連綿・・・
平安時代、ひらがなが発明されて、ひとつのことばを「一筆書き」に続けて書いた。それを「連綿」というのだそうだ。(連綿体)
日本人は、この「途切れずに長く続く」ことに価値を見出す。昔から続いているものを無条件に尊ぶ。
逆に言えば変えることは苦手。新しくすること、新しいものは嫌い。
外圧を受けないと変わらない。今、日本は外圧を受けているんだろうか?国の存亡にかかわるような重大な外圧はない。だから、バブル崩壊後、変革・変革と言いながら変わらない。
一番最近ではアメリカの挑発に乗っかって戦争をはじめ、思惑通り負けて占領されて変えてもらった。それから変わっていない。占領が属国に変わっただけだ。
さて、次に日本が変わるような重大・深刻な外圧はいつ、どこから?どんなものか?アメリカに見捨てられて(またはこっちから縁を切って)中国やロシアからいじめられるなんて。それともアメリカからいじめられる?俺の想像力ではそれくらいしか思いつかない。
いずれにしても、アメリカと絶縁することが鍵だ。望むらくは、アメリカから独立するなんてことを・・・しかし、占領から来年で80年だ。連綿を無条件に好む日本人が80年続いたものをどうしたらやめられるんだろう。
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