嗚呼、藤沢秀行 「大丈夫、死ぬまで生きる」
藤沢秀行 未亡人の藤沢モトさんが夫・秀行を語った本。
秀行の死にざまを描いていて参考?になる。「死んだら瀬戸内海に散骨しろ」が遺言で実際モトさんはそうした。(結構面倒な手続きが必要だったらしい)本人は瀬戸内海から弟子がいる中国に骨が流れていくと思っていたとか。俺は骨なんか後生大事に取っておくもんじゃねえ、と思うから散骨でもなんでも勝手にしてくれ~だ。(死んだあと、自分の死体がどう扱われるのか全くこだわりはない。散骨OK、今度買う予定の納骨堂に納めてもらってもOK)
「大丈夫、死ぬまで生きる」って名言。いかにも秀行らしい。破天荒とか無頼とか言われる秀行だが、モトさんなしでは全く違った人生だったのではないか?やっぱり女の方が偉い。
藤沢里菜は秀行の「孫」と照会されるが、モトさんの孫ではない。秀行はモトさん以外の複数の女性に子供を産ませ、4人の子供を認知している。その4人の中の一人が里菜の父親だ。
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