朝日新聞、何を言いたい???国民に見捨てられるぞ!!
朝日新聞デジタル4月16日、岸田首相が高揚した訪米 「蜜月」演出に漂う「日米一体化」のリスク という記事。一体、朝日新聞は何を言いたいのか?
首相が「日本は米国と共にある」と前のめりと言えるほど米国との共同歩調を強調したのは、トランプ前大統領の復権とともに「内向き」志向が米国内で強まることを警戒し、先手を打って日本が米国の負担の肩代わりをする決意を示し、米国を東アジアに引き留める狙いがあった。
しかし、首相の「日本は米国のグローバル・パートナー」だという約束は極めて重い。米国内で支持率が伸び悩むバイデン政権は今、最重要課題とする中国との競争に加え、ロシアのウクライナ侵攻、緊張の高まる中東情勢への対応に追われる。武器の在庫逼迫(ひっぱく)という問題も抱える米国にとって、米国の指導力発揮に日本も貢献したいという首相の提案は大歓迎だ。同盟国の軍事力を結集する「統合抑止」を安保政策の柱に据える米国は、日本に幅広い軍事協力を求めるとみられる。
特に米国が日本に期待しているのが台湾有事への対応だ。台湾有事では在日米軍基地を拠点に、米軍が自衛隊と連携し対処することが欠かせないという見方がワシントンの安保コミュニティーでは強まる。こうした米側の危機感が突き動かしたのが、日米首脳会談で合意された米軍と自衛隊の「指揮統制」の連携強化だ。バイデン氏は「日米同盟発足以来、最も重要な改善」と高く評価。日本政府は「自衛隊が米軍の指揮統制下に入ることはない」(林芳正官房長官)と強調するが、軍事作戦に必要な装備や情報は自衛隊に比べて米軍が圧倒的に多く持ち、米国の影響力が強まる懸念はぬぐえない。
岸田文雄首相は一連の訪米で「日本は米国のグローバル・パートナー」だと訴え、「日本は米国と共にある」と強調した。首相には「内向き」志向が懸念される米国を東アジアに引き留める狙いがあったが、日米の一体化が限りなく深化する中、日本は米国の対中抑止戦略にさらに強固に組み入れられるという側面も否定できない。
米国滞在中、首相の表情は、国内では見られないような笑顔に満ちていた。会談前日、首相はバイデン米大統領夫婦に夕食会に招待され、「ビースト(野獣)」と呼ばれる大統領専用リムジンに同乗。「フミオ」「ジョー」と呼び合う両氏はX(旧ツイッター)で満面の笑みで顔を寄せ合う写真をそれぞれ投稿。首相は米議会演説で総立ちの拍手に包まれ、演説後は「米国全体にとどまらず、世界へのメッセージになった」と高揚した様子で周囲に語った。
南シナ海での中国の海洋進出を背景に、米国主導のもと日米比首脳会談も初めて開催。米国はこうした「中国包囲網」の中で、日本の協力は不可欠ととらえる。首相は「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持、強化するためには、同盟国や同志国の重層的な連携が求められる」と強調。ただし、日本は、中国とフィリピンが激しく対立する南シナ海問題に軍事的に関与を深めるというリスクを抱えることにもなる。
米中のはざまの日本は中国との対話も進めなければいけないが、日中間では昨年11月以降、首脳・閣僚間のハイレベル対話が途絶えている。対照的に、米国は首相訪米直前も、首脳・閣僚間で中国側との意思疎通を続けており、日本政府関係者は「日本は過度に米国と蜜月をアピールするだけで対中関係は大丈夫か」と懸念する。(西村圭史、高橋杏璃、ワシントン=清宮涼)
<<まず、終わり方が気に入らない:
日本政府関係者は「日本は過度に米国と蜜月をアピールするだけで対中関係は大丈夫か」と懸念する。・・・これは事実だろう。しかい、政府関係者ではなくて、朝日新聞あるいは記者自身はどう考えるのか?を知りたい。もっと言えば、朝日新聞はアメリカと中国、どっちにつけ、と言うのか?それともどっちつかずの「二股膏薬」がいい、と言いたいのか?
日本政府は「自衛隊が米軍の指揮統制下に入ることはない」(林芳正官房長官)と強調するが、軍事作戦に必要な装備や情報は自衛隊に比べて米軍が圧倒的に多く持ち、米国の影響力が強まる懸念はぬぐえない。
日米の一体化が限りなく深化する中、日本は米国の対中抑止戦略にさらに強固に組み入れられるという側面も否定できない。
これらは嘘に近い。アメリカは(というより日本を占領していたアメリカ軍は)自軍の指揮命令下で動く軍隊を日本に作らせたかったから、日本国憲法に違反しようが何しようが、自衛隊を作らせたのだ。朝日新聞は、占領時代から営々と続く、日本のアメリカ属国の現状を変えろ、というのか、それとも維持強化しろ、と言うのか?
岸田さんは「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序」と言うが、憲法違反の自衛隊を持つ日本は法の支配に基づいているのか?強いて言えば日本はアメリカの属国らしく、自国の憲法なんか無視してアメリカの法には従っている??・・・このくらいの皮肉、当てこすは言ってもらいたい。
日本は、中国とフィリピンが激しく対立する南シナ海問題に軍事的に関与を深めるというリスクを抱えることにもなる。・・・これは事実だろう。だからどうしろ、と朝日新聞は言いたいのか?分からない。アメリカを捨てて中国にすり寄れ、という選択肢はないのか?
国民(少なくとも俺)は、評論家やコメンテーターを求めてはいない。日本がこれから何を目指して何をすべきか?間違っていてもいいから自分の頭で考え出した意見・アイデアを求めている。
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