岩下尚史「芸者論」⑧

 文化というものは、余った金の上にしか咲きません。そして、その金がどんな経路を辿ったものかなど、金というもの自体のが仮のものである以上、何の問題にもなりません。

>>寺や神社、その他今に残る立派な建物・芸術と呼ばれる彫刻、絵画、芸能・・・すべて金持ちのパトロンが作ったり、育てたりしたもの。

文化庁という役所がああるが、役人が税金という金を使ってパトロンになれるだろうか?税金は「余った金」じゃあないから無粋な使い方しかできない。税金を使うには「説明責任」とかいう無粋なものを果たさなくてはならない。民主主義は面倒だ。つまり、文化庁っていうのは税金という、使途に説明責任のある、「余っていない金」で文化を盛んにしようという自己矛盾なのだ・・・税金を使って文化を滅ぼすことはできそうだが。

神でもあった天皇はともかく、藤原氏以降のかつての権力者たちは説明責任なんて関係なく、他の権力者や農民から奪った金を使って好きなもののパトロンになった。そのおかげで日本には文化が残った。

コメント

このブログの人気の投稿

IQ188という記録で注目を浴びた太田三砂貴(おおた・みさき)さん

”関口宏の一番新しい近現代史”を見る

東京ドームでのアトラクション遊具の事故に思う