Carmen McRae ”When you're away"を聞く

 1959年録音KappレーベルのCarmen McRaeのアルバム”When you're away"に収録されている"I only have eyes for you"を聞く。後年、貫禄たっぷりのおばさんになってしまって野太い低音で歌うCarmenもいいが、若々しい高音、固い声で歌うCarmenもよい。と思って調べたら、彼女は1920年生まれで当時39歳。もう”若い”というには老けすぎか?(そう言えば1919年生まれのAnita O’dayも30歳半ばで若々しく歌ってた。二人とも20歳代であまり売れなかったから30過ぎて売れ出した時、まだフレッシュで若々しかったのか?)

星も月も周りの人も見えない、あなたしか見えない・・・I only have eyes for you・・・というTorch song。

まあ、歌謡曲と一緒で歌詞の意味なんてどうでもよい。歌詞なんて韻を踏んでて気の利いた、面白い言葉がつながっていればよい。Entertainmentなんだから。古典落語にも同じことが言える。先人が何十年も前に作った作品を自分なりの解釈で再演する。そこに現れる言葉の響き、ニュアンス、間、センスを楽しむ。何十年も前に作られたのだから内容は理解できない部分があるが、それでもいい演者が演じると、「いい」と感じる。不思議。「芸」としか言いようがない。たかがentertainmentされどentertainment。

コメント

このブログの人気の投稿

IQ188という記録で注目を浴びた太田三砂貴(おおた・みさき)さん

”関口宏の一番新しい近現代史”を見る

朝日にもちゃんとしたのがいる、かな?(有田哲文)