な~んだ、EUもそうだったのか・・・

 朝日に

米国への憧れはどこへ 欧州で広がる「トランプ嫌い」、加速する自立

と題して宮下洋一という人が以下:

1990年代半ばの欧州では、アメリカを羨望(せんぼう)のまなざしで見る人たちが多かった。私がスペイン・サラマンカ大学の学生だった頃、欧州連合(EU)各国から交換留学で来ていた若者たちは、アメリカの留学生を慕い、スペイン語習得よりも英会話の上達に無我夢中だった。ルームメートだったジョージア州出身のトニーが、「これじゃあ全然、スペイン語を覚えられない」とこぼしていたのを思い出す。

 アメリカは第2次大戦後長く、「保護者」のように国際秩序を維持した。歴史や伝統を誇ってきた欧州だったが、その市民たちにとってアメリカは文化的にも思慕の対象になった。

 欧州人の憧れだった「アメリカンドリーム」が揺らぎ出したのは、2001年のアメリカ同時多発テロ事件を機に始まったイラク戦争辺りからだ。(以下、略・・・トランプ嫌いがアメリカ嫌いになった、とありふれた意見・情報が続く。)

フランスのマクロン大統領は今年2月、ドイツのミュンヘン安全保障会議で、「欧州は、冷戦時代に設計された安全保障の構造を組み直すべきだ」と演説した上で、「長期的な利益を明確化し、実行できる力と発言力を持つべきだ」と明言した。これは、欧州抜きのアメリカとロシアによる安全保障に警告を示したものと理解できる。(後略)

>>これを読んで、「冷戦終了後の変化に、ついて行けなかったのは日本だけではなかったんだ」と変に安心する。そしてトランプの言う通り、欧州は欧州抜きのアメリカとロシアによる安全保障に身を委ねていたんだ、と分って、ますます「な~んだ、欧州って日本と同じじゃん」と安心する。

さて、欧州は『長期的な利益を明確化』出来るだろうか?俺は、まず、EUというきれいごとで金ばかりかかる仕組みを解体することが第一歩だと思うんだが。言い換えれば、EUは欧州人の悲願で平和の象徴だが、民主的に運営しようとするからコスト・手間がかかり過ぎるということ。EUは1993年という冷戦終了直後にできた。当時は「民主主義が共産主義に勝った」という高揚感もあり、EU自体が冷戦時代の設計前提(つまりアメリカが守ってくれるという前提)で設計されていた、と思うんだが。

似たような境遇の日本も欧州の皆さんと一緒に考えさせてもらえないか?そのためには平和憲法を捨てないとまずいかな?そうしないと欧州の皆さんに「日本はいざとなったら平和憲法を言い訳に逃げる」と思われちゃうかもね。

コメント

このブログの人気の投稿

IQ188という記録で注目を浴びた太田三砂貴(おおた・みさき)さん

”関口宏の一番新しい近現代史”を見る

東京ドームでのアトラクション遊具の事故に思う