文春読んで笑っちゃった
AIは人類滅亡の夢を見るか
と題して文春巻頭随筆に萩原浩さんが
このあいだ、娘がぽつりと言った。
「じゃあ、ちょっとAIに相談してみる」
え? なにそれ。別に深刻な相談ではなく、生活上の疑問を解決したかっただけのようだが、それにしても、目の前にいるんだから、まずお父さんに相談しなさいよ。おい、どこへ行く…と書き出す。
ついで
「AIはいつか人類を滅ぼすだろうか」とAIに聞いても答えがない、と続け、
そうかそうか黙秘か。喋れないのは疚(やま)しいところがあるからだな。クニの母親は泣いてるぞ。カツ丼は出さんからな。
最後に、
私には縁のない対話型の生成AIを使えば、「私たちは人間を破滅させるようには設計されていません」といった模範的な回答が返ってくるらしい。娘によると「AIは耳ざわりのいい答えしか返さない」そうだから当然か。
「だからAIに質問しても話半分に聞く」と。なるほど、わりと冷静なのね。だったら相談事があれば、まずお父さんに──おーい、どこへ行く。
で終わる。
クニの母親は泣いてるぞ。カツ丼は出さんからな。には笑った。
荻原さんは、AIなんかに騙されてたまるか、使われてたまるか、と頑張っているところが微笑ましい。俺は、そう遠からずAI独裁になる、と諦めて、そうなるのを見届けたいような、そうなる前に死にたいような…。
笑うしかないんだ。
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