West Coast Jazzの黄金期

 Wikipediaによると、ロサンジェルスのHermosa BeachにLighthouseというクラブがあった。1948年オーナーが代わり、ポリネシアンスタイルのクラブだったLighthouseはジャズクラブになった。翌1949年、Howard Rumseyというベーシストがこのクラブに居つき、Lghthouse AllーStarsと呼ばれるジャズバンドを始めた。何回かメンバーは入れ替わったが、1950年代のWest Coast Jazzを代表するバンドだったし、また、Art Pepper,Shorty Rogers,Chet Baker,Bob Cooper,Jimmy Giuffre,Shelly Manne,Hampton Hawes,Bud Shank,Claude Williamson,Bill Holman,Stu Williamson,Stan Levey,Frank Rosolino,Bob Eneveldsen,・・・といった一流ミュジシャンが在籍し、バンドとしてもすぐれたレコードを残したし、また、メンバーが独立して何人かでグループを作って素晴らしい演奏を残した。これら一連のレコーディングを担当したのがContemporary Recordsだった。

ただし、Howard Rumsey自身はソロを取るわけでもなし、いるかいないか分からないベーシストだった。

Lghthouse All-Starsのレコードの中から、内容でなく、ジャケットの秀逸さで選べばLight House at Lagunaが一番だろう。1955年録音。こういうジャケットが流行ったし、俺も好きだ。



そして、Lghthouse All-Starsでよくソロを取っていたBob Cooperの面白ジャケットアルバム。(アルバムタイトル:Coop!)これは1990年頃まで日本では発売にならなかった。俺はアメリカ発売のオリジナル盤を持っていた。これを見た俺は、迷わずジャケ買いし、壁に飾った。(唇をOの字にした女の後ろの胡散臭い顔した男がBob Cooperだ)今、改めて聞いたが、やっぱり演奏はパッとしない。Bob Cooperはサイドマンとしてなら結構いい演奏を残しているが、リーダーアルバムとなるとからっきしダメだ。そういうミュージシャンているね。こちらは、1958年リリース。




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