Tea for two cha cha
美空ひばりのTea for twoチャチャチャバージョンを聞いてこれがオリジナルのアレンジなのか気になって調べたら、Tommy Doseyオーケストラが1958年にTea for two cha chaという曲をレコーディングしていたことが判明。 (Tommy Dorsey自身は1956年に死んだが、楽団の名前だけが残った形。これも聞いたが、大して面白くない。やはりTommy Dosey楽団の全盛期は Bunny Beriganがいた1936~1937年だろう。)
Tea for twoをチャチャチャで、というアイデアは美空ひばりの1984年の歌が最初ではなかった。でも上記Tommy Doseyオーケストラのは歌なしだ。ボーカルアレンジは美空ひばりオリジナルかも。
Tea for twを練習しようとしてYouTubeを見たら、この美空ひばりと郷ひろみの歌を聞いて(見て)感動し、何回見ても体が震えると、大絶賛しているブロガーがいた。俺も全く同感。世の中には同じようなヤツがいる。チャチャチャのリズムに乗ってひばりが腰を振るのがとっても可愛い。
閑話休題:
リーダーの名前を冠した楽団の名前はリーダーが死んでも残る。アメリカでもこれはよく行われるようだ。Glenn Miller楽団もリーダーの死後、バンドの名前が継承された。Duke Ellington,Count Basieも同様だ。日本だと、個人の芸名が継承される。この場合、芸名は「家」と同様に扱われる。○○家という家の名前同様、芸名も引き継がれる。面白いことに、落語家だと○○亭とか△家といった、家を連想させる名前で芸名が始まるし、歌舞伎俳優も「○○屋」と、家を連想させる別名で呼ばれる。
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