無理な横断て?
踏切の遮断機が下りている。カンカンカンカンとうるさい。ようやく電車が来るのが見える。その電車が通り過ぎた後も、まだカンカンカン言って遮断機が上がらない。どうやら逆の方から電車が来るらしいが、姿も形も見えない。イラッとして遮断機の棒を見ると「無理な横断はおやめください」と書いた札が。電車の姿も形も見えないんだから、今横断しても別に無理な横断じゃあねえなあ、と思う。そこで「この札には『遮断機が下りている間は渡らないでください』と書くべきだな」などと屁理屈が浮かぶ。
それでもまだ電車が来ない。下りたままの遮断機を見つめつつ待つ間に別の屁理屈が。
遮断機が下りた状態で横断しようとすると、①遮断機の棒を無理やり折る②遮断機の棒の上を超える③遮断機の棒の下をくぐるという行動のいずれかが必要だ。これ、筋力が落ち、また体の柔軟性を失った老人にはかなり”無理”だ。つまり、遮断機が下りた状態で横断しようとすることそのものが老人にとっては無理なことなのだ。つまり、いくら時間的余裕があっても老人にとっては「無理な横断」なのだ。
やっぱり無理な横断はやめとこう。
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