佐藤優さんに教えられる

 文春に連載の佐藤優さんの「ベストセラーで読む日本の近現代史」第151回に、慈円の愚管抄が紹介されている。慈円は藤原氏の一員だが、幼い安徳天皇が源氏に追われ、壇ノ浦で水死したとき、三種の神器の刀が行方不明になったのを受けて「今まで天皇を守っていた刀がなくなったのは、刀に代わって武士が天皇を守るということだ」と愚管抄に書き残していると。

つまり、藤原氏の一員が、藤原氏に代わって台頭してきた新興勢力の武士を評価したということ。

閑話休題;

Wikipediaで熱田神宮を調べると、安徳天皇と共に壇ノ浦に沈んだ刀は、「形代」と呼ばれるレプリカで、本物は伊勢神宮を経由して熱田神宮に保管された、とある。

後醍醐天皇は三種の神器を足利尊氏に無理矢理、譲り渡させられた。後年、後醍醐が南朝を始めるに際し、「尊氏に渡したのは偽物だった」と言った…後醍醐ってトランプと似てる気がする…

コメント

このブログの人気の投稿

”関口宏の一番新しい近現代史”を見る

IQ188という記録で注目を浴びた太田三砂貴(おおた・みさき)さん

長嶋追悼:広岡さん