鴻上 尚史さん Xで(日刊スポーツ 4月25日)
日刊スポーツに以下:
鴻上氏は
「選挙が終わると、テレビは『投票率が低い』『30%台なんて信じられない』なんていうのだけれど、今日もずっとテレビのワイドショーは、大谷さんを特集している」と、ドジャース大谷翔平投手についてワイドショーなどが多くの時間を割いている現状について説明。「それで、視聴者に『政治への関心が薄い』とか『社会参加の意識がない』とか、選挙後に言っても、それは当たり前だろうと思う」と、“矛盾”を指摘した。
その上で「この状態が嫌な人はテレビから着実に離れていく。テレビは、ゆっくりと自殺していると思う」と持論を述べた。
<<やや異論が>>
自殺しているのはTVではなく、日本国民自身だと思う。日本国民を、自分の頭で考えるようにし、自身がゆっくり自殺している、と気づかせるのは別の方法で、だろう。TVを含む既存のメディアでは難しいように思う・・・日本国民と共に自殺している。
TVには投票率UPなど期待せず、ただ面白ければいい、と思う。
小学校で憲法をみんなで読んで、何が書いてあるのか自分なりに考えてそれを発表し合う、なんてところから始めるなんてどうか?そうしたら大谷ばかり取り上げるTV(でも他のメディアでも)を直ちに見捨てる国民になりはしないか?これを実行するにはまともな人間が政治家や役人になるようにする、という気の長い取り組みが必要だ。
俺は、日本国民の自殺が完了するのとまともな人間が政治家・役人になるのと、どちらが早いのか競争だと思っている。何十年とかかる、勝負だ。だって、戦後男十年もかけて政治家・役人がおかしくなり、日本国民はゆっくり自殺しているんだから。
「ゆっくりと自殺」というフレーズ・・・20年前に俺は自分の会社について「ゆっくり死んでいる」と表現したことがある。俺のいた会社は、日本の法律あるいは慣習上はまだ「死んでない」。20年来様々な会社とくっつき、成長しそうな会社を買い、また成長が望めない事業を売って名前も変わったが・・・これを進化(生き残るための変化)と言うのか、「とっくに死んでいる」と言うべきか???
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