提灯記事?甲子園に初登場の女性審判に関する朝日・毎日の記事
高校野球を主催する朝日・毎日に女性審判についての記事を発見。記事は後掲するが、女に開放されていなかった「仕事」に初めて取り組むパイオニアたちのコメントが興味深い。
女性審判は、1回戦で引っ込まされたみたい。差別じゃあないか??ご本人たちは1回でも甲子園で審判できたことで大満足みたいだが、朝日・毎日は率先して問題として大騒ぎすべきだろう。
まず、女性審判誕生の理由は、朝日は多様性とか公平性、競技の発展などと「ごたく」が多い。ただし、朝日毎日とも張本人たちは「憧れの甲子園に出られる」「頑張ります」と屈託がない。決して男女同権論を振りかざすわけではない。(半分がっかり・半分安心)
朝日は気が利いていて、俺の知りたい「きっかけ、経緯、理由」について聞いているが、父が審判員だった、知人に誘われた、野球部の顧問やマネージャーだった、などなど。。。むさくるしい男たちの部活に触れて選手は無理だけど仲間に入りたい、と思ったか?
毎日は、アマチュア野球の審判は成り手不足とか、ご当人の「本音でいえば体力がある若い男性が」とか、男女平等に反する本音をそのまま伝えていて微笑ましい。
朝日は2026年4月に以下:
17日の大会運営委員会で決まった。多様な人材の活躍を目的としている。公平性や競技の発展という観点からも大きな意義を持つとしている。今回選ばれた女性審判委員は、岩男香澄さん(神奈川)、佐藤加奈さん(埼玉)、森田真紀さん(同)、和田佳奈さん(栃木)、松本京子さん(佐賀)。
5人は各地方大会に出場して経験を積んできた。そのほか、全国審判講習会に参加し、昨春の甲子園であった軟式交流試合で審判を務めた。
森田さんは公立中学の教諭で、約20年前に審判を始めて以降、子育てをしながら続けてきた。「一人の審判委員として信頼されるよう行動していきたい」とコメントした。
他競技の高校の全国大会では、男子ラグビーや男子バスケットボールなどで女性審判が出場している。
5人の審判委員のコメントは以下の通り。
①は「全国大会へ委嘱されたことへの意気込み」、②は「審判をはじめたきっかけ、動機」
岩男香澄さん
①「全国の選手や審判員が目指しても容易にはたどり着けない甲子園に、審判委員として立てることを大変光栄に存じます。選手が最後のアウトまで全力で取り組む姿に負けないよう、一球一打へ真摯(しんし)に精いっぱい務めさせていただきます」
②「父が審判員を務めており審判員が身近な存在であったため、自然と興味を持ち、プレーをしていた高校野球の引退を機に始めました。仕事の都合で一時離れていましたが、諸先輩方からの支えと後押しをいただき復帰し、現在は高校野球と軟式野球に邁進(まいしん)しています」
佐藤加奈さん
①「これまでの経験のすべてを力に変えて、一つひとつのプレーに真摯に向き合い、信頼を得られるように全力で挑みます。感謝の気持ちを胸に、少年少女に夢を与えられるよう甲子園を駆け回りたいです」
②「野球部の顧問をした際に、先輩に勧められて審判を始めました。戸惑いと失敗の連続でしたが、試合を公平に支えられること、技術指導にも生かせること、また自分自身の成長につながるというところに魅力を感じました」
松本京子さん
①「これまで支えてくださった多くの方々への感謝を胸に、夢の大舞台で大歓声に負けないジャッジをしたいと思います。そして、審判について多くの方に興味を持っていただけるよう、魅力を伝えたいと思います」
②「知人の誘いで審判に興味を持ち、気づけば毎週グラウンドに立っていました。誰よりも一番近い場所でプレーを追いかけることができることに魅了されました。先輩や仲間に支えられ、努力が結果へつながり今も立ち続けています」
森田真紀さん
①「このたびは、審判委員としてご委嘱を賜り、誠にありがとうございます。前例のない役割ではありますが、一人の審判委員として信頼されるよう行動していきたいと考えております。また、役割の重さを十分に受け止め、責任ある判定と円滑な試合進行に努めてまいります」
②「初めて勤務した学校では野球部員が少なく、練習だけでなく、練習試合でも何かお手伝いができないと考え、当時の監督さんにお願いして審判を始めました」
和田佳奈さん
①「この度全国大会に委嘱いただき、大変光栄に思っております。冷静さと謙虚さを忘れずに、一球一球に対して公正かつ的確なジャッジを行い、また全国の舞台にふさわしい審判ができるように精進してまいりますのでよろしくお願いいたします」
②「高校野球のマネジャーをしていた時に、当時の審判部長に声をかけていただいたことがきっかけです。最初は不安でしたが周りの方々の後押しもあり挑戦してみようと思いました」
毎日は2026年8月、甲子園開催後に以下:
開催中の第108回全国高校野球選手権大会で史上初めて女性が審判委員を務め、5人が甲子園の土を踏んだ。
試合後の取材では甲子園の魅力や、続く女性審判への思いなどがあふれた。紡がれた言葉を紹介する。
「甲子園で審判できるなんて」
「失敗してはいけない。自分にプレッシャーをかけることもありました。みなさんが声をかけてくださって、みんなに支えられて無事に終えることができました……」
5日の開幕試合、札幌日大―仙台育英戦で二塁の塁審を務めた埼玉県の森田真紀さん(49)は涙を浮かべながら、そう振り返った。
26歳の頃に審判の活動を始めた。「甲子園で審判ができるなんて思ってもいなかった」
中学教諭で2児の母でもある。約10年間は子育てのため審判活動から離れていたが、仲間に支えられ復帰した。
「女性審判がスタートを切れた。後に続く人が、もっといい試合を作ってくれたら」と語り、最後には「またやってみたい。あそこに立ちたい。(甲子園は)そう思える場所でした」と目を輝かせた。
「夢だった」憧れの地でのジャッジに胸を躍らせたのが佐賀県の松本京子さん(47)だった。
第2日の第2試合に登場。カクテル光線に照らされたナイターだった。
「まずは選手、審判、誰もが立ちたい場所がどういう景色なのかなという思いで入りました。とっても、きれいな場所でした。すべてがキラキラ見えました」と感慨深げに語った。
活動を始めて18年目で国際大会でジャッジした経験もある。甲子園デビュー戦は二塁塁審として冷静に試合を裁いた。
アマチュア野球の審判は成り手不足が課題となっている。女性審判は新たな担い手として期待されている。
松本さんは「本音でいえば体力がある若い男性が増えてくれたらうれしい。でも、女性もできるよと。そういうのを私たちが見せたい」と語った。
今大会は1点を争う好ゲームが続く。選手とともにそれらを演出するのは審判の醍醐味(だいごみ)でもある。
神奈川県の岩男香澄さん(33)は「選手と一緒に汗を流して走って試合を作るのは私たちにしかできない」と強調。続けて「私たちの姿を見て、始めたいと次世代の人たちに思ってもらえれば」とも語った。
「自分たちも続きたい」
その雄姿をスタンドから真剣なまなざしで見つめていた女子大学生たちがいた。
山口大教育学部1年の渡辺真奈さん(19)は、山口・宇部高で学生コーチを務めていた。練習試合で審判をするうち「野球のルールの深いところを知って、ハマっていった」。
現在は数学教諭を目指して勉強に励みつつ、高校の試合で審判を担う。「自分も続き、次の世代につなげていけたら」と語り、甲子園でジャッジする日を夢見る。
東大阪大こども学部2年の吉岡心都葉(ことは)さん(20)は、マネジャーだった奈良・法隆寺国際高2年の冬に監督に勧められ、練習試合で初めて審判を務めた。
現在は奈良県高野連の審判として活動する。女性審判を快く思わない声を耳にすることもあるが、強い決意を胸にする。
「自分がやりたいこと。覚悟を持った上で、しっかりグラウンドに立ちたい」
バトンは次世代につながれていく。【村上正、深野麟之介】
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