・検察はもとより裁判所 も、まったく改善しようとしません。 袴田事件などの再審無罪事件が複数フォーカスされていますが、これらの報道から何も感じないのでしょうか。 「疑わしきは被告人の利益に」が刑事裁判の基本的な考え方です。 「やっていないことを、やっていないと言う」ことは、誰もが持っている大切な権利です。その当たり前の主張をすることで、「何かを隠している」「逃げるかもしれない」と逮捕され、自由を奪われることがいまだにある。そんな現実に、私たちは目を向けなければなりません。明日は我が身かもしれません。 (髙橋裕樹/弁護士) >> 警察・検察はもとより裁判所 ・・・をどうすれば改善できるのか?現実に目を向けるだけでは改善できない。彼らの悪さ、馬鹿さを報道するだけだったら彼らは皆に嫌われ、馬鹿にされて、なり手がいなくなる・・・改悪の方向だ。俺は警察・検察・裁判官はもちろん、官僚全体に...

ネットの普及・紛争・深まる分断… いまの時代、万博を開く意義は

  朝日新聞   ネットワーク報道本部次長(万博担当) 池尻和生の記事から引用;  ネットが普及したこの時代に万博を開くことへの疑問の声は絶えない。ただ、世界の分断は進んでいる。関税をめぐる対立の行方も見通せない。その中で人々が人種や国境を超えて リアルに集まり、多様な思想に触れ合う意義はある と考えている。政府や協会、地元自治体には、いま万博を行う意味を常に追求し、来場者や参加国の人々の期待に応えるような会場運営を求めたい。 >> 俺は、「 リアルに集まり、多様な思想に触れ合う」 のが当たり前、基本だと思う。これが池尻さんにおいては逆転していて、ネットで集まり、ヴァーチャルに触れ合うのが基本なのだろう。これには驚いた。 最後の「地方自治体に○○を求めたい」という紋切り型の上から目線。これには辟易。 俺はパソコンや携帯の画面に登場するものにリアリティを感じない。リアルとは別の作り物だ。これはTVが登場したときに、映像や音の完成度が低くて「別物」「まがい物」「偽物」と感じたからか?「生まれたときにパソコンや携帯がある世代にとっては、画面に登場するものがリアルで、本当のリアルは”もう一つのリアル”程度のものなのだろう。 万博に(オリンピックでも同様だが)意味なんてあるのか?昔からやってるお祭りをやめるのは難しい。お祭りの意味なんて考えるべきなのか?疑問の声が絶えないなら、日本でやるタイミングではなく、日本での開催が終わったあと、万博(やオリンピック)そのものをそろそろやめようか?という議論を巻き起こすべきだろう。そういう議論にならないのは朝日新聞が本気で万博やオリンピックの存在意義を考えていないということだ。単に「日本で万博(オリンピック)を開催する意味」を日本で開催するときだけ考えるだけなのだ。開催のタイミングでないときにそんな議論を持ち出しても誰もふり向かない。バズらない。カネにならない。 万博やオリンピックなんてかわいい無駄遣いのような気もする・・・防衛費なんて本当に意味あるか?アメリカという一番大切な顧客に対する接待費と考えるべきで、接待費に「費用対効果」などという無粋な考えは無用だ。もっと言えば、そもそも国防なんて意味あるか?国なんて守るべきものか? もう一つの考え方は、万博だろうがオリンピックだろうが、「皆さんやりたければどうぞ、だけど日本は参加しま...

広末事件にまつわる朝日新聞デジタル記事

 広末涼子が逮捕された事件に関する朝日新聞デジタル記載の記事。 ①江川紹子さんの「 裁判所のチェック機能がきちんと果たされたのか」から引用 そもそもこの件は、警察官による逮捕ではなく、精神科医による医療的処置で対応できた可能性はなかったのだろうか。  もし、広末さんの精神状態が不安定で、自宅に戻すことで不測の事態が懸念されるのであれば、それは刑事訴訟法の勾留という形での身柄拘束ではなく、精神保健福祉法で定められている手続き、すなわち措置入院の必要があるかどうかの鑑定を行って、しかるべき対応を決める、ということが望ましい。 >>江川さんのかねてからの「人質司法」批判・・・日本では検察・裁判所がグルになって検察の意に沿わない「容疑者」を逮捕し、自由を奪って人質にする。検察もおかしいけれど、それを許す裁判所もおかしい・・・からすれば、上記主張も「 むべなるかな」だ。こうやって人質司法をやめさせようとする記事をあきらめないでしぶとく発信し続ける江川さんには頭が下がる。人質司法云々はさておいても、長年の江川さんの姿勢は「真実」あるいは「善」を求めている。自由を求めている、と言い換えてもいい。言い方を変えれば「人質司法」「人質司法」と煽って金儲けのタネにしようではなく、 ブレないところが魅力だ。ところで、人質司法をやめるには、どうしたらいいんだろう?江川さんはその答えは提示しない。俺は検察・裁判所、ついでに警察に(そして官僚全体に)もっといい人材が入ってくるようにするしかない、と思うのだが。 ②弁護士・西愛礼氏 有名俳優逮捕に染まるメディアへの危機感 「興味本位で人権を軽視」 から引用  「知りたい」「面白い」に重きが置かれ、法や人権がないがしろにされていることに私は危機感を抱いています。   メディアを含め私たち は、ゴシップとしての消費、誹謗中傷による自死や、袴田巌さんの 冤罪事件での「犯人視報道」を 反省 してきました。その教訓はどこにいってしまったのか、今こそ立ち止まって考えなければならないというのが、私の率直な感想です。 >>西愛氏の言うことは陳腐。朝日新聞に忖度してるという印象。(そうしないと記事として取り上げられないんだからしょうがないけど) メディアが何をどう取り上げるのかは、読者の「知りたい、面白い」、つまり読む人に受けるかどうか、バズるかどうか、売れ...

トランプに吉本新喜劇を見せたい

 吉本新喜劇の多くは「涙あり笑いあり」で、前半は笑わせ、最後の5,6分でお涙ちょうだいの芝居となる。今日も今日とて、親父が娘の映画デビューのために映画会社の社長の言うことを聞いてひき逃げの身替りを買って出る、という話。最後の10分くらいの所で娘がそんな父親の秘密を知って「私は自分が幸せになっても幸せじゃあないの。お父さんも一緒に幸せじゃないと」と言う。 このセリフ、「トランプに聞かせたらどう思うんだろう?」と、ふと思う。

暴落時こそ「逆算思考」で戦略の見直しを!今、投資家がやるべきこと

MONEY PLUS によるストーリー( 三井 智映子 ) より: 今の俺にとって、実に腹落ちするインストラクションを引用する。 神様”バフェット”が語る「極意」(”長期保存できる銘柄を探しましょう”)は全くその通りだ、と思う。 リスク分散、積立投資の考え方なども腑に落ちる。 下がったら買いたいリスト・・・①大株主に怪しいファンドがいないこと②数年間利益を上げかつ高配当を維持していること③ゾンビ企業でなく長続きしそうな商売をしていて中長期計画を読んで好感を感じること(少なくとも違和感を覚えないこと)・・・今年はそういう銘柄を選び、その銘柄がいくらの値段に下がったら買うというリストを作っておいた。 3月26日の権利確定日以降、そういう値段になる銘柄が出始め、買い進めていたら、トランプ関税でほとんどの銘柄がそういう値段まで下がってしまった。(正直、4月7日の暴落は予想してなかった)そうなると高値づかみするかもしれないから買いを止め、まだ様子見を続けている。(NISA枠残60万円。今は、厳密に言えば、過去の最安値などありえない値段で数銘柄の指値発注をしている・・・買える訳はない値段、もし買えたらそれはそれで結構な値段・・・) 以下引用。 VUCAとは? VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの英単語の頭文字を取った言葉です。トランプ関税など政治的な先行き不透明感、グローバル経済の複雑化、世界の分断、AIやテクノロジーの急速な進化などが絡み合って世界は、ますます先が読めない環境になっているといえます。株式市場も例外ではなく、ボラティリティは高まっています。不確実性の高い環境では予期せぬ出来事による損失が発生しやすくなります。「恐怖指数」とも呼ばれるボラティリティインデックス(市場の値動きを表すもの)は今週、目処とされる20を大きく上回り、50の水準を超えました。 過去の実績や経済指標だけでは将来を予測しにくくなっているなかで、投資家も従来の発想を見直す必要があります。過去を振り返ると、2007年の世界金融危機では50%ほどの下落に見舞われた市場ですが、1987年のブラックマンデーでは約30%、2000年のITバブル崩壊では約45%、2020年のコロナショックでは約2...