Ted Brown "Free wheeling"を聞く
1956年、Vanguard。カセットテープにダビングしたジャズアルバムを順番に聴いていたら、このアルバムに。録音日時、メンバーなど確認のためにネットで調べたら、思い出した、ものすごくシュールなジャケットだった。Ted Brownと思しき男(猫?)がテナーサックスを携えてしゃがんでいる。
TowerRecordのレビューが面白い。リーダーのTed Brownのことはほとんど書いてなくて、まず、共演のArt Pepperがいい、それからWarne Marshもいい、たまたまレコーディングスタジオで聞いていたLee KonitzによればMarshがレコーディングスタジオでやった演奏の中では一番いいと言ったと。聞けば実にその通り。結局、Ted Brownは被り物をしてアルバムジャケットになっただけ。そのそもジャケットにART PEPPER AND TED BROWN Featuring Warne Marshって書いてある。
などと綴っていると、"Crazy she calls me"が始まる。Art Pepperと思しきサックスのリラックスした素晴らしいソロ。
Art Ppper1925年生まれで麻薬中毒になって1982年歿、片やTed Brown1927年生まれでまだ存命。Pepper先輩にソロを譲ったBrownは長生き。まあ、長生きすりゃあいいってもんじゃあないが。
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