民主主義は手間がかかる

朝日に 政治の信頼取り戻す、SNS以外の「広場」とは 大島理森×宇野重規と題して以下2か所抜粋。俺は大島さんは謙虚そうで好きだった。

大島 (衆院議長の時、天皇が生前退位のご発言をされた私が一番心配したのは、当時の安倍晋三首相が政権復帰の直前、ある月刊誌に書かれた天皇制についての論文でした。「現憲法はたかだか60年の歴史しか持たない。それに対し皇室は、2千年間以上も続いている」という趣旨の記述にいささかの違和感を感じていました。憲法は国の基本法です。自身の歴史観に強いこだわりを持つ安倍首相が主導して、この問題に取り組むと言われたらどうしようかと考えたのです。歴史認識の問題になると、妥協は難しいですからね。

>>ここは俺は安倍さんと同意見。天皇は民主主義なんてない時代から日本のトップに担ぎ上げられていた。民主主義以前の(民主主義や憲法を超えた)存在だ。「憲法は国の基本だから天皇も憲法に従え」という考えならば、天皇制はやめた方がよい。あるいは、皇族なんてやめて、国民投票でその時々の天皇を選べばよい。

宇野 今はSNSの中で非常に激しい争いがあり、まともな議論ができないような雰囲気があります。今の若い人たちは政治は怖いものだ、意味もなく人のことを傷つけたり、悪口を言ったり、罵倒したりするものだと感じています。政治とは本来、この国、あるいは世界の未来のためにみんなで知恵を集めて議論することだという理解が、今はほとんどない状態です。政治や政治家が信頼をもう一度勝ち取るためには何が一番大切でしょうか。

 大島 まず政治家はSNSも重要ですが、何度も申し上げているとおり、手間暇をかけるということで直接対話をし、説明責任を果たしていただきたい。そういうことを愚直にやることが大事ではないでしょうか。(後略)

>>宇野さんは東大教授だというから、俺なんかより若者について正しい情報を持っているはずだ。その彼が若者は「政治は怖い」と感じているという。それなら、まだ脈はあると思う。俺は、若者は俺と同様、政治や民主主義に絶望している、と思っている。仮に絶望していないんなら「勇気を出して飛び込め」などと励まして政治家を志させることができそうだ。絶望してると、100年前の若者のように政治家殺害のテロに走ると思う。

手間暇をかけるということで直接対話をし、説明責任を果たす・・・ここには違和感。俺は政治家は次の選挙で落ちるまでは独裁でいいと思う。それが有権者に気に入らないなら落選するまでだ。替わって当選した者が前任者の決めたことをひっくり返せばいいのだ。それが俺の考える「手間暇」だ。

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