”転職アカデミア”【成長実感ない人は必読!】20代で成長できる企業とは?

”転職アカデミア”【成長実感ない人は必読!】20代で成長できる企業とは?より:

(コピーできなかったから下記の通り転記した。細かいところでは誤記があるかも)

数日前に下記を読んで以降、これを信じる若者がたくさんいるのか、そしてこれを読んで若者に迎合しようという会社経営者もいるのか、と思うと暗澹たる気持ちになったまま、気が晴れない。下記は読んだ若者にも、日本という国の将来のためにも有害だ。言論の自由というのも本当に面倒だ。中国のように検閲できないものか・・・

労働者を「自分を売る者」と定義すれば、マルクス時代の労働者は自分の肉体・時間を売った。今の労働者は分化し、肉体・時間を売る者と、知識・経験やスキル(俺、スキルって言葉が大嫌いなんだけど、他にいい言葉が思いつかない)を売る者がいる。労働者のキャリアとは、この知識・経験やスキルを表し証明するもの、ということだろう。そして今や、知識・経験やスキルでなく、それに代わってキャリア自体が売り物になる、という”疎外”が起きている。一方で肉体・時間を売る者=エッセンシャルワーカーは、なり手のいない不人気商売だ。

働くとは何か?俺は団体、組織、他の人など自分以外のもののため、役に立つために何かをすることだと考える。決して自分自身の将来やキャリアに役立てるためではない。自己満足・自己実現のために働く、ということはありうる。例えば昔の職人が、自分が「よし」と思うまで寝食を忘れて仕事する、なんていう・・・ただし、将来やキャリアなんて関係ない。その時のいわば”刹那的”な判断、あるいは感情といってもいいようなものとも言えるし、持って生まれた性根、業と言ってもよい。また、お客さんがその仕事を評価してくれなければ自己満足してばかりもいられない。

ここに、「役に立つ=価値」とは何か?という疑問が湧いてくる。役に立つ立たない、とは別に市場によって決められる価値というものがある。下記は、役に立つ、立たないは無視して自分のキャリアの市場価値を高めよう、自分を高く売ろう、ということを若者に勧める記事だ。確かに会社員というものは自分を商品として会社に売る。俺もそうしだったし、もっと高く売れるなら転職もしたかも知れない。しかし、下記とは何か違う。俺にとって、働くこと自体に目的があった。自分の所属した会社・組織の中でどう役に立つか?が目的だった。下記は働くこと自体に意味や価値はなく、働くのは、よりよい自分のキャリアのためだ。キャリアが売り物になっているところが気に入らない。キャリアそのものは何も生まない。その意味で価値はない。ご本人を高く売るという意味で役に立ち、市場価値があるだけ・・・バブルの時、将来高く売れるから、という理由で絵の良し悪しは無視して絵を高く売り買いしていたが、それと同じ。

下記で言う通り大企業や終身雇用は「オワコン」だろう。一方で働く事自体は「オワコン」ではない。俺は働くこと自体に価値を見出せ、と言いたい。確かに働くこと自体を自己目的とするのはおかしいかも知れない。働くのは何のため?と更に考えれば結局は、自分が「食うため」「いい生活したいから」という答えであってもよい。しかしそれなら「じゃあ何のために食うの?」「いい生活して何になるの?」という疑問が出て来て際限がない。結局「何のために生きるの?」に行きついてしまう。俺は「何のために生きるの?」の答えを持ち合わせていない。ただ「死ぬ方が生きるより容易で楽だから死ぬのは嫌だ、苦しいから生きてやろう」と思うだけだ。その観点では、キャリアを究めようと苦労し努力することも否定しない。仕事は全くできないが、キャリアだけは立派、なんてジョークとして面白いと思う・・・こう書いて、俺が小学生時代、掃除の時間に掃除の真似だけしてさぼってたことを思い出した・・・そんな輩ばっかり増えたら日本という国、日本にある組織・団体はどうなってしまうんだろう???と心配になる。下記におけるコンサルが人気上位なんてせいぜい10年間。バブルは必ず弾ける。日本国中コンサルだらけになってエッセンシャルワーカーがいなくなる、なんてことにはならない。けれども10年後の日本では、知識・経験やスキルが見せかけだけのホワイトカラーが増え、ブルカラーは、不人気でなり手がいない・・・

下記で全く理解できないのは「20代での成長」が企業の評価項目の一つになっていること。それもかなり評価ウェイトが大きいらしく、20代での成長を売り物にする企業まで現れていることだ。エッセンシャルワークにおいては20代なんて、黙って修行する10年間だろう。経験の浅い者が勝手なことをして1年分の収穫全部を無にしたり、人の命を危険にさらしたりすることがある。つまり、下記は日本人得意の「ごっこ=バーチャル」なのだ。かつての共産党、社会党の、アメリカ軍に守ってもらうことを暗黙の前提とした「空想的平和主義・非武装中立論」と同じだ。下記で「オワコン」とされている大企業や役所や終身雇用を守ろうとしている古い会社があるからコンサルは飯が食えるのだ。

数が減った若手に迎合し、阿(おもね)る傾向も気になる。1920年代、人気がなくなって、志望者が少なくなった陸海軍を思い出す。下剋上・革命を是とされ持ち上げられた若い軍人はその10年後、貧困にあえぐ故郷の村を尻目に政争に明け暮れた政治家、何もしなかった官僚に絶望し、テロを起こした。今の20代の皆さんが義憤を感じテロを起こすほど他人や社会のことを真剣に考えるのかどうか分からない。しかし、今の日本では若者は充分絶望しており、気の利いた若者は日本を見捨て、日本で働こうという若者は人口減以上に減り、加えて下記の通り、オワコン破壊のための下剋上や革命を是としている。政治家官僚は1920年代と変わらない。不気味な相似だ。

                    記

 20代での成長角度によって、30代以降のキャリアの飛躍は大きく変わって来るので、20代にキャリアでは、大きな成長が期待できる環境で働くことをお勧めします。

人生100年時代、環境の変化が激しい今、終身雇用を前提としたキャリアの築き方はもはや崩壊をしています。

大企業は企業規模が大きすぎぎるがゆえ、時代と環境の急激な変化に、会社、人事制度が追い付いていない状況があります。そのため、自らの意向に沿ったキャリアを築いていくことも非常に難しいのが現状です。

これからの時代では、社会の変化にうまく対応しつつ、やりたいことを仕事にできるように、ビジネスパーソンとして絶えず成長していき、キャリアを自ら築いていく覚悟と行動が必要になってきています。

【成長実感ない…(実際成長できない)企業の特徴】

①ジョブローテーションが多い

 業務のスペシャリティ、スキル、実績が「社外の市場価値」の高いものにならない

②自分で物事の意思決定ができる裁量がない

 仕事を勧める上で、「必ず上司の人に意思決定を委ねないといけない」「指示された通りにしか仕事できない」「自分で何か考えて決めていける余地がない」場合は、成長の観点において非常に危険です。若手に育成に非常に定評のあるサイバーエージェントでは、本人に決断をさせる「量」×「質」を非常に大切にしており、例えば、新卒入社1年目にいきなり子会社の社長を任せる抜擢を行うことで、若手の圧倒的な成長を実現しています。

③身につくスキル・経験が、社内でしか活用できない

 自分の身につけたスキル、経験が社内でしか活かせないものなのか、社外でも活かせるものなのか、常に自らに問うて考えていくことが必要です

【20代で成長できる企業の特徴】

①急成長中の企業(か事業を運営している)

 急成長に合わせて、どんどんマネジメントポストが空き、チャレンジ機会に溢れ、在籍する社員にどんどん任せてくれる

②身の丈以上の経験を積ませてくれるスタンスがある

 成長のためには成功も失敗も数多く経験することが必要です。自分の今の能力以上の機会に挑戦することが一番有効な打ち手です

③スペシャリティスキルとポータブルスキルがバランスよく身につけられる

 営業、マーケティング経理などの職種としてのスペシャリティスキルと論理的思考力、仮説思考、課題解決能力、人を動かす力などのポータブルスキルの両方をバランスよく、かつ高い次元で学べる環境は、20代の成長環境として非常におすすめです、若いうちからスペシャリティスキルとポータブルスキルを高い次元で成長させていけると、社外での市場価値が非常に高くなり、30代以降のキャリアの飛躍にもつながっていきます

20代成長ランキング

①ローランド・ベルガー

②A.Tカーニー

③マッキンゼー・アンド・カンパニー

④コーポレイト・ディレクション

⑤ベイン・アンド・カンパニー

⑥リンク・アンド・モチベーション

⑦ボストン・コンサルティング

⑧ドリーム・インキュベータ

⑨P&G

⑩プロパティエージェント

ベストテンのうち、上位8社はコンサルティングファーム(戦略ファーム多い)という特徴的な結果になっていますが、実は先ほどご紹介した20代で成長できる企業の特徴を全て満たしています。


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