二・二六が成功していたら…
神立尚紀・「特攻の真意」より、元神風特攻隊の直掩機(護衛・戦果確認機)に乗っていた角田和男が戦後語った言葉: 財閥解体、農地解放、昭和11年の二・二六事件で青年将校がやろうとしていたことと同じじゃないかと。私な貧しい農家の生まれですから、二・二六事件のときは予科練の同期生たちと血気に加わることを真剣に考えたぐらいで、その行動をいまでも支持しています。あれが成功していたら、満州事変だけでそれ以降の戦争はしなくて済んだと思うんです。いかにもああいう人たちが戦争の導火線になったように言われていますが、全然違うと思います。それで、彼らがやろうとしていたことをアメリカがやってくれて、これは一体どうなってるんんだ、と思いました。俺たちは何のために戦争してたんだろうと思って、心底がっかしましたよ。 >> 戦後アメリカが日本でやった「改革」は、日本が戦争に負けて「ご破算」になったから、できたのだ、と思う。外圧によって「ご破算」にして天地をひっくり返す・・・角田たちは、その「ご破算」のために戦ったのだ。 二・二六が成功する、ということは天皇が支持するということだが、天皇はテロを許さなかった。同じことでも時期を得ないとできない。