明日は我が身

 今朝、自転車でゴルフ練習から帰宅途中、道端に倒れている老人が。起き上がろうとしてもがいているが立ち上がれないらしく、俺に気づいて助けを求めるように手を伸ばすような様子。年の頃なら80歳前後か?助け起こし、近くの電柱のところまで連れて行く。すると、ろれつは回らないが、「しばらく、このまま寄りかかっていれば・・・。親切にありがとうございました。」と言う。結構しっかりしてそうだな、と思い、「気を付けてください」と言って俺はその場を立ち去る。このあたりの呼吸も難しい。助けられた人の「もう大丈夫(放っといてくれ)」という意識・プライドもある。

気になったので、マンションの自転車置き場に自転車を置いてからその電柱を見たら、もうその老人の姿はなかった・・・1分もたっていなかったと思う。俺の処置?は正しかったような気がする。

さて、こういう場合、どのように対応したらいいのか?例えば無理矢理助け起こすことは本当に妥当なのか?それが”病状”を悪化させるようなことはないのか?厭らしい話だが、もし、倒れている人がコロナなど感染症に罹っていたら?(かと言って道に倒れて助けを求める老人を前に手を貸さずに救急車を呼ぶのか?)医学的に正しいことと人情として正しいことが矛盾する可能性があるのだ。

この老人は名札を身につけていたようだが、氏名、血液型、病歴、緊急連絡先などが第三者に分かるようにする方法はないのか?もっと言えば、年齢なり何なり、一定の”基準”に達した老人にはそういう情報を、待ち受け画面に表示したスマホを強制的に持たせるとか???

スマホの待ち受け画面に表示された緊急連絡先をタップすると緊急連絡先の人がそのスマホの持ち主に何か異変があったということが認識できるような呼び出しができるようにするなんてことも考えるべきだろう・・・仮に緊急連絡先が家族だった場合、知らない電話番号から呼び出しても出ない可能性が高い。(仮に上さんが外出先で倒れ、第三者から自宅の固定電話や俺のスマホに電話があっても俺だったらまず出ない)

スマホのことは置いておくとして・・・すでにそういうアプリがあるのに俺が知らないだけかもしれない・・・「道端に人が倒れていたらどう対処すべきか」、については「これが妥当・適切だ」というマニュアルを準備して、それを周知すべきだろう。それこそアプリにするとか、電柱に貼りだすとか・・・


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