(天声人語)選挙の面白さとは
7月9日 朝日新聞デジタル 天声人語の末尾 に以下:
選挙は常に面白いとは限らないし、その必要もない。ただ、東京で候補者は言葉を尽くし語り合ったのか。有権者は十分な判断材料を手に選べたのか。そうは思えない。
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石丸支持者には言葉を尽くして語り合うことも充分な判断材料も要らない。そんなものを頼りに選挙をし、政治をする「民主主義」はオワコンだ。
田中角栄首相以降、「民主主義」は言葉を尽くして語り合うものではなくなり、約20年前に小泉純一郎という売国奴が登場し、語り合いはなくなった。ブルース・リーは「考えるな、感じろ」と言ったそうだが、政治においてもビジネスにおいても、考えることは廃れた。以下、森田実さんと藤井聡との対談より引く:
森田:「小泉さん、あなたは小選挙区に反対だから、その理由を言ってくれないか?」と。そうすると、小泉さんはじっと黙っていて、しばらくして…かなりの沈黙の後…「小選挙区反対!」とやるんですよ。スローガンを。それから黙っちゃうんですよ。また。「それだと一行しか記事にならないから、新聞のコーナーを僕は持っているから、もうちょっと喋ってくれないか?」と。じっと黙っていて、またいきなり「小選挙区反対!」とやるんですよ。
>>何故か理由は分からないが、みんなとても忙しいんだ。言葉を尽くしている暇はないんだ。2倍、3倍のスピードで情報を入手しないといけないんだ。職を何回も変えて”自分らしさ”が発揮できる”自分に向いた仕事”を探すんだ。
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