藤井聡太名人に思う
藤井聡太さんが最年少で名人となり、前の最年少名人の谷川さんがTVに頻繁に登場する。この谷川さんの若い時の映像にしろ、藤井さんに負けた前名人の渡辺さんにしろ、そして藤井聡太さんもそうだが、決して「いい男」ではない。よく言って変人、オタクの顔だ。例外的?かつ比較的にそこそこの顔の持ち主は羽生さんだ。
ちょっと前のプロ野球選手(例えば清原、中田翔などが典型だが)は、プロ野球選手になっていなければそこらの不良、チンピラという顔だ。
将棋指しも将棋を指していなければ、ただの変人、オタクか?芸人も似たようなもの。芸人やってなければおかしな不届きものだろう。それでいいのだ。ダイバーシティなんて言う前からちゃんとそういう連中を食わせ、間違えばアイドルにする仕組みがあった。そしてこういう連中とは素人は付き合わない方がいい、遠くから眺めるだけにしとけ、という常識もあり、彼らにコンプライアンスやらなにやら清廉潔白を求めることもなかった。
藤井さんの師匠の杉本八段は藤井さんのことを「竜王名人」と呼んでいたが、他のタイトル王位・叡王・棋王・王将・棋聖の主催者は怒らないか?と気になった。
8冠の残りの1冠は何かを知りたくて調べたら、どうも主催者から日本将棋連盟に支払われる「契約金」によってタイトルの序列が決まるらしいということがついでに分かった。今の序列は竜王・名人・王位・王座・叡王・棋王・王将・棋聖。また、契約金額の順は賞金の順とは一致しないらしい。公開されていないからあくまで推測だが、賞金の順は、竜王、名人、叡王・・・の順だそうだ。(藤井さんがまだ取ってない”王座”は契約金の順位、賞金の順位とも4番目)
とはいうものの、歴史と格式の将棋界において、8大タイトルのうち2番目に新しい竜王というタイトルがすんなり序列1位になったのか、知りたくなる。Wikipediaで調べると、竜王はそれ以前、九段とか十段と呼ばれていたタイトルの名前が変わったもので九段まで遡れば名人に次ぐ古さだが、1988年、”十段”を”竜王”に名称変更する際、”名人”を超える格を有するタイトルにしようとして歴代名人に聞いたところ、中原誠(当時名人に在位、十六世名人資格保持者)が連盟に一任したのに対して、大山康晴(十五世名人、当時連盟会長)と升田幸三三(実力制第四代名人)は反対し、折衝の末、賞金額1位を公表してもよいが(タイトルの序列は上)、タイトルホルダーとしての序列は名人と同格ということで話がまとまった、とある。・・・訳の分かったような分からないような話*。ちなみに現在の竜王の賞金は4400万円、名人の賞金は2250万円という推定額・・・賞金の額から類推するに、竜王の契約金は名人の倍くらい?これまたちなみに竜王の主催社は読売新聞。結局、歴史・格では”名人”にかなわない”竜王”を読売が金で無理矢理序列1位にしたということ。
以上から、竜王・名人は他のタイトルとは別格で、従い、将棋界では「竜王名人」という言い方が定着した、と考えられる。同時に、竜王・名人より多額の契約金を支払うタイトルが誕生したら「竜王名人」という呼称はどうなるのか????も気になる。金持ちの会社が10億だか20億出せば可能だと思うのだが・・・
”名人”についてもWikiすると、1976年、日本将棋連盟が名人戦の契約金として、前年の1億1000万円から3億円(名人戦2億円、順位戦1億円)の大幅な増額を要求している。大幅な値上げの背景には、囲碁の序列1位の棋戦である棋聖戦の契約金が1億6000万円であったため、囲碁に対抗する意味でそれ以上の金額での契約を成立させたいという思惑があったといわれる。主催社の朝日新聞社はこれを拒否し、前年と同じ1億1000万円と一時金1000万円の合計1億2000万円の案を提示した。連盟は要求額を1億6000万円に引き下げたものの、双方の溝は埋まらず、同年7月に契約は打ち切られた。その後毎日新聞社が交渉に参加し、9月には契約金2億円で翌1977年度からの名人戦の主催を行うことが決定した。
ここまで分かってくると、どうしてもプロ野球との比較をしたくなる。つまり、南海に入団が決まっていた長嶋を札びらで巨人に入団させ、今に至るまで金で選手を買う読売ジャイアンツ。朝日新聞は戦後、プロ野球球団を持とうとしたが金がかかりすぎると断念、毎日も一時球団を持っていたが、手を引いた。野球だろうが将棋だろうが、金で買う読売。しかし大リーグやアメリカのゴルフに比べると、報酬・賞金安いね。藤井さんが8大タイトル全部とっても推定賞金は高々1億数千万円。アメリカのゴルフ1試合の優勝賞金並み。8大タイトル独占を維持しようとしたらほとんど休みなく防衛戦をし続けなくてはならない。割に合わない。それでも将棋の賞金が安いのは日本の美徳だ。社長の給料が安いのと同じ。ただ、将棋は外国にないからいいけど、ビジネス、野球、ゴルフ・・・外国で一旗上げれば日本の何十倍の報酬・・・???
*プロ野球でも読売が横槍を入れた江川事件の時「空白の一日」などという訳の分からないセリフがあった。
閑話休題:
読売のエグイ商売も、もう終わり?少なくともサッカーでは破綻した。野球においてもWBCの試合が東京ドームで行われても放送せず。ジャイアンツの試合もそんなに熱心に放送しない。将棋くらいは金もあまりかからないから序列1番なんて買ったけど。新聞、TVはオワコンだし、プロ野球もオワコン。
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