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8月, 2023の投稿を表示しています

日本をどう守るのか 日本を「第二のウクライナ」にするな 参戦している認識が甘い

夕刊フジのやってるサイトzakzakに以下の記載 2022年のロシアによるウクライナ侵攻直前、やけにアメリカ(イギリスも?)から自信たっぷりの「近々ロシアがウクライナ侵攻する」情報が出てるなあ、と思っていたが、米英でちゃんとロシアを刺激し、ウクライナ侵攻に誘導していたということ。 ダム決壊はどうも、ロシアの仕業ではなかったらしい。ウクライナ側に責任があったとすれば、不測の事態、事故だったのかも。しかし、日本人もウクライナ、ロシアのように平気でもっともらしい嘘をつき、相手が悪いと演出して、情報戦を戦えるかなあ??不得意そう。それゆえ、日本は戦争下手だから戦争しないで憲法9条を愚直に守って平和主義で行った方がいいような気がするんだけど・・・ 米英のグローバル勢力は、ウクライナではロシアにぶつける相手に役不足だったので、次は日本を『第二のウクライナ』にしたいのでしょう。 という意見 に ついてはにわかに信じがたい・・・アングロサクソンの考えそうなことではあるが、ロシアって今更叩き潰すべき存在か?日本が利用されるなら対中だろう。まあ、それでも、やっぱり、そろそろアメリカから独立する選択肢を俎上に上げた方がいいようには思う。この二人の話の行きつく先は、トッドさんとおなじ「日本核軍備論」かな???それはともかく、アングロサクソンvs中国・・・俺は中国に分があるような気がする。 ********* 以下zakzakより***********   ――日本と、開戦前のウクライナが酷似しているとは 元陸上自衛隊「特殊作戦群」初代群長、荒谷卓氏「ウクライナでは紛争前年の 2021年、極東へ向かう英海軍の空母打撃群から、ミサイル駆逐艦が離脱して黒海沿岸のオデッサに寄港しました。同10月には、米国が約180基のミサイルを供与してウクライナに配備しました。12月には米82空挺師団が派遣され、ウクライナ軍の訓練を始めました。ウクライナ軍が国境に兵力を集めた瞬間、ロシアが軍事作戦を開始した」 ――では、日本は? 荒谷氏「東京にNATO(北大西洋条約機構)の連絡事務所を置く話が取り沙汰されています。21年は前述の英空母打撃群が横須賀基地(神奈川県)などに寄港し、再び25年に自衛隊と合同演習を行うため訪日します。岸田文雄首相は防衛費増額を決めて、巡航ミサイル『トマホーク』を米国から買い、全国...

日刊スポーツの紋切り型(江川紹子さん)

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  江川紹子氏「新たな中国人排斥でしょう」旅行客らに向けられた飲食店の「福島県産」看板に懸念 日刊スポーツ新聞社 の意見 と称する記事以下。 俺はオーム真理教事件以来、江川ファンだ。かつて(多分今も)日本の司法を「人質司法」と批判して爽快だ。彼女の偉いところはしつこく、粘り強く事実や情報を集め、それを証拠に立論すること。人質司法批判の一環で談合を取り上げ、談合の裁判記録、判決文などから「司法は談合は悪って決めつけて立件するけど、本当に談合って悪なの?やむを得ない談合、ためになる談合ってあるんじゃないの?」(言い方を変えれば発注者が馬鹿で悪いんじゃないの?)という切り口で論じる・・・感心した。 さて、問題は江川さんではなく、日刊スポーツの方。 中国では反日感情が急速に高まり 、とマジで思っているならジャーナリストとして失格。あんなのやらせだろう。誰かから金もらってやってるにちがいない。やらせでなく、仮にああいう大バカ者が実際にいるとしてそれを「反日感情」と言うのか?日本にもいる大馬鹿野郎だろう。反日感情なんて言うから、言われた日本人側も中国人排斥に動く。日中戦争にしたいのか?確かに戦前は戦争があると新聞が売れた、という実績はあるようだ。万が一、反中したいなら、目立たないように、こっそりすべきだろう。江川さんが言う通り、日本に来てくれる中国の皆さんは大事にしなくては。 日刊スポーツは一方では反中感情を煽り、一方では反中はダメよ、と言いう江川さんの意見を紹介している。どっちか一方にしてもらいたい。 ジャーナリストの江川紹子氏が29日までにX(旧ツイッター)を更新。SNS上で拡散され て話題になっている、中国人旅行客らに向けられた飲食店の看板について「新たな中国人 排斥でしょう」と指摘し、「日本の利益にも逆行するのでは」と懸念した。 東京電力福島第1原発処理水が海洋放出されたことを受け、中国側は日本産水産物の輸入 全面停止の 措置に踏み込んだ。 中国では反日感情が急速に高まり 、日本国内でも中国 の国番号「86」で始まる番号から、複数の飲食店や公共施設などへの嫌がらせの電話が 続くなど、迷惑行為が拡大している。 そうした中、都内の飲食店が店先に「中国人へ。当店の食材は全て福島県産です」と 注意書きをした看板を掲出し、その画像がSNSで拡散され話題になっている。 江川...

「談合せず何ができたのか…」 組織委元次長、罪認めたが言葉に含み 五輪事件

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  朝日新聞デジタル    に以下: 正しくこの、元次長が言う通り。これで罪に問うというのは明らかにおかしい。一番素晴ら しくまた嬉しくと思うのは、朝日新聞が、 紋切り型の「談合は悪い」 ではなく、 こういう記事を出す事。朝日新聞が良い方に変わっていると感じる。 今や談合は「オワコン」でしっかりした会社がやる談合はこの手のものではないか、 と思われる。(もちろん、田舎の町や村が発注する仕事では昔ながらのかわいい談合は まだ 行われているだろうが・・・) 「談合せず何ができたのか…」 組織委元次長、罪認めたが言葉に含み 五輪事件 東京地裁に入る森泰夫被告=7月5日、東京都千代田区、代表撮影   東京五輪・パラリンピックという国家プロジェクトのために奔走したつもりだったが、検察に逮捕された。大会組織委員会大会運営局の元次長・森泰夫被告(56)は初公判で談合の起訴内容を認めたが、言葉の端々に含みがあった。悪いのは自分だけなのか――。  「間違いありません」。7月5日、森元次長は初公判の冒頭、独占禁止法違反(不当な取引制限)の罪を認めた。  組織委が発注したテスト大会や本大会の運営業務で、広告最大手「電通」などと一緒に、競技場ごとの受注業者を事前に決めたとして起訴された。検察は、発注者として森元次長が談合の中心にいたと指摘した。  その後の被告人質問。弁護人はたずねた。  弁護人「いろいろ言いたいことはあると思うが、争わない?」  森元次長「はい」  「いろいろ言いたいこと」とは何を示すのか。  「トカゲのしっぽ切りをされたってこと」。森元次長をよく知る関係者は、取材に打ち明けた。  組織委は業務発注の方式について、原則は競争入札と規定。特別な場合に限り、特定の業者を指定して契約する随意契約を結べるとしていた。  森元次長は競技運営について、随意契約での発注にこだわっていた。  法廷で理由を説明した。「スポーツ大会の委託は突発的なトラブル対応の経験が必要で、初めての業者がやれるとは誰も思っていなかった」。組織委には大会運営の経験がある職員がほとんどおらず、準備も「年単位で遅れていた」という。  実績がある業者を随意契約で指名し、早くサポートしてほしいと思っていたが、組織委は最終的に競争入札を採用した。  弁護人「(組織委の)上層部も専門業者は必要だという認...

大佛次郎、「天皇の世紀」を読む

 「天皇の世紀」は、文庫本で17巻あるが、作者が病気で倒れ、完結していない小説。(小説と言うよりノンフィクションというべきか)1967年から書き始められた。まだ第1巻しか読んでいないが、大佛次郎さんは、淀んだ古い日本を変革した人たち、その言動、考えを詳細に描いて、昭和の日本人に初心を忘れるな、と言いたかったのではないか?司馬遼太郎の最大のヒット作「坂の上の雲」は1968年から書かれ「竜馬がゆく」は1962年から書かれた。俺はこの頃小中学生でよく分からなかったが、1960年代の日本は、敗戦後10数年たって経済的によみがえり、奇跡と言われたが、一方で平和ぼけし奢侈に流れているという反省・意識が強かったのかもしれない。また明治維新から100年ということで明治維新を振り返るという風潮もあったろう。 この第1巻では、アヘン戦争に対する中国(清)の対応、黒船に対する江戸幕府の対応が描かれ、図らずも日中の比較になっている。(日中、どちらも攘夷論に違いはないが、イギリスに開国を迫られた清の役人はイギリス人の言う事を聞くような嘘をついてその場を取り繕ったのに対し、江戸幕府の役人はアメリカ人に嘘を言えずに「自分には決める権限がない」と言い訳して答えを先送りした。) 徳川封建制度の淀んで腐った変化を忌み嫌い、現状維持することしか考えられない支配層、とりわけ天皇を取り巻く公家の守旧停滞・頑迷固陋ぶりも描かれる。加えて以下の通り、俺が知らなかった意外なことを教えられた。 ①吉田松陰はガチガチの攘夷論者だった。俺はもっと開明的で欧米好きだと思っていた。確かに黒船に乗り込んでアメリカに行こうとしたが、アメリカが好きで行こうと思ったわけではなく、もともと好奇心が強いから日本国中を歩き回って各地の知恵者と話した、その延長線上で、嫌いなアメリカに行って研究して国のためになりたかっただけ・・・大佛さんによれば幕末においては若者が不安になり、現状を変えよう、それまで一番大切だと信じられてきた家や藩を捨てて他国を知ろう、という渇きにも似たものが押さえきれず、それを癒すため、何のためだか本人も分からないが何かを見つけたい熱情に突き動かされたのだと。松陰はそれが誰よりも強く、そんな、一途で純粋な、目標も目的も何もない無分別・無鉄砲が松下村塾で教えを受けた長州の下級武士たちにも伝わり、江戸幕府を倒そうとい...

「東大生が官僚にならなくなった」理由は?

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「東大生が官僚にならなくなった」理由は?学生の “ 霞が関離れ ” を映す現役職員のリアルな声 OpenWork 「働きがい研究所」 キャリア・スキル 社員クチコミからわかる「企業ランキング」 2023.8.14 8:00 以下、ダイアモンドオンラインに記載された記事。オープンワークという会社(サイト)に登録した官僚の口コミやアンケートへの回答などを元に書かれたもの。(例によって 黄色でハイライト下部分、コメントを末尾 ) 2023 年度春の国家公務員総合職試験の申込者数は過去 2 番目に少ない結果となった。東京大学の卒業生も 10 年間で半分以下になり、学生の “ 霞が関離れ ” が起こる中、官僚の働き方改革が求められている。今回、オープンワークが調査した現役職員によるクチコミや評価スコアを基に、「官僚が士気旺盛に就業できる環境」の実現につながる要素を探った。(ダイヤモンド・ライフ編集部) 東大卒の国家公務員試験の合格者は 10 年間で半分以下に  国家公務員の人事を管理する人事院の発表によれば、 2023 年度春の国家公務員総合職試験の申込者数は過去 2 番目に少ない 1 万 4372 人で、昨年の申込者数( 1 万 5330 人)から大幅に減った。大学別の合格数を見ると、東京大学を卒業した学生の合格数は過去最も少ない 193 人で、この 10 年間で半分以下だ。   国家公務員総合職いわゆるキャリア官僚は国の中枢を担い、かつては東大生の就職先の代名詞とも言われていた。だが、長時間労働や国会対応といった「働き方」に関する部分で、東大生に限らず就職先として学生から忌避される傾向があるようだ。  こうした背景を受け、 6 月 22 日、自民党行政改革推進本部は「官僚の働き方改革に関する提言書」を岸田文雄首相に提出した。提言書では、過重労働や若手中堅官僚の離職を防ぐべく、「官僚が士気旺盛に就業できる環境、働いてみたいと思う魅力ある環境を作る」といった内容が盛り込まれた。  就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「 OpenWork 」を運営するオープンワーク株式会社は、「働き方改革」を推進する立場である国家公務員の働き方に着目した。 OpenWork に蓄積された官公庁業界のデータを、 14 年と 23 年現在...

”処理水”放出

 NHKニュース: 福島の年取った漁師とその息子と孫が登場。息子は漁師をしていて「俺は魚を取るしかできねえ」と言う。孫は「漁をするおじいちゃん、格好いい」と。 年寄漁師は「放水ありきで後から説明しに来るのは順番が違う」と。その通り。かといって漁師の皆さんのご意見を事前に聞くと放水できなくなってしまう。これが政治というヤツ。漁師の親分(全漁連会長?)と岸田首相の面談も白々しい政治的儀式・・・俺の一番嫌いなもの 息子は「俺は転職なんてしねえ」と言っている。(もしかすると、補償金目当てで漁師をやめられないのかも) 孫も漁師になるか? 「20代の成長環境」がどうたらこうたら、と転職したがる奴らよりはましか。 上さんと話したこと: ①こっそり東北を横断する地下水路を作って、日本海側から中国に向かって放水したらどうか? ②危ない魚(に限らず放射能の危険がある食い物)は年寄りが率先して食うべき。法律で義務付けたってよい。その代り食った年寄には補助金をくれないか。俺たち夫婦は喜んで食う。 ③福島で取れた魚を銚子で水揚げして「銚子産」と言ったらどうか?確か数年前、福島の人から「福島産の魚は厳重に放射能検査していて、他所で取れた魚より安全」と聞いた。

Giant Killing

 俺の予想を裏切って慶応高校が勝った。 ①なんといっても”奇跡”を呼び込んだのは慶応の色白の一番バッターの先頭打者ホームラン。度肝を抜かれた仙台育英選手は浮足立って普段考えられないようなミスを連発。このホームランで彼は全人生の野球運を使い果たしたのではないか?大学でならともかく、ハンカチ王子同様、プロに行っても大成しないのではないか?(この試合で一生分の運を発揮できたのは、日ごろの鍛錬があったればこそである。) ②奇跡や運ではなく、実力、意地、しぶとさを持てるもの以上に発揮したのが慶応の先発ピッチャーだ。もっと言えば、彼を先発させた監督の判断に驚愕し脱帽する。俺の予測は彼が先発したことから狂い始めた。仙台育英に付き合って乱れた慶応の守備陣に足を引っ張られながら彼が2失点に抑えたことが試合の流れを慶応に引き寄せた。これは運とか奇跡ではなく、彼の力であり、監督の判断力だ。 ついでに印象深いGiant Killingをもう一つ。女子サッカーワールドカップの日本がスペインに勝った試合。日本の2点目は平凡なシュートが、スペインのバックスの足に当たり、キーパーが逆を突かれた格好になってゴールとなった。これが奇跡を呼んだ。この失点からスペインはおかしくなり、逆に日本は普段以上の力が出せた。 リーグ戦というものの面白さで、予選を2位通過したスペインが優勝しちゃったが、日本に負けた試合がスペインの底だった。その後「実力」に加え運も味方にした。逆に勝った日本は運を使い果たした。三高の小倉元監督ではないが、運の量を増やすには、やっぱり日ごろの鍛錬が必要。日ごろの鍛錬のためには日本における女子サッカーがもっと人気が出て客も増え、チームも増えること。男子より世界のトップに近いと確信する。

HRzine:20代はなぜ「ここでは成長できない」と思うのか

HRzineという人事労務サイトに記載されていた記事: 最後に黄色くハイライトした部分について俺のコメント   20代はなぜ「ここでは成長できない」と思うのか~ オープンワーク 大澤陽樹氏×人材研究所 曽和利光氏 転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社では、この10年間での日本の働き方の変化をまとめた「社員クチコミ白書」を発表した。同資料で明らかとなったのは、働きがいはおおむね向上した一方、「20代成長環境」が下降したということだ。20代は他の世代に比べ、最も残業が少なく、最も有休消化率も高いのにもかかわらずである。この結果は何を意味しており、20代の成長を促すために企業はどうすればよいのだろうか。オープンワーク 代表 大澤陽樹氏と人材研究所 代表 曽和利光氏がこの点について考えを述べ合った。 残業の減少が20代の成長機会を減らしている? ──まずは、大澤さんから「社員クチコミ白書」の概要と、「20代成長環境」が下降した理由として考えられることを教えていただけますか。 大澤陽樹氏(以下、大澤)  「OpenWork」には525万人のユーザーがいるのですが、企業で1年以上働いた方がクチコミを投稿いただけるようになっていまして、クチコミ数が累計1410万件あります(2022年12月時点)。クチコミを投稿する際のアンケートには、テキストで回答いただく定性的なものと、5段階評価で回答いただく定量的なものがあり、定量的なほうに「20代成長環境」があります。なお、回答は20代の方だけでなく、20代以外の方も行っています。  定量的な質問は8項目あり、そのうち「20代成長環境」以外の「待遇面の満足度」「社員の士気」「風通しの良さ」「社員の相互尊重」「人材の長期育成」「法令順守意識」「人事評価の適性感」は、この10年間ですべて改善していました。唯一「20代成長環境」だけが下がっている。これは驚くべき事実でした。 その背景として一つ考えられるのが、残業の減少です。データを見ても残業時間が減るにつれ、「20代成長環境」の点数が見事に減少しています。擬似相関の可能性もありますが。PCの強制シャットダウンのような、やや本質的ではない残業規制を行った結果、「もっと仕事がしたい」「もっと自分のスキルを高めたい」と思っても仕事ができない...

”転職アカデミア”【成長実感ない人は必読!】20代で成長できる企業とは?

”転職アカデミア”【成長実感ない人は必読!】20代で成長できる企業とは?より: (コピーできなかったから下記の通り転記した。細かいところでは誤記があるかも) 数日前に下記を読んで以降、これを信じる若者がたくさんいるのか、そしてこれを読んで若者に迎合しようという会社経営者もいるのか、と思うと暗澹たる気持ちになったまま、気が晴れない。下記は読んだ若者にも、日本という国の将来のためにも有害だ。言論の自由というのも本当に面倒だ。中国のように検閲できないものか・・・ 労働者を「自分を売る者」と定義すれば、マルクス時代の労働者は自分の肉体・時間を売った。今の労働者は分化し、肉体・時間を売る者と、知識・経験やスキル(俺、スキルって言葉が大嫌いなんだけど、他にいい言葉が思いつかない)を売る者がいる。労働者のキャリアとは、この知識・経験やスキルを表し証明するもの、ということだろう。そして今や、知識・経験やスキルでなく、それに代わってキャリア自体が売り物になる、という”疎外”が起きている。一方で肉体・時間を売る者=エッセンシャルワーカーは、なり手のいない不人気商売だ。 働くとは何か?俺は団体、組織、他の人など自分以外のもののため、役に立つために何かをすることだと考える。決して自分自身の将来やキャリアに役立てるためではない。自己満足・自己実現のために働く、ということはありうる。例えば昔の職人が、自分が「よし」と思うまで寝食を忘れて仕事する、なんていう・・・ただし、将来やキャリアなんて関係ない。その時のいわば”刹那的”な判断、あるいは感情といってもいいようなものとも言えるし、持って生まれた性根、業と言ってもよい。また、お客さんがその仕事を評価してくれなければ自己満足してばかりもいられない。 ここに、「役に立つ=価値」とは何か?という疑問が湧いてくる。役に立つ立たない、とは別に市場によって決められる価値というものがある。下記は、役に立つ、立たないは無視して自分のキャリアの市場価値を高めよう、自分を高く売ろう、ということを若者に勧める記事だ。確かに会社員というものは自分を商品として会社に売る。俺もそうしだったし、もっと高く売れるなら転職もしたかも知れない。しかし、下記とは何か違う。俺にとって、働くこと自体に目的があった。自分の所属した会社・組織の中でどう役に立つか?が目的だった。下記は働くこと...

やっぱり高校野球教

 今日、高校野球の決勝だ。午前中にやればいいものを一番暑い午後2時から始める。俺には理解不能。やっぱり宗教だった、一番苦しい時に試合すれば救われると信じている、と考えればわからなくもない。 仙台育英は、とんだ”かたき役”だ。俺の周りは”にわか慶応ファン”だらけ。(俺も1番バッターの白い顔には魅力を感じる。仙台育英の選手は顔も名前も全く思い浮かばない)俺は慶応は負けると予測している。判断根拠はただ一つ。準決勝でピッチャーが完投したこと。準決勝で慶応がもっと点を取っていれば、あるいは他に信頼できるピッチャーがいれば、ピッチャーを交代したはずだ。つまり、準決勝で勝つために慶応は力を使い果たした、と。(もっと点が取れれば、あるいは、あと一人信頼できる投手がいれば、余力を残して決勝に臨めた) ただし、この考え・予想は、当のピッチャーの能力・体調・気力によって当たらないことがある。ハンカチ王子は俺のこの考えを見事に裏切った。2006年、西東京予選決勝で我が日大三高は早実と戦い、2番手ピッチャーを先発させ、負けた。(確か、先制され追いついたがサヨナラ負けではなかったか・・・)その年の甲子園決勝の早実対駒大苫小牧戦。再試合となった決勝で駒大苫小牧はマー君を温存し、負けた。(面構え、体つき・・・マー君が野球選手としてハンカチ王子より数段上なのは一目瞭然だった)西東京予選決勝、甲子園決勝2試合の3試合とも早実はハンカチ王子が先発完投した。自分以外にピッチャーはいない、という意識がハンカチ王子に、持てるもの以上のものを発揮させたのか?逆に言えば、この3試合でハンカチ王子は持てるもの・運を使い果たした、とも。

Microsoft Bingと遊ぶ

ひょんなことから、Microsoft Edgeの上の方にある「窓」(なんて言うの?)に「〇〇とは」と入れると答えを生成してくれることを発見。最近の就活学生人気第一位は、コンサルだと知り、愕然とし、コンサルに象徴される、ブルシットジョブの反対の仕事はエッセンシャルワークだろうと、Bing様に聞いてみる。その答えを以下。「エッセンシャルワークとは」と入れると勝手にメリットやらデメリットやら将来性やら課題やら色々答えを準備してくれているからついでに見る。 俺は退職後、あるコンサル会社に関わっていて、年に一回、社員評価/教育の下請けをするが、課題だ、メリットだ、デメリットだ、将来性だ、という思考パターンがコンサルそのものだ。俺の知る限りコンサルは自分も生徒も紋切り型に嵌めようという「自分の頭で考えない」輩。そしてそんなコンサルを有難く使う客が一番アホだ。下請けとしてはそんな紋切り型やめたら?って遠回しに言ってみるんだけど、型に嵌めたがる。病的だ。下請けとしてはそれ以上逆らえないから我慢する。上さん以外で我慢するのもいい刺激になる、と思って我慢する。 以下、Bing様のお答え( 俺の茶々 ) エッセンシャルワークとは、日常生活を維持するために必要不可欠な職業のことです。例えば、 医療・福祉・保育・教育・公共サービス・生活インフラ・物流・小売業 などが挙げられます 1 2 3 4 。エッセンシャルワークに興味がありますか? ・・・製造業及びその子会社の建設会社出身の俺から見ると、製造業、建設業はエッセンシャルワークではないのか?農業、漁業、林業(かつて第一次産業と呼ばれていたもの)こそ、エッセンシャルではないか?と思ったり、Bing様にとっては製造業、建設業、第一次産業などはもう「オワコン」なのか?と思ったり。食料・情報・エネルギーのセキュリティーと国防が一番エッセンシャルだと思うが、そういう言い方ではないね。 エッセンシャルワークのメリットは、 人々の生活の支えになっている というやりがいや、 専門性が必要とされる というスキルアップの機会があることです 1 2 。また、エッセンシャルワークは 今後も必要不可欠な職種 であるため、将来性も高いと言えます 2 3 。どんなエッセンシャルワークに興味がありますか?👩‍⚕️👨‍🚒👩‍🏫 ・・・やりがいやスキルアップって「メ...