嗚呼、宮崎駿!

 ルパン3世PART2(『ルパン三世(TV第2シリーズ)』)最終回(155話)の「さらば愛しきルパンよ」を見る。宮崎駿が「照樹務」という変名で脚本・演出を担当した。

以下、Wikiより あらすじ:

『TV第2シリーズ』に不満を感じた宮崎が制作し、第145話「死の翼アルバトロス」同様、イメージが違うとして日本テレビのスタッフが没にしようとした経緯を持つ。当初のシナリオ・タイトルは、「ドロボウは平和を愛す」であった。

1981年の東京。謎のロボットが突如上空に現れ、宝石店を襲撃する。去り際にロボットが残したのは、ルパンの犯行声明カードであった。

ロボットの正体は、国防軍の依頼で永田重工で開発され輸送中に何者かによって強奪されていた装甲ロボット兵「ラムダ」だった。テレビ局にルパンのメッセージビデオが届くに至り、日本政府は非常事態宣言を発令し、ラムダの破壊を決定。日本に帰国した銭形警部は「ルパンがこんなことをするはずがない、あれは偽者だ」と主張するが、警視総監は聞く耳を持たず、街中には出動した国防軍の操る戦車部隊が展開される。

そして再び出現したラムダに対し国防軍は、血気に逸るあまり、市民が避難する前に攻撃を開始し、戦車隊の発砲で街は大パニックに陥る。だがその混乱の中、銭形はラムダが逃げ遅れた人々をかばう姿を見た。追跡の末、銭形はルパンのアジトを突き止めるが、ルパン一味に捕らわれてしまう。

拘束された銭形の前に、ラムダを操縦していた娘が姿を見せる。彼女はロボット科学者・小山田博士の娘である小山田真希。永田重工の資金援助で装甲ロボット兵を開発した小山田博士は、その危険性を感じて開発を中止しようとしたが、研究データ全てを永田重工に奪われて、失意の内に亡くなっていた。真希は父の遺志を継ごうとするも、軍事機密の壁に阻まれて明かす事が出来ず、そんな所をルパン一味に唆されてロボットを操り、犯罪を行うことでロボット兵の危険性を世間に訴えようとしていたのだった。

ところがルパン一味は真っ赤な偽者であり、ロボット兵の危険性を訴えるどころか、むしろロボット兵を量産し儲けようと企む永田重工の手の者だった。一連の騒ぎでロボット兵の有効性を十分にデモンストレーションでき、国防会議による量産型ロボット兵の大量発注も決まったとほくそ笑む偽ルパン一味は、用済みになった真希を縛り上げてラムダに乗せ、国防軍に撃墜させて証拠隠滅を図ろうとする。

しかしアジトが爆破され、ラムダが飛び立った時、脱出した銭形がラムダに飛び乗った。爆風により変装の取れた顔を見て真希は驚く。なんと銭形に変装していたのは本物のルパンだったのだ。ルパンは、偽ルパン一味およびその黒幕である永田重工社長と決着をつけるべく、真希の操縦するラムダと共に、川越にある本社工場へ向かう。

これを報道で知った社長と偽ルパン一味は逃亡を図るが、既にラムダは到着しており、偽ルパン一味も「本物」によって成敗される。逃げ場を失った社長は、「ラムダ」と同じ装甲ロボット兵で自律行動可能な改良型の「シグマ」にルパンを始末させようとするが、既にシグマは制御プログラムを真希によって改変されており、暴走して工場を破壊し始める。こうして永田重工の野望は全て水泡に帰した。

明け方、燃えさかる工場の前には機動隊と本物の銭形がいた。偽ルパン一味を抱えたラムダとともに銭形の前に立ち、「全てをお話しします」と告げる真希。そして本物のルパン達は、晴れやかな笑顔と共に何処かへと去ってゆくのだった。

>>人殺しをする兵器ロボット。もうすぐ、AIを搭載した(あるいはAIでコントロールされた)兵器ロボットが人間の兵隊の代わりに戦争するらしい。それを彷彿とさせるアイデア、アニメ。それを30分のアニメ番組でやるか?確かに日テレのスタッフの言う通り相応しくない。よくこんなのを放送したもんだ。このネタで2時間のアニメ映画ができる。いつものルパンのパターンで、ルパンが盗みなど忘れて、女の子の敵討ちを助け、銭形はルパンを愛して信じてルパンを追っかける・・・なぜか泣けてくる。

閑話休題:

まず、違和感、というか大きな疑問を。悪党どもの「アジト」は中野か高円寺当たりのビルで、屋上に、「酒 葉桜」という大きな看板がある。つまり、実在する有名日本酒ブランドの「黄桜」のパロディーだ。しからば、悪役の「永田重工」とは何のパロディーか???

ロボットの名前、ラムダ、シグマは当時三菱自動車が出していたギャランという車の名前だ。そこから行っても、また、兵器メーカーとして最大、という意味からも明らかに三菱重工がモデルになってると思われるのだが、どうして「永田重工」なのか?三友でも住菱でもよかったはずだが。

それから、1981年の日本で「国防軍」は????「自衛隊」では都合が悪かったのか?自衛隊を使わないなら、もっと遠い未来か、日本以外の国という設定でいいんじゃ?

COPILOTによれば、宮崎駿が 「照樹務(てるきつとむ/てれこむ)」という変名を使った主な理由は、所属していた制作会社「テレコム・アニメーション・フィルム(Telecom)」の名前をもじったものだから です。だと。

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