The Five Penniesに泣く

The Five Penniesは1959年パラマウントが作製したコルネット奏者、Red Nicholsの伝記映画。Redは楽団、The Five Penniesを率いたコルネット奏者。1920年代、Louis ArmstrongやBix Beiderbecketといった名プレーヤーと並び称せられたが、仕事で忙しく全国を飛び回り、家庭を顧みなかった。一人娘が小児麻痺に罹り、歩けなくなってしまうが、その責任は自分にある、と思い込んでコルネットを捨て、造船所で作業者をしながら、娘が再び歩けるようになるよう、娘のリハビリを手伝う。

娘の誕生日パーティーで、娘が昔のレコードをかける。Redはコルネットを吹こうとするが、昔のようには吹けない。奥さんから、もう娘のためでなく自分のために生きろ、と言われるが自信を失ったRedはコルネットを吹こうとしない。娘は辛いリハビリを嫌がった時、Redから泣き虫になるなと叱責・激励された。彼女はコルネットから逃げるRed対して泣き虫になるな、と叱責・激励する。

Redは練習を重ね、復活することになるが、その再デビューの日、娘も車椅子から立ち上がって歩く・・・

泣け、という持って行き方。その製作意図に素直に従って泣く。


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