【ビジュアル解説】自民党 派閥のなぜ メリットとデメリット

 朝日新聞デジタルに「自民党 派閥のなぜ 解説 メリットとデメリット」と題する記事。内容はよく分からない。(正確に言うとパワポ風の書き方で、俺に理解しよう、理解したい、と思わせる書き方になってない・・・つまり”ビジュアル解説”なのだ)問題は内容でなく、『メリットとデメリット』という言葉遣いだ。

メリット・デメリットはビジネス上の損得、例えば商品購入や投資の検討に際して損と得を天秤にかけるニュアンスだ。ただし、英語のMeritは美徳とか価値というニュアンスなのだそうだ。つまり、メリットデメリットは和製英語で英語の本来の意味とは違う。

和製ビジネス用語であるメリットデメリットを政治に用いた所に違和感を感じるのだ。

一方で、自民党議員に「政治家」と呼ぶに値する者なんていない、あいつらは烏合の衆で勝ち馬に乗ること、ババを引かない事に夢中になってる、損得しか考えないバカ者だという皮肉を込めてメリット・デメリットという言葉を用いるなら了とする。

※どうも最近メリットデメリットを和製の意味でなく本来のMerit/Demeritの意味で使う傾向があるように思う。つまり、本来損得でなく、価値観や美学に基づく判断(例えば就職・転職とか結婚・離婚など)の基準として、このメリット・デメリットという和製英語が使われる傾向があって、それに違和感を感じている。

もっとも、上述の自民党の議員先生と同じく、就職・転職とか結婚・離婚は損得でするもんだ、ということなら納得だ。俺の感覚では就職やら結婚は一生を左右する一大事だ。損得以上の判断基準がある。Z世代の皆さんにとっては、そうでなく、「ダメだったらすぐ乗り換えればいい」程度のことなのか?


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