官僚どうする?

BSフジ  ブラマヨ弾話室 「水道料金値狩り」を語る回。

長妻 元 厚労大臣がゲスト出演。民主党政権時代に彼が厚労大臣だったとき、役所の事務次官はみんな東大法学部卒ばかりで、京大出身者を事務次官にしたら、周囲から「アイツは東大法学部じゃあないけど大丈夫か?」と言われ、違和感を覚えたと。また、当時は東大法学部卒の事務次官たちが「事務次官村(部落)」を作っていて、事務次官同士が学生時代のクラブ活動など学生時代の思い出話をしていたとか…

この話を聞いて感じたこと:

①今は、東大法学部卒の事務次官は減っただろう…東大法学部を含む若者で官僚になる人間の数が激減してる…質が落ちてる…質の低下と色んな大学出身者の多様性はどちらがいいか?

②学生時代の思い出話…これは俺も大嫌い…事務次官でなくったって、俺たち同級生が集まるとクラブ活動などの昔話か、最近同窓会に行ってどうしたこうした、といった話をしたがる。同窓会など大嫌いな俺は大きな違和感を感じる。どうして同じ出身地、同じ出身校…が好きなんだろう?そこへ行くと会社の同期会はいい。昔話は少ない。病気の話か孫の話。東大法学部に限らず、自分の出た学校にブランド意識というか、プライドと郷愁を持っているのか?東大法学部村の閉鎖性、排他性を感じる。「昔どうだった」「昔一緒にこんなことした」にこだわり、それを語り合って盛り上がろうというのは日本教の特徴。俺たちのようにリタイアした身分なら「ご愛敬」かもしれないが、現役の事務次官が昔ばなしで盛り上がっていては、未来はない。現状維持どころか、昔に戻っちまう。事務次官の排他性・村意識が下っ端の役人にも伝わって「お前ら民草には分からんだろうが…」的な態度に出るのか?

③長妻さんによると、民主党時代「参与」と言って外部から役所に人材登用する仕組みがあったと。これをもっと大胆に実行してるのがアメリカだ。イーロンマスクから多額(巨額)の献金をしてもらったトランプは、大統領になったらイーロンマスクを官僚組織の親分にすると公言する…これほど極端に賤しくなくても、従来、アメリカ大統領はゴールドマンサックスその他、大企業のトップを官僚組織のトップに据えてきた。そしてその企業あるいはその企業が属する産業の利益のための政策・戦争がなされてきた。アメリカ人はこの「賤しさ」を目の当たりにして何も感じないのか?確かにアメリカは政権交代が起こり、その都度官僚組織も大きな変化を強いられる。俺はこれを民主主義だと思う、しかし、アメリカの政権交代は賤しい政権が別の賤しい政権に替わるだけだ。

④官僚のトップは交代しなければならない。そのトップをどこから調達するか?特定の業界・企業に対する利益誘導(利益相反)は避けなければならない。「色」のついていない人材調達先をどう確保するか?

はたまた下僚についてはその質および多様性の確保をどうするか?分かんねえ。




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