John Coltrane とStan Getzの共演
今年は9月までは真夏、10月は夏。秋は11月の一月で初秋から晩秋まで済ます。今日は11月17日だが、もう晩秋って感じ。晩秋に聞く相応しい音楽は何か?と思ってAutumu in New YorkとAutumn leavesをYoutubeで探す。
びっくりしたのはJohnColtrane とStanGetzが共演してAutumn in New Yorkをやってたことだ。この、水と油のような二人が共演してるなんて、信じられないし、全く知らなかった。それも映像が残ってるなんて。コメントに、Besides Coltrane and Getz on tenors, Wynton Kelly is at the piano, Paul Chambers is on bass and Jimmy Cobb plays the drums. Absolutely superb.とある。確かにメンバーはその通り。つまり、1950年代後半、John Coltrane Quartetというか、Miles Davis QuintetのMilesが抜けたQuartetにStan Getzが客演したということ。それぞれのメンバーがそれなりにやってるが、ものすごくいいという感じでもない。しかし、こんな演奏の映像が残っているだけで素晴らしい。Coltrane,Getzとも互いに遠慮してるのかなあ?やっぱり水と油だ。化学反応が起こっていない。
なんてことを書いてるうちにYouTubeは勝手にBillie HolidayのAutumn In New Yorkに。これは結構秋深し感。
Kenny Burrellのギターソロ。いいねえ。一番秋深いAutumn In New Yorkかな。今までBurrellってモタモタした感じでいいと思ったことなかったけど、素晴らしい。
Chet Bakerのもいい。もともとBakerのトランペットは秋っぽい。
さて、Somethin' elseのautumn leaves。秋じゃあない。
Miles Davis Qunitet1964年の白黒のライブ動画が残っていて、Autumn levaesをやるが、やっぱり秋じゃあない。若きHerbie Hancck,Ron Carter,Wayne Shorter,Tony Williamsがd大緊張して御大Milesの教えを一言も漏らさず聞いてる感じが面白い。
Bill Evans"Portrait in Jazz"のAutumn Leaves。これも秋じゃあない。何よりPaul Motianのドラムがダサいのが気になる。
Chet Baker,Paul Desmondのautumn leaves。Chetのトランペットの音は秋っぽい。Paul Desmondは夏か。
Wynton Kelly。Vee Jay盤のトリオ。かなり秋らしい。
Nat King Cole。秋っぽくはない。
Sonny ClarkがいたころのBuddy De Franco QuartetのAutumn Leavesが一番秋っぽかった。クラリネットという楽器の音が秋っぽいのか?autumn leavesを初めて演奏したジャズマンはMiles Davisだとばっかり思っていたら、このDeFrancoの録音は1954年でこっちの方が古い。
>>どうもAutumn leavesはジャズプレイヤーたちの何かに火をつける素材らしい。演奏するうちに段々熱が入って熱い演奏になって、曲より演奏者の自我が出て来る。
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