共生とすみ分け
共生のはずが「住み分け」の10年 やまゆり園事件的な価値観に抗うとして障害者文化論研究者・荒井裕樹が朝日に以下:
(前略) 大切なのは、この事件を例外的なものと片づけるのではなく、私たちが生きる社会に「障害者への憎悪犯罪」を生みだす土壌があるという耐え難い事実を直視することだろう。すでに関係各所による調査報告や学識者による論考なども示されてはいるが、なおも広く議論を重ねていく必要がある。(略)「障害者は生きる意味がない」という実行犯の妄念がどのように形成されたのか。その妄念の形成に同施設での勤務経験がどのように関わっていたのか。(略)
被害者が沈黙を強いられる一方、加害者の異様な言い分は圧倒的な物量で拡散し、しかもそれに共鳴する言葉がSNSにあふれたという現象をどう捉えればよいのか。(略)
いったい、何について考えたら「事件の本質」について考えたことになるのか。10年という時間が経っても明確な答えはない。
果たして「共に生きる」とはどういうことなのか。何を分かち合えたら「共に生きた」ことになるのか。事件から10年を経た今、改めて、この問いかけに真摯(しんし)に向き合う必要がある。
その際、大切なのは、「どうすべきか」を拙速に決めることではない。安易に答えを求める姿勢は、「障害者にとってより良い生き方を健常者側から提案してあげる」という構図を作り出すからである(特に青い芝の運動家たちはこうした考え方と闘い続けてきた)。
早急な答えを出すよりも、「どうしようか」と共に悩むこと。障害の有無を越えて対等に対話を続けること。その営みや過程自体を尊重すること。回りくどく、時間がかかろうとも、こうした歩みを地道に続けることが、「やまゆり園事件的な価値観」に抗うことにつながるのではないか。
>>さて、まず、「障害者は生きる意味がない」とはどういう意味か?筆者は「生きる意味はない」という考えを「妄念」と言う。これは非常に狭くて偏った考えだ。(キリスト教の悪影響と言ってもいいか?)俺は「健常者にも生きる意味はない」と考える。しからば、俺は何故死なずに生きるのか?それは生きる方が死ぬより辛く苦しいいからだ。死ぬのは「逃げ」だと思うからだ。つまり、死ぬのは格好悪いからだ。筆者は「人間、健常者だろうが障害者だろうが、生きる意味がある」と、非常に浅はかで薄っぺらい自分の考えが正しいと思い込んでいるようだ。この浅はかさ、いかにも朝日好みだ。
次に、多様性とか共生などと言われると、俺は「赤ワインと白ワインを混ぜて”ロゼ”だと言って飲むこと」というたとえ話が頭に浮かぶ。赤ワインは赤ワイン単独で、白ワインは白ワイン単独で飲んだ方がうまいだろう。なんで無理矢理、手間暇かけて混ぜてロゼにするのか?
これは筆者の嫌う「すみ分け」の方がいい、つまり、無理して共生とか多様性とかきれいごと言ったって、無理だ、ということだ。
「障害者は生きる意味がない」という実行犯の妄念・・・妄念と決めつける前に、実行犯に①健常者にも生きる意味がないと考えるか?もし、そう考えるなら何故あなたは生きているのか?という質問をしなければならない。仮に答えが「健常者だけに生きる意味がある」というものなら、②あなた自身が障害者になったら生きる意味はないと考えますね? という2つの質問をしないとならない。
実行犯の”妄念”に説得力があるから、加害者の異様な言い分は圧倒的な物量で拡散したのだ。実行犯の考えを「異様な妄念」と浅はかに決めつけていては、この問題の答えは出ない。実行犯は「俺が障害者になったら、生きる意味がないから殺してくれ」と考えていると思う。それなら一貫している。俺も実行犯と同じ考えだ。かつての姥捨て山のように、体がきかなくなった年寄を殺すというのは決して間違っていないし、もし、年寄自身が自らそう考えるんなら美しいと言ってもよい。もともと、生きること自体が無意味だ、と考えているなら、他人のために死ぬなんて意味のあることができるのは無上の喜びかもしれない。
10年という時間が経っても明確な答えはない・・・実行犯の言い分は異様でも妄念ではないかも、と気づかなければ百年たっても答えには辿り着かないだろう。(俺には、筆者の”共生”の方が「異様な妄念」に思われる)
「共に生きる」とはどういうことなのか。何を分かち合えたら「共に生きた」ことになるのか。事件から10年を経た今、改めて、この問いかけに真摯(しんし)に向き合う必要がある。
大切なのは、「どうすべきか」を拙速に決めることではない。
早急な答えを出すよりも、「どうしようか」と共に悩むこと。
筆者は学者さんで、早稲田の教授様だ。真摯に、拙速にならず、共に悩み、ゆっくり議論してください。それがあなたの仕事です・・・若者はタイパだ。学生はあなたのゆっくりについてくるんだろうか?その前に、早稲田にいつまでいられるのか?
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