手玉と槍玉と鉄砲玉
槍玉に挙げるとは言うが鉄砲玉に挙げるとは言わない。なぜだ?と調べる。
”語源由来辞典”によると
槍玉:槍を手玉のように自在に扱う
槍玉に挙げる:人を槍の穂先で突き上げ、思いのままに扱うというのが原意で、転じて大勢の中から選び出して攻める意味となった。
槍玉に上がる:大勢の中から犠牲の対象となる
手玉:小さな布袋に小豆などを入れたもの=お手玉
手玉に取る:人を自分の思い通りに動かす、翻弄する
鉄砲玉はWkipediaで:一度行ったきりで戻ってこない人間のこと。転じて、そのような役割を果たす者。
槍玉に挙げるとは、多くの手玉(候補)の中から、一つ選んで槍の穂先で刺して拾い上げ、自在に”お手玉”する という事だろう。
鉄砲玉はお手玉には無関係だ。鉄砲から飛び出す弾丸のことだ。
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