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1月, 2025の投稿を表示しています

フジテレビのガバナンス

朝日新聞デジタルに佐藤優さんの以下コメント:  フジテレビ問題の論点が、中居正広氏が起こしたトラブルにフジテレビ社員の関与があったか否かについての隠蔽疑惑から、この会社のガバナンスに関する問題にシフトし始めています。代表権のない日枝久氏が会社の人事や経営に絶大な影響を持っている現状が、株式を公開している会社に相応しいかという問題です。  東京五輪をめぐる事件でKADOKAWAグループの角川歴彦氏が逮捕された事件でも、代表権をもたない角川氏の会社における影響力が問題にされました。  フジテレビ問題が「日枝問題」にシフトするようになると、事柄の深刻さが飛躍的に高まります。危機管理でも、リスクマネージメントの閾値を超えた会社の存亡にかかわるクライシスマネージメントになる可能性があります。 >>こう解説してもらうとフジテレビの何が”ガバナンス”問題か解る。中居案件をコンプライアンス室と共有せず少数で当たったことがガバナンス上の問題だとか言われてもピンと来なかった。ガバナンスと言う言葉が流行ってるから、盛っておこうみたいな感じで言われてもこっちは???だ。実質経営トップである日枝氏が代表権も持ってなくて陰でこそこそ・・・は醜い。同様に森喜朗・・・引退して死相も現れてるのに日枝と組んで自民党に影響力を持ってるみたいでおかしい。まさしくガバナンス問題だ。

嗚呼、普連土学園

 今日、普連土学園なる学校がある事を知った。昔、永井豪という漫画家が書いた「ハレンチ学園」を想起させる。また、当て字の感覚が暴走族の「夜露死苦」みたいでもある。 こんな学校に行く奴、行かせる親の顔が見たい。

なぜフジテレビは「堕落」したのか…元東京都知事・舛添要一が明かす「時の権力者との関係」と「大きな構造的問題」

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 現代ビジネスに以下: フジテレビがこんなになる前から言ってもらいたかったが、かなり信ぴょう性があると思う。俺もかねてから舛添さんの辞職には不自然なものを感じていた。(猪瀬さんの辞職もおかしかったが)そこへ行くと、百合子は森ー安倍ラインとうまくやって寿命を保っている。 森ー安倍ー石原ー三井不動産の一味は、東京オリンピックや神宮再開発でも胡散臭い動きをした。森喜朗をWikiると、日枝氏と同じ1937年生まれの早稲田卒。しかも産経新聞に入った。(日枝氏は1961年フジテレビ入社)統一教会問題、裏金問題、 フジメディア 問題は、安倍ちゃん暗殺がなければ表に出なかった…この際、日枝・森は退場してもらいたいね。少しはすっきりする。俺はカネが政治家の懐に入ることは気にしない。ただ、メディアと政治家が組んで気に入らぬ者を抹殺するのはダメだ。                 「七尾えるも」さん (前略)私は、長期留学していた欧州から1978年に帰国し、母校の東大で教鞭を執ることになったが、当時は、「文化的知識人」と呼ばれる人々が言論界を牛耳る左翼全盛時代であった。新聞で言えば、朝日新聞、毎日新聞である。東西冷戦の厳しい状況をヨーロッパで見てきた私は、その異常さに愕然としたものである。産経新聞は右翼新聞と言われ、系列のフジテレビも同様に見られていた。 帰国後、東大助教授として研究・教育に邁進すると同時に、求められれば、マスコミでも内外の政治の解説を始めた。ユートピア的な理想論に終始することなく、厳しい世界の現実を直視する私のような現実主義者は、日本では不評で、マスコミからは敬遠された。 しかし、フジ・産経グループは、私に解説を任せてくれた。1989年6月に大学改革を巡って私は東大を去ったが、その年の秋にはベルリンの壁が崩壊した。また、翌年の8月にはイラクがクウェートを侵攻し、湾岸戦争が始まった。 この世界的大事件について、私はフジテレビの報道番組で度々解説したが、的確なコメントを出すことができた。崩壊直後のベルリンの壁にも行った。また、湾岸戦争については、他のテレビ局に出演していた「専門家?」たちは「戦争は起こらない」と否定していたが、私と畏友の故江畑謙介氏のみが反対の見解であった。その後の事態の展開は、我々の言う通りになった。 江畑も私も、そしてフジテレビも、いわば「少数派...

これは、引っかかる方が悪い

朝日新聞デジタルに以下: 読んで大笑いした。こりゃあ、騙される方がバカだ。   タモリさんが1億5千万円を生前贈与したいと言っている――。そんなうたい文句で、宮城県登米市のパートの60代女性が、電子マネー利用権約250万円相当をだまし取られた。県警佐沼署が29日、発表した。  署によると、2023年6月ごろ、女性のスマートフォンに、司法書士を装った人物から「タモリさんが1億5千万円を生前贈与したいと言っている」「お金を受け取るためには、手数料や保管料を電子マネーで払う必要がある」などとうその内容を記したメールが突然送られてきたという。  女性はこれを信じ、昨年12月下旬にかけて複数回、コンビニエンスストアで電子マネーカード計250万円分を購入し、コード番号を伝えたという。夫と相談して詐欺の被害に気づき、署が29日、被害届を受理した。

「危機なのは民主主義ではない」 三浦瑠麗さんが感じる本当の危機

「危機なのは民主主義ではない」 三浦瑠麗さんが感じる本当の危機 毎日新聞  によるストーリー  •  2 時間  •  読み終わるまで 6 分   「民主主義は危機にある」。そんな言葉が叫ばれて久しいが、シンクタンク「山猫総合研究所」代表取締役の三浦瑠麗さんは「民主主義が広がることが無条件によいとは思わない」と指摘する。その真意とは。【聞き手・畠山嵩】 生存と繁栄の確保  ――戦後80年を迎えました。日本の民主主義の現状をどう評価していますか?  ◆ 日本ほど民主主義が安定している 国は他の先進民主主義国を見ても珍しい。例えば、韓国では大統領による「非常戒厳」の宣布がありました。一つのきっかけで民主主義が壊れるかもしれないという懸念は他の国と比べて少ない。定着という意味で安定しています。  ――現在、権威主義的な専制国家に住む人が世界人口の7割を占め、民主主義国は劣勢とも言われる状況にあります。 ◆政体は何のためにあるのでしょうか。外部の脅威から自分たち、境界内の人々を守る、それが実態として機能していることに政体の第一の意義があると思います。 民主制でも権威主義体制でも その目的を果たすことが出発点です。  「(人々の)生存を確保し連帯する一つの塊がこの共同体でよいのか」ということについて、(そこに所属する)ほぼ全員が合意している推定が成り立つことが国の存立の大前提でしょう。  民主化すれば社会が安定し自由と平和が訪れるのではなく、民主化する前の政体や社会がどういったものだったかが基本的に民主化後の国家の性質を規定します。  ですから、私は民主主義が広がることを自己目的化すべきだとは思いません。 まずその地域に住む人々がある程度合意できるまとまりで生存を確保し、次に繁栄を確保できる政体を選んでいく。その結果、運がよければ先進民主主義社会ができるかもしれない と考えます。  民主主義が優勢だとか劣勢だという考え方自体、民主国家が多い方が我々にとって良いという価値判断に基づいています。  民主主義が比較的理想的な政体であることは論をまちませんが、そこにたどり着くまでの社会の、単線的とは言えなくともある種の条件を兼ね備えていく 発展のプロセス が、いま我々が享受している民主主義の果実を成り立たせているということです...

Ah! Astrud Gilberto

 Astrud Gilbertoのベストアルバムを聞く。1973年の春、友人から借りてダビングしたもの。彼女は「へたうま」だ。音程もおぼつかないし英語もおぼつかない。Wikipediaによれば、1963年ブラジルから夫のJoan Gilbertoと共にアメリカに出てきて、夫がStan Getzとレコーディングしているスタジオに行ったら、プロデューサーのCreed Taylorに歌え、と言われて歌った”イパネマの娘”が世界的な大ヒットになってしまったと。その後彼女やStan Getzは大スターになり、夫はパッとせず・・・そして離婚・・・ 彼女は晩節を汚した。下手なんだからやめときゃあいいのに、何枚もアルバムを出した。聞くに堪えないものが多い。

人権てなんだ?

人権てなんだ?Wikiる。 バージニア権利章典第1条 人は生まれながらにして自由かつ独立であり、一定の生来の権利を有する。これらの権利は、人民が社会状態に入るにあたり、いかなる契約によっても、人民の子孫から奪うことのできないものである。かかる権利とは、 財産を取得・所有し、幸福と安全とを追求する手段を伴って生命と自由を享受する権利 である。  さて権利とは?これもWkiる。 権利 (けんり、 英 :  rights )とは、ある行為における 正当性 の根拠となる 能力 、または 資格 のことである [ 1 ] 。法律上は一定の利益を主張または享受する事を 法 により認められた地位、或いは他人に対し一定の行為や不作為を求めることができる地位のことを指す。 法治主義 の下において各個人が有する権利とは、 社会 制度との関係においてそれが保障されるか否かが問われるものであることから、権利は法に基づき各個人に付与される特権として理解される。ただし 人権 は、社会や国家などの 制度以前に先行して存在する と解釈されることがある。 >> 権利とは、正当性、能力、資格、地位だそうだ。権利には2種類あって①人権以外は法律で保障されるもの②人権だけは法に先行して存在する ということらしい。 俺は「法治主義」とか「権利」という言葉には違和感がある。日本人向きでない。 キリスト教圏あるいは欧米で「法治」とか「権利」と言う概念・言葉が生まれたのは、それまでに 財産を取得・所有し、幸福と安全とを追求する手段を伴って生命と自由を享受 することが一部の人間に偏在した事に対する反動だと思う。つまり、権力者・支配者が他人の自由など無視して自分だけの自由を謳歌した、ということだ。(トランンプイーロンマスクのしたい放題がそのいい例だ) それを否定し、ひっくり返すために生まれた理屈が法とか権利とか人権と言われるものだ。唯一絶対の神に代わってわがままな支配者をコントロール・牽制するためだ。 中国ではそんな権力者・支配者はやっつけられる。(革命・・・厳密に言えば、やりたい放題やるのは構わない。ただ、自分たちの生活が苦しくなると、百姓が立ち上がって「神に代わってお仕置きする」・・・)やっつけた者も他人の自由など無視してやりたい放題やるから、いずれ。また、やっつけられる・・・そろそろ共産党も危な...

フジテレビ雑感③

 日刊スポーツに、三崎優太氏のXが以下: 俺もフジテレビのやり直し会見は、メディアのやり口の醜悪さを晒すという点、フジテレビへの同情を買うという点で悪くなかったと思う。 フジテレビの皆さん(特に会見に出た偉いさんたち)はプライドを傷つけられ辛かったろうが、TV他のメディアを変えるきっかけにはなるのではないか。だって、いつ自分が「ディフェンスに回る」か分からない・・・ 元「青汁王子」こと実業家の三崎優太氏が28日、X(旧ツイッター)を更新。中居正広氏(52)の女性トラブルにフジテレビ社員が関与したなどと報じられた件について、同局が行った2度目の会見について言及した。 会見は27日午後4時から始まり、会見が終了したのは28日午前2時23分だった。報道陣から質問が絶え間なく続き、1度の休憩を挟み、終了までに10時間23分を要する異例の長丁場となった。 この日の“やり直し会見”は、動画撮影禁止や取材媒体の制限などで世間の反感やスポンサー離れも招いた前回17日の会見から一転、参加メディアを限定せずに各媒体4人程度受け入れたが、質問の意図が不明瞭で無駄に長かったり、大声で叫ぶ記者もいた。 三崎氏は会見が終了する直前ごろの28日午前2時台にXを更新。「フジテレビの会見は日本の文化の縮図が詰まっているかのようだ。全てが悪だという前提で叩きまくり、重箱の隅をつくように些細な矛盾を探し、一言一句全力で揚げ足をとる。まぁ、この戦法が大得意なのがテレビだったんだけどね」と私見をつづった。 この投稿に対し「観ていて気持ち悪くなる時が有りますね!吊るし上げる悪意!」「何を追及したいのか分からない記者多すぎ問題」「あの一部の記者を見てるとまともな報道が出来るとは到底思えませんね」「一度信じ込んでしまった正義感を正当化するために人を追い込む構図に見えます。やりすぎだと思います」「記者の質が悪すぎるのでは」などとさまざまな反響の声が寄せられている。 また三崎氏は、続くポストで「テレビ局って相手を袋叩きにするオフェンスは最強だけど、ディフェンスに回ると最弱なんだな」とも述べていた。

フジテレビ雑感②

 日刊スポーツに以下:鈴木エイトさん、強いてフジテレビのよかったところをあげつらう所がすごくよい。 ジャーナリストの鈴木エイト氏が28日までにX(旧ツイッター)を更新。フジテレビが中居正広氏の女性トラブル問題に関連して開いた2度目の記者会見で、「感心した」という同局の木村拓也アナウンサーの姿勢について記した。 鈴木氏は同記者会見に報道陣として出席し、会見の模様などをXで実況した。会見は10時間を超える異例の長丁場となったが「フジテレビは参加する記者のため、会見場前に飲料水の入ったペットボトルを置き、会見場のパイプ椅子の下には電源コードを満遍なく配置。長丁場の会見になることを想定し準備。水分補給は持参したお茶で済ませたが、これらの気遣いはありがたかった」と局側の配慮も紹介。 また、「会見場で聴いているだけでも長丁場はキツく、壇上の取締役の高齢の方の体調も心配に。立ちっぱなしで会場の係員を務めるフジテレビ社員の方々、各メディアの撮影クルーの方々含め身体への負担が大変な会見に。どなたも体調崩されないよう」と関係者らの体調を案じてもいた。 そうした会見をめぐって「感心したこと」として、「フジテレビのニュース番組『Live Newsイット!』の木村拓也キャスターが寒空の中で取材申請者の列に他の取材希望者と共に並んでいたこと」と紹介。「自局の番組のキャスターであっても、他のメディアと同様に客観性を保ちながら報じようという姿勢は素晴らしい」とたたえた。 >>結局、木村拓也キャスターは、どんな取材をしたのか?それが気になる。日刊スポーツをWikiると、同紙は朝日新聞系らしいが・・・

ジョーカー議員・河合悠祐が戸田市議選でトップ当選した

  東スポWEBに以下: 埼玉・戸田市議選が26日投開票され、日本保守党から立候補した河合悠祐氏がトップ当選を果たした。 河合氏は2021年の千葉県知事選を皮切りに衆院選や参院選に挑戦。ジョーカーペイントで話題を振りまき、埼玉・草加市議に在職中の昨年は都知事選にも立候補し、ほぼ全裸ポスターで物議を醸した。都知事選後は埼玉県南部の外国人問題解決を訴え、衆院選の埼玉15区に政治団体「日本保守党」から立候補していた。 この保守党は作家の百田尚樹氏が結党した「日本保守党」ではなく、石濱哲信氏が設立した日本保守党で、河合氏はジョーカーペイントを封印。この5か月は毎日、駅立ちして、政策や知名度を浸透させていた。 >>彼は戸田市議になって何をするつもりだろうか?戸田にはクルド人もいないが。

フジテレビ雑感

 フジテレビの”イット”で青井アナがフジテレビの会見について伝える。 青井アナは1年前、NHKをやめてフジに来た。このニュースを伝えながら、どう思ってるんだろうか? 1937年生まれの日枝氏がいまだ取締役をやり、陰で権力をふるっている、と批判されている。俺は石田プロデューサーのことを思い出す。彼もミュージックフェアー、オールナイトフジなどフジテレビの黄金期の番組をやっていた。さて、彼はもう死んだかな?と思ってWikiると、なんと、1943年生まれの石田氏はいまだに、 嘱託として引き続きフジテレビに在籍しており、『ミュージックフェア』等を担当している 由。 確かに1980年代、石田さんは優秀なプロデューサーだった。だが、60歳前後には自ら身を引くべきだった。 多分、日枝、石田以外にもたくさん、80歳以上のじじいが現場に出たり口を出したりしているんだろうな、と思う。 ナベツネや長嶋を死ぬまで大事にする読売、日テレ系列も同様な「数十年前の黄金期を支えた」老人たちを大事にしてると思う。 これがフジテレビや日テレが年々おかしくなっていることの元凶だろう。 しかし、人権人権とうるさいね。人権先進国のアメリカでは人権疲れした皆さんが「人権じゃあ飯が喰えねえ」と言っている。

天声人語は誰が書いているの?

 以下の天声人語を読んで「天声人語って誰が書いてるの?」とCopilotに聞く。答えは ”執筆は 論説委員 が1人もしくは数人で担当。 603文字で世相をうまくとらえながら短くまとめているので、老若男女を問わず読みやすいコラムです。 「天声人語」の執筆者が大事にしているのは「なるべく新鮮なニュースを題材にする」ということ。 取り上げるテーマは「世相」「社会」「政治」「経済」「若者」「戦争」等。”だった。 朝日新聞デジタル 連載 天声人語 記事 (天声人語)政権交代と方向転換 有料記事 天声人語 2025年1月27日 5時00分   ホワイトハウスにスタッフが初出勤したら、何十台ものパソコンのキーボードに「W」のキーだけなかった――。24年前、クリントン政権からブッシュ政権へ交代した際の「事件」は有名だ。ブッシュ氏は大統領だった父親と区別するため、ミドルネームの頭文字の「W」でよく呼ばれていた。このキーがないと困る ▼二大政党が激しく競う米国で、対立政党への政権移行は大作業だ。備品ならまだしも、人間が何千も入れ替わる。政府職員のほとんどが資格任用の国家公務員である日本と違い、大統領が指名する政治任用が多いためだ ▼トランプ大統領が就任早々、人事で大なたを振るっている。特に露骨なのが「DEI」(多様性・公平性・包摂性)の取り組みの排除だ。就任演説で「人種とジェンダー」への考慮をやめ、「能力主義の社会を築く」のだと宣言した ▼すでに連邦政府の機関には、DEI政策の部署の閉鎖や職員の有給休職が通知されたという。前政権が進めてきた施策が、これほどあっさり方向転換されるとは。 背景には、差別が徐々に是正され、優位性が薄れてきた白人男性の保守派が危機感を高めたことがある ▼企業でも一部に抵抗があるが、新政権に合わせた転換が目立つ。例えば米マクドナルドは、管理職に占める女性比率などの目標を廃止すると発表した ▼ 日本にも影響があるかと考えて、怖くなった。選択的夫婦別姓だけをみてもこの体たらくだ。周回遅れの状態なのに逆風が吹いたら、どうなるのか。 >> 黄色くハイライトした個所を読むと、「書いたのは女だろうな、それもDEI好きなWOKEISTだろうな」と思う。「差別が徐々に是正され、優位性が薄れてきた白人男性」は、「米軍がいると戦争に巻き込まれる」というフレーズと同じく、人々...

オバマはゆっくり暗殺されている

 オバマが大統領になると聞いた時、「すぐ暗殺される」と思った。「クロンボが大統領になるのは許せない」と思う人が何千何万といる、と考えたからだ。オバマは暗殺されなかったが、 2025年1月23日付け現代ビジネスに 三ツ谷誠さんが書いた 「日本は1945年から何も学んでない」USスチール買収をめぐり「希望なき白人の物語」が日本人に鳴らす警鐘 を読んで 「オバマはゆっくり、合法的に殺されているんだ」と思った。それがトランプ大統領再選につながった。 (前略)筆者は、冒頭にも書いたように、このディールは「日米同盟の強度」を占う象徴的な案件なのだ、と2023年4月19日付の記事に記し、ゆえにこそ 日本製鉄は中国との関係を疑われないように宝山鋼鉄の株を手放した 、と2023年7月31日付の記事に記した。 しかし、少なくとも現段階で炙り出されたのは、日米同盟のある意味での脆さになる。日本製鉄は国家安全保障にかかる米国サイドの懸念に対しては、その懸念を理解し、あらゆる点できめ細かな配慮を行い、約束を示していた。図1は、2024年11月7日に開催された2025年3月期2Q決算説明会資料の抜粋になるが、「ガバナンス」「米国内生産」「通商」の3つの視点で、例えば「取締役の過半数は米国籍」など、その懸念を払拭する打ち手を示している。(図1略) >>俺は、日鉄が宝山から手を引いたこと自体を知らなかった<< 冷静に考えれば、最短の時間軸で台頭する中国に対するには、同盟国である日本の日本製鉄の技術と資本を活かして、早急にUSスチールを再建することが、 理に叶っている ことは、米国の支配層においても自明のことだろう。 しかし、 米国の選択はそうした理性に基づいたものではなく 、あくまでUSスチールは米国の手で管理し、再建できるのかどうかは分からないが、MAGA「偉大な米国の再興」(Make America Great Again)、の文脈でやっていく、というものだった。 >>理にかなったことを拒否する米国。Greatだった米国は理にかなっていたように思う。しかし、理にかなったことを心掛けていたはずの民主党・バイデンが日鉄のUSスチール買収に反対したのか?安全保障とか軍産複合体にはバイデンも弱いのか?<< こうした帰結を考えるに、トランプが掲げるこのMAGAというスローガンについて、これはもう...

茶碗蒸しを作ってみた

 TVか何かで見たんだろう、茶わん蒸しが喰いたくなった。初めて作る。 卵2個に出汁300㏄塩と醤油で原液。ネタはかまぼこのみ。 レシピによれば、最初は蓋をした蒸し器で強火だが、2,3分経ったら蓋の下に箸を挟めと。これは知らなかった。25分蒸したら出来上がり。 上さんと二人でおいしくいただいた。

フジテレビのおかげで・・・

 何十年か前に俺の尊敬する先輩の技術屋さんから「歩くのと走るのとどっちが雨に濡れないか?」という質問をされて確か「走る方」と答えた。正解は多分「歩いても走っても同じ」だったような気がする。(逆だったかな?)その後、「雨に一番濡れない方法は?」という疑問が湧いてきたが、答えは見つからなかった。 さて、今朝、2,3時間フジテレビをつけていた。番組を見ようというのではない。どのくらいスポンサー離れが激しいか、チェックしたかったからだ。確かに6、7割は例のACだ。 フジテレビをつけて見るともなく見ていたら冒頭の疑問の答えが出てきて、長年悩み続けてきた上さんと夫婦二人で驚きかつ喜んだ。この番組に出た物理学者?によれば、 ①なるべく姿勢を低くして ②上体を30度前傾させて ③なるべく早く動く のが 一番雨に濡れないんんだそうだ。番組内でお笑い芸人が昔の「ウサギ跳び」みたいな恰好で上体を前傾させて一生懸命早く這いずって、歩いたり走ったりするより、上から降らせた水に濡れる量(服についた水の量)が一番少なかった・・・差は誤差範囲と言っても構わないくらいわずかだが。 さてさて、次の番組が「有吉の正直散歩」とかいう番組で、これ、有吉と局の女子アナがレギュラーで、お笑い芸人かなんかをゲストに呼んでそこらを歩いちゃあ、店に入る、と言う番組。俺はこの手の番組は普段なら絶対見ない。店に入って何かを食えば「おいしい!」の連発だからだ。今日は我慢してチャンネル変えないでいたが、そのうち、この番組、「人気芸人に女子アナをあてがう」というフジテレビお得意のやり口だなぁ、と思いつく。これを口に出して言うと上さんに「そんなこと言うもんじゃアない」と言われるから、口には出さなかった。 閑話休題: ACジャパンのCMって金はどうなってるの?と思ってネットで調べる: フジテレビのケースは テレビ局やラジオ局は、空いた広告枠をACジャパンに無償提供することがあります。 に該当するのじゃあないか? しかし、去年フジテレビに入ったヤツとか、今年内定をもらったヤツなんてどう思ってるんだろうか?彼らに罪はない。ただし、近年フジテレビは決定的に面白くなくなっていた。それを知らずに(あるいは 知りながら)入社(しようと)したんだからしょうがないか、とも思う。

日経平均、久しぶりに4万円台

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 2025年1月24日12時半頃の俺がマツイで保有する株の株価チャート。今日は、久しぶりに日経平均が4万円を超え、一瞬だが俺の保有株39銘柄のうち、±ゼロが1、マイナスが2、他36銘柄プラス。ほとんど全面高。 あまりに壮観なので記録に残す。これを書いてる間に前日比マイナス銘柄が増えた。     

芸人にモラルを求めるな!

以下の朝日新聞デジタル記事を読んで敢えていいたい。「芸人にモラルを求めるな!」と。芸人なんて人間とけだものの「あいのこ」くらいと思えばいいい。人間は芸人をけだもののようにしつけて芸をさせて喜んでいればいい。(ときにはけだものに襲われたり殺されるのもやむなし、というか、それもまたスリルだ。ジェットコースターが時々落っこちるから乗りたくなるのと同じだ) それから、 「ジャニーズ問題」後に制定された人権方針 なるものを寡聞にして知らない。(見たくもないが) 以下記事。   社会の不信感がふくらむ中、フジテレビが17日、ようやく説明の場を設けた。  昨年末発売の週刊文春などが、タレントの中居正広氏と女性の間で性的な問題が起きたと報じた。中居氏は「トラブル」を認めるコメントを公表。さらに記事では、フジ社員の関与も指摘された。フジも中居氏も否定するが、もし何らかの形で関与があったとすれば問題はより深刻だ。  フジの親会社の一部の株主は、対応に透明性が欠けていると厳しく指摘している。  こうした状況のなか開いた会見で、「社員がタレントと女性を2人きりにして性的な接触をさせることが常態化している」ような事実があるか尋ねられ、港浩一社長は「そういうことはなかったと信じたい」と答えた。  人気芸能人との関係を強めるために、女性を性的に利用していないか――。この点こそが、社会が同社に抱く不信感の核心だろう。今回の問題では、港社長が随時報告を受けていたという。不信を払うには、社長の責任を含め、徹底した調査と説明が必要だ。  報道からほどなく、フジ以外のテレビ局も、中居氏が出演する番組の差し替えやシーンのカットをした。高度なプライバシーに関わり、事実関係や当事者間の権力関係が見えにくいなど、性的な問題をめぐる疑惑には対応の難しさがある。その中でも、人権侵害の可能性を重くくんだ各局の判断は基本的には望ましいだろう。一方で、判断理由の説明は必ずしも明確でない。根拠を明らかにし、 「ジャニーズ問題」後に制定された人権方針 を具体的に運用する方法を、見いだしていく時だ。  「社会調査支援機構チキラボ」が昨年公表した芸能・メディア関係者のアンケートでは、「番組プロデューサーが下請け制作会社の女性スタッフに性接待を強要していた」など、「性的接待」を見聞きしたり経験したりしたという回答が複数あった...

ヨッ!大統領

1月20日付け読売に 以下の見出し。 ケネディ暗殺など機密文書3件、「数日以内」に解除…トランプ氏が意向 トランプ氏が「すべて公開する」と宣言したのは、1963年のジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件と、68年のロバート・ケネディ元司法長官とマーチン・ルーサー・キング牧師の暗殺事件の未公開の関係文書。米CNNによると、機密文書の公開は、第1次政権のトランプ氏を含め、歴代米大統領が求めてきたが、中央情報局(CIA)や国防総省などが情報提供者の保護などを理由に拒否してきた。 ケネディ暗殺についてはキューバ危機でコケにされたCIAとキューバから追い出されたマフィアの陰謀説がかねてから有力だ。ケネディ暗殺に限らず、CIAが何をして来たか、是非詳しく知りたい。トランプはアメリカ(あるいは世界)は一部の大金持ちがCIAや軍を使って陰で支配している、というディープステイト論者だ。期待しよう。 これだけで、トランプが大統領になった意味がある。CIAに暗殺されなければいいが・・・と言うか、暗殺されてもCIAの陰謀を暴くべきだ。命を懸ける価値はある。

Billie & Stan

 Stan GetzのDiscographyを見ていたら、Billie Holidayと共演している”Billie & Stan"というアルバムがあることを発見。全く知らなかった。1951年録音か?Storyvilleレーベル。確かに二人とも1950年代前半、Storyvilleと契約している時期があった。YouTubeで全曲聞ける。Stan Getzの出番はごくわずか。(言われないとわからない・・・) 一方で、Billie Holidayは実に味わい深い。1930年代から歌い慣れた(俺にとっては聞き慣れた)歌を鼻歌のようにリラックスして歌う。傑作と言うアルバムではない。かなりいい加減に崩して唄う。でも、肩に力が入ってなくて俺は好きだ。 Billie Holidayというと、差別され、男には騙され、酒と薬に身をやつし・・・みたいなイメージ先行で、悲惨な人生を送った女、差別に抵抗する黒人みたいに聞いてしまう。聞く方も肩に力が入ってしまう。俺はそれが嫌で若くて、まだ苦労をあまりしていない時期の彼女の明るい歌が好きだった。このアルバムの彼女の歌は「私だって力を抜いて鼻歌だって歌うわよ」と言ってるみたい。 閑話休題: Bilie Holidayは1959年に44歳で死ぬが、その前年に吹き込んだアルバム”Lady in satin"は上述の”Billie & Stan"とは真逆の、壮絶な歌声。しゃがれた声でマジに歌う。聞いてる方がつらくなる。これもBillie Holidayだ。脳天気に鼻歌を歌ってるレコードも録音すれば、マジで壮絶な歌声も残す・・・この頃のアメリカはGreatだった。誰かが言っていたが、recordの原意は記録であり、レコードは演ずる人の「記録」であると。Billie & Stanは、「こんな歌い方もするんだよ」という、Billieの別の一面を見せてくれる。歌手としての彼女の記録だ。 このアルバムをYouTubeに載せてくれたtaro crossさんは面白い。レコードを片面ずつ再生するところをYouTubeに載せる。映像はターンテーブル上のレコードに針を乗せて再生が始まり、ぐるぐるレコードが回ってるだけの動画。かなりの面倒臭がり屋だと見た。

小林秀雄

 小林秀雄「本居宣長補記1」より: プラトンは、はっきりと書物というものに対する不信を表明している。事物の本性の最も深いところは、言葉などで現わせるものではないとさえ言っている。自分は哲学の第一義について、今日まで書いたことはないし、これから先も書くことはあるまい、書けるものではないからだと断言している。(略) ソクラテスの話相手のパイドロスは、民主制下にあった当時のアテナイの一般知識人の風として、議会や法廷の演説を通じて発達した弁論術雄弁術(レトリック)というものを重んじていた。だが、どんな雄弁家も、聴衆の思惑に無知でいては、その説得など思いもよるまい。それなら、相手の思惑に通じて、これに上手に阿れば、説得など訳なはいとも言えるわけで、上手に人を説得するのと物事を正しく考えるのとは、ひどく違ったことだ。ソクラテスは、説得と思惟とを、根本的に異なった心の働きとするまで、考えを進めるのである。しかし、国政を論じ、世論を動かし、成功の道を人々に開いて見せている雄弁家に慣れた人々には、ソクラテスの洞察は、容易には目に入らない。(略)この対話で、ソクラテスは、決して相手を説得しようとはしていないし、第一、相手の思惑など眼中にないのである。(略) 修辞をこらして、相手の説得に成功した雄弁家には、言語表現の上で、自在を得ているという考えが生まれるだろうが、それは、雄弁と言う偶像を信じ、指導者になれたという当人だけの自負を出まい。ソクラテスの場合は、言葉の力は、遥かに深く信じられていたと言ってよい。言葉を飾るというようなことは、彼には思っても見られぬ事であった。なぜかというと、言葉とは、彼には、自分の外部にあって、外部からどうにでも操れる記号ではなかったからだ。それは、己の魂に植え付けられて生きているものだ。(略) 答を予想しない問は無かろう。あれば出鱈目な問である。従って、先生の問いに正しく答えるとは、先生があらかじめ隠して置いた答えを見つけ出すことを出ない。中江藤樹に言わせれば、そういう事ばかりやっていて、「 活発融通の心 」を失ってしまったのが、「今時はやる俗学」なのである。取り戻さなければならないのは、 問いの発明 であって、正しい答えなどではない。今日の学問に必要なのは師友ではない。師友を頼まず、一人「自反」し、新たな問いを心中に蓄える人である。(略) 人の性は...