嗚呼、有明高校!
高校野球においては、春と夏のライバルである毎日と朝日。夏を主催する朝日が完全に毎日に一本取られた。それとも、朝日と毎日は裏で談合していて、いい記事を譲り合ってるのかな?
以下、毎日記載の「泣かせる」話:
有明選手にウイニングボール 球審「持っていて」夏の甲子園
第108回全国高校野球選手権大会は第9日の13日、春夏通じて甲子園初出場の有明(熊本)が2回戦に臨み、長崎日大に3―2で競り勝って3回戦へ進んだ。試合後、球審が有明の選手にウイニングボールを渡す珍しい光景があった。
試合終了直後に両チームが整列すると、試合終了時のボールを持っていた有明の永田晴輝選手(3年)が球審にボールを返そうと歩み寄った。
永田選手は普段の試合通り球審へボールを持っていこうとしたが、球審は歩いてくる永田選手を手で制止し「持っていてよいですよ」と伝えたという。
永田選手は球審にお礼を言うとボールを大事に持ち、2番手で登板して試合を締めた斉藤遼汰郎選手へ手渡した。
試合後の取材で永田選手は「1回戦ではおそらく返していたので、まさかもらえるとは思わなくて驚きました。これは学校だけでなくて地震の被害で大変な思いをしている熊本の方全てへ届けるボールでもあって、甲子園から戻ったら多くの方に見てもらいたいです」と笑顔で話した。
熊本出身の高見一茂監督は、勝利の校歌を歌い終えると球場中から有明の選手へ大きな拍手が送られたことに感謝し「今日も地震の被害にあった地元などで多くの方が応援してくださったと聞いています。我々に今できることは勝利で元気を届けることなので、一つでも多く届けたい」と話した。【林大樹】
>>これでこの主審が女だったらもっとよかった!などと思いながら、夏の大会のご本尊である朝日にも当然同様の記事があるだろう、と朝日のサイトで「有明高校」を検索するが、同様の記事見つからず。ところが、
(ドキュメント2025)働きたくない国、嫌だから 中高生が改革案競うという記事に遭遇。思わず読むと、なんのこたぁない、かえつ有明高校(東京都)だった。記事は後掲するが、「働き方=会社のありよう」という高校野球より日本の将来には重要なことだ。
8月中旬、一風変わったコンテストが開かれた。その名も「労働の未来会議」。働き方改革のアイデアを競う大会だ。
4日間で実態を学び、独自案を示す。全国からオンラインで参加した中高生14人を前に、発案した私立かえつ有明高校(東京都)3年の赤松慶亮(けいすけ)さん(18)が呼びかけた。
「英語を話せる友人は海外で働くそうです。働き方改革の進まない日本企業で働くことが僕たちの世代にとって『最後の選択肢』とならないよう、自分たちの社会を考えるきっかけにしましょう」
商社に勤める父の転勤で6歳から8年間、アメリカで過ごした。仕事を終えた父が宿題をみてくれ、週末は家族で出かけた。帰国した後は、帰宅時間が遅くなり、家でもパソコンに向かっている。「進路などを相談したいけど、なかなか顔を合わせる機会がないですね」
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4月から働き方のコンサルティング会社でインターンをした。もっと同世代と話し合い、若者の声を企業や政府に届けようと企画したのが今回のコンテストだった。
まず日本企業の印象を話し合った。
「同調圧力が強そう」「親は休みの日も呼び出されている」。「日本の企業文化と合わなそうだから、国外で働きたい」という意見も出た。
では、就職先を選ぶ際に重視することは?
「フレックスタイム制と在宅勤務を導入していること」「仕事とプライベートを両立できること」「評価が明確か」
男性の育休取得のイメージ、企業がチームの生産性を上げるには――。さまざまな問いに意見を出し合い、コンテストを共催するコンサル会社のスタッフから解説を受ける。
日本は、週49時間以上の就業者比率が米国や英国など主要7カ国中で最も高いのに、労働生産性は最下位だ。「最も時間をかけて仕事をし、生み出す付加価値が低い国。だから改革が求められているんです」
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私立洗足学園高校(神奈川県)1年の永田結愛(ゆあ)さん(15)は、コンテストの期間中、学んだことを元に両親に尋ねた。
「なぜ仕事の帰りが遅いの?」「どうして休みの日も仕事があるの?」
ヘルスケア関連会社に勤める母親は、午後4時までの時短勤務のはずだが、毎日のように時間を超えて働き午後6、7時に帰宅する。営業で管理職の父親には、休日も電話がかかってくる。
母の職場のチームメンバーも多くの仕事を抱えて割り振ることができなかったり、父は取引先の都合だったり。「一人の意識ではどうにもならない。だから、会社や社会が変わらないといけないんだ」
制度を作るだけではダメだと気づいた。では、意識や環境を変えるには――。理想だけを押しつけては反感を買うかもしれない。
悩みながら迎えた最終日。審査員である企業の役員や人事担当者に提案した。「労働時間に上限を決め、超えると役員に『課税』することを提案します」。素早く改革するには、役員らにペナルティーを科してでも強く働きかけることが大切と考えた。取り組み成果はランキング形式で公表。企業は求職者へのアピールに使える仕組みだ。
審査員から質問され、答えに詰まるところもあったが、おもしろい発想だとして複数の審査員賞を受賞した。
コンテストから2日後、赤松さんは久しぶりに家族全員で焼き肉を囲んだ。赤松さんの父親は「自発的に働いているんだ」と言うと、いま取り組んでいるプロジェクトの話をしてくれた。やりがいを感じているように見えた。
赤松さんは将来、就職しても趣味の作曲など自分の時間を大切にした働き方をしたいと考えている。若手社員も父と同じように考えているのだろうか。つらいと感じることもあるのだろうか。もっと話したいことが増えた。(上地一姫)
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