おせち料理・おふくろの味
おせち料理をWikiると、
御節料理(おせちりょうり)は、節会や節句に作られる料理。節日のうち最も重要なのが正月であることから、正月料理(しょうがつりょうり)を指すようになった。単におせちという。
歳神様に捧げる供物としての料理が「おせち」。「節目の日のための供物」という意味から「御節供(おせちく、おせつく)」と呼ばれたのが語源 と。
しからば、節句とは、
古代中国の陰陽五行説を由来として日本に定着した暦。伝統的な年中行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日である。節供(せっく)、古くは節日(せちにち)とも言われる。
この日には、日本の宮廷において節会(せちえ)と呼ばれる宴会が開かれた。年間にわたり様々な節句が存在しており、そのうちの5つを江戸幕府が公的な行事・祝日として定めた。それが人日、上巳、端午、七夕、重陽の五節句である と。
1月7日の人日(じんじつ)以外は3月3日、5月5日、7月7日、9月9日だ。1月1日の「元日」は、年の始まりという別格の扱いなので、「五節句」には入らない。
>>1月7日は七草がゆ、3月3日は菱餅、白酒・・・節会で飲食されるものは全て「おせち料理」ということになる。
さて、今年も我が家のおせち料理を準備することにしよう。
買って来るもの:
かまぼこ、伊達巻、豆きんとん、(栗きんとん)、オードブル的なもの2,3種・・・12月31日の夕刻、スーパーで売れ残りを安くするのを待つか?(売り切れてしまうリスクはあるし、そもそもこんな安売りを今年もやるかどうかは分からない)・・・全部上さんの好みだ。かまぼこ、伊達巻は鈴廣だとかこだわりがある。
自作するもの:
黒豆、栗きんとん、酢蓮、蓮根のきんぴら、ごまめ、蓮根・たけのこ・にんじん・里芋の煮物または筑前煮、ゆず・蓮根入りつくね団子、大根と里芋の雑煮、御厨(みくりや=鶏とにんじんの汁)そば、パイナップル・ポートワインの寒天寄せ・・・
これらを、1日2,3種ずつ作ることにしよう
雑煮、そば、寒天寄せは、何十年も食い続けていた、おふくろの味だ。(雑煮のだしは、「あごだし」を使用。)
蓮根料理が多いのは毎年茨城の後輩から歳暮にくれるから。
栗きんとんは、さつまいもをくちなしの実を入れた煮汁で煮て作った「きんとん」に業スーで買った栗の甘露煮を加える
ゆず・蓮根入りつくね団子は初めて作る、昼飯に行ったレストランのおばさんからもらったゆずを使いたいから。さてこれを甘辛いたれで煮つけるか、はたまた鍋にするか???鍋にしたらおせちではなくなるか・・・
上述の料理の素材はすでに調達済みだ。
閑話休題:
おふくろの作っていた御厨そばは自然薯入りの手打ちそばだった。そばをいったん茹でておいて木箱(木舟)で保存しておき、食べる都度温め直して、その上に鶏肉・にんじんの汁をかけた。そばは、年末になると、知り合いや親戚が作ってくれた。「ここの家のは細く切ってあってうまい」などと品評したものだ。自然薯の香りが何とも言えなかった。もう、手間暇かけてそばを打って知り合いや親戚に配るなんていう風習は廃れてしまっているだろう。自然薯そばなど望むべくもないから、俺は鶏肉・にんじんの汁を作って温めてそれに業スーの茹でそばを入れて煮る。木舟もなつかしい。ひとつくらい取っておけばよかった。おふくろをしのぶ縁(よすが)になった。
「きんとん」とは、栗だろうが、芋だろうが、豆だろうが、煮て裏ごしした「たれ?」の方を指すらしい。
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