百条委によるハラスメント
兵庫県知事がハラスメントしたかどで百条委に攻め立てられている。百条委とは何を目的として何をするものなのか勉強する気にもならないが、TVに映される映像を見ると、どうも「お前はハラスメントした」という前提で弁護人もいない被告?を「しただろう」と攻め立てるものらしい。
「俺はしてない」と言う知事に向かってある委員が「あなたはハラスメントした、と認めないんですか?」詰め寄る。言われた知事は「それを決めるのがお前の仕事だろう。馬鹿野郎」と言い返したいのを我慢して「それを決めるのは私じゃない」などと言う。
この委員の発言はハラスメントだと思う。
そもそも20年前に俺は会社で「ハラスメントとは被害者がそう思ったらハラスメントだ」と聞かされた。この定義を敷衍すれば「あなたはハラスメントした」と摘発する事は摘発された方が傷ついたり不快を覚えれば摘発した側のハラスメントになるというだ、という事だ。
弁護人もなく、複数の委員に攻め立てられる事自体がハラスメントだ、とも言える。
何か言われれば「不快を感じた」と言い張ればハラスメント成立だ。ハラスメント合戦。
閑話休題:
上述のハラスメントの定義を会社で聞かされたとき、すでに「会社は終わったかな?」と感じていた俺は「これでもう会社で俺は目下の者や女の子とは口をきけないな」と絶望した。
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