飛行機の中でたまたま聴いて気に入る曲①

 会社員時代、結構海外出張していたが、何時間も飛行機の中で過ごさなくてはならなくなることがある。そういう時は、まず、映画を見る。あまり見たい映画がない場合、落語や漫才や音楽を聴く。そんな風にして、たまたま聴いた音楽がとっても気に入るってことがある。そうなると飛行機の中で何回も同じものを聴くし、出張から帰ってからも聞く。そんな経験が少なくとも2回あった。まず、最初にそういう経験をしたのは「加藤いづみ」だ。「髪を切ってしまおう」「好きになって、よかった」「さよならが言えない」「美しすぎて」・・・半分眠りながら聞いたが、よかったね。何時間も誰と話すこともなく過ごしていると感覚・感受性が普段と違ってくるらしい。体内時計は夜になっていて、感傷的になっているのかな?捨てられた女の悲嘆にくれる歌が多いが、なぜかいい。

「髪を切って・・・」から「さよなら・・・」までは全部、加藤いづみの自作自演かと思っていたが、実はプロデューサーの高橋研さんの作詞作曲。高橋さん多分男だと思うが

”髪を切ってしまおう 

あの人の好きだったものを 

だめにしてしまおう”

なんて歌詞は男に思いつくとは思えない。そして「あの人の好きだったものをだめにする」のは「生まれ変わるため」なのだ。高橋研はただならぬ人だ。こんな歌を作れるのは加藤いづみともただならぬ関係だったから???それとも高橋さんLGBTか?

「好きになって、よかった」も”前髪直すフリでそっと涙を拭いて”、別れるけど、好きになってよかった。この経験、思い出はこれから生きていく糧になる・・・といった内容だ。

自殺したい人に聞かせたら、いいかも知れない。

閑話休題:

「美しすぎて」は”ガロ”というフォークグループが1973年に歌った。ガロのこの曲は彼らの最大のヒット曲「学生街の喫茶店」のB面曲だった・・・フォーク、ガロ、B面・・・昭和だ・・・

加藤いづみの歌唱の方がガロのオリジナルより数倍よい。

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