AIと話す
新宿の和食屋に明日の昼飯を予約しようとしたが、ネットでは満席なのか、予約できないという表示だ。電話する。電話に出たのがAIだ。「AI○○です」と女の声で名乗る。人数や時間を質問してくるから答える。(やり取りは全て音声だ)
昼は予約を受け付けないのか、「お受けできません」とか何とか言われた。「お電話いただき、ありがとう・・・」と言っていたが最後まで聞かず、途中で電話を切る。
さて、これをどう受け取るべきか?
かつてのような「○○をご希望の方は1を」「▽▽をご希望の方は2を」・・・よりは、はるかにましだ。でも、AIに向かって何を言ったって・・・という気持ちになる。つまり、予約という目的だけに限ればこれでいいのだが、俺なんかはそれだけではつまらない。人間が出てくれると、予約という目的を達成する以外に「余禄」が得られる。例えば「この人、面白い声だなあ」とか、「東北出身かな?」とか、場合によっては嫌な感じを受けたり、ひどいときには口論になることもあるかもしれない・・・どうでもいいことだが、その余禄がコミュニケーションの醍醐味だろう。効率は悪いけどネ。人間が相手なら、よっぽど頭に来てなければ、相手が話してる途中で電話を切ることもない。
一直線に目的地に達する途中で変な道にそれたり、周りの景色を見まわしたり・・・それが人間が生きる意味合いではないか?
どうして予約電話を人間に受け答えさせないんだろう?人件費か?カスハラ対策か?
コメント
コメントを投稿