オイオイ、毎日新聞

 毎日新聞・オピニオン編集部・宇田川恵が「備蓄米」では下がらないコメ価格 本気で下げる方法は一つ と 5月30日付けで以下:

なぜコメは高騰しているのか。昨年の夏から1年近く取材をしてきて、本当の答えが分かった気がする。

 「コメを買ったことはありません。まさに売るほどあります」。農相だった江藤拓氏が5月半ば、大勢の人を前に平然と言い放った言葉だ。

 育ち盛りの息子に「おかわり」をさせられないとうつむく母親。5キロ入りのコメを買えず、2キロ入りでしのごうとするお年寄り。学生におなかいっぱい食べさせたいがこれ以上は提供できない、と涙ぐむ食堂経営者……。

こうした一人一人の苦しみを、コメ行政のトップが我がこととして切実に感じていなかった。これこそが異常な米価が放置された本質的な原因だと言えよう。

後手の農水省、価格下げたくなかった?

 そもそも米騒動が起きた昨夏に備蓄米を十分放出していたら、こんな事態にはならなかった、と見る専門家は多い。コメの需給が安定していれば、切迫感から来る混乱は生じなかったはずだからだ。

 しかし農水省は備蓄米を出し渋った。ようやく放出したのは、米価が前年の2倍近くにはね上がった今年3月に入ってからだ。それも、石破茂首相の意向を受けた官邸側が圧力をかけたためとされる。

 渋々出した備蓄米にさえ、農水省はさまざまな条件をつけた。コメの流通は通常、農家から集荷業者、卸売業者、小売店などを経て、消費者に届く。初めから小売店に出せば時間もコストも省けるのに、わざわざ集荷業者である全国農業協同組合連合会(JA全農)に9割超を渡した。

 その結果起きたのは、いつまでたっても備蓄米が出回らない現状だ。3月初旬から放出された計2回の備蓄米のうち、4月末までに小売店に届いたのはわずか1割程度。人手不足などが原因というが、このITの時代、世界有数の先進国で起きている現象だとは信じられない。結局、江藤氏率いる農水省は、本気で流通量を増やし米価を下げるつもりなどなかったのだろう。無策というより意図的な失策と言える。

 江藤氏の後任となった小泉進次郎農相に求めたいのは、消費者に向き合ってきたとは言いがたい、これまでの農林行政からの決別だ。その意味で、備蓄米を小売店に売り渡す決断は評価したい。

 一方、売り渡し方法を一般競争入札から随意契約に切り替え、今の平均価格の半値に当たる「5キロ2000円程度」で店頭販売したいという。その安値効果で全体の米価を抑えたい考えのようだが、これには疑問を感じる。

コメ政策に詳しいキヤノングローバル戦略研究所の山下一仁・研究主幹は言う。「備蓄米の量は限られており、たとえ店頭で5キロ2000円で売っても、たまたま運の良い人が安く買えたというだけの話だ。米価は需要と供給によって決まる。供給量全体が増えない限り、コメ全体の価格水準は下がらない」

・・・幸か不幸か有料記事なのでこの先は読めない。 


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 育ち盛りの息子に「おかわり」をさせられないとうつむく母親。5キロ入りのコメを買えず、2キロ入りでしのごうとするお年寄り。学生におなかいっぱい食べさせたいがこれ以上は提供できない、と涙ぐむ食堂経者……。

こうした一人一人の苦しみを、コメ行政のトップが我がこととして切実に感じていなかった。これこそが異常な米価が放置された本質的な原因だと言えよう。

バッカじゃないか?いかにも毎日らしい。うつむく母親は米以外の安いものを食わす工夫をしたり、借金してでも米を買おうとしたのか。または、収入を増やそうとしたのか。何もしないでうつむいているだけではないか???

年寄こそ米なんて贅沢なものを食うのを控えればよい。

涙ぐむ食堂経営者は値上げするとか、別の安いもので腹一杯食わそうとか、赤字で商売しようとしたのか。

息子や学生が大切なら工夫、努力すればいい。年寄りは我慢し、若い人に譲ればよい。それでも息子や学生が飢えたり栄養失調になったら米の倉庫に押し入ればよい。年寄りは喜んで若い人のために死のう。

甘やかしすぎだ。辛ければ、嫌な思いをすれば「ハラスメント」と訴えろ、ストレスがたまれば「ウツ」だ・・・おかしい。人間はどんどんひ弱になる一方だ。俺たち世代が悪いんだろう。どうしたらいいのか分からない。絶望するしかない。

我がこととして切実に感じるばかりでは政治家は務まらない。政治家なら異常な米価とは何か?言い方を変えればあるべき米価とは何か?を理で決めるべきだ。

本気で流通量を増やし米価を下げるつもりなどなかったのだろう。無策というより意図的な失策と言える。

これ、明らかに事実に基づかず、単なる憶測だ。つまり、トランプの「選挙不正があった」「不法移民はペットを食べる」と同じだ。正しくフェイクだ。毎日のようなリベラルなメディアこそがファクトチェックの先頭に立つべきだろう。

書いていて怒りで震える。

宇田川恵氏は米価には生産者米価と消費者米価の二つがある(30年前まであった)事をご存じか?30年前まで政府がコメを高く買って消費者に安く売っていた。農家を守ってその票も欲しかっただろうし、食料安保を考えての事でもあった。当時、規制緩和とか自由化とか言われて政府は米の価格決定に関わることをやめさせられた。そういう歴史を踏まえれば、政府は米価に関して無策でいるべきだ。

残念ながらコメ価格を本気で下げる方法についてこの記事に何が書いてあるのかは分からない。ただ、一方的に米価を下げたら米農家がいなくなることは確かだ。そうなったら得たりと、今度は「コメ行政のトップがコメ農家の苦しみを我がこととして切実に感じていなかった。無策というより意図的な失策だ」となじるのか??

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