(天声人語)派閥は本当に無くなるか

1月20日付け朝日新聞デジタルの天声人語を引く:

  派閥は解消する。派閥事務所は本年末までに閉鎖する――。自民党はそう明確に宣言した。いまから30年前の1994年のことである。前年の野党転落を受け、人気回復を狙った窮余の策だった。さて、その言は守られたか。わざわざここに、記すまでもないだろう▼きのう岸田首相らが、派閥の解散を明言した。歴史は繰り返されるのか。ちなみに、70年代の福田政権でも派閥は解散している。リクルート事件の際には派閥解消の「決意」が示された▼2度目は悲劇、3度目は喜劇と言われるが、4度、5度となると何だろう。過去の本紙を見ると、永田町には「派閥解消と禁煙くらい、たやすく実行できるものはない」との言葉があったそうだ。「どちらも何度でもできる」という笑い話である▼そもそも派閥は金集めの術(すべ)に使われたに過ぎない。悪いのは、堂々と人様に言えないお金をもらい、コソコソと使っていた自民党の議員たちだ。まるで目くらましのように派閥解散を打ち上げ、問題の本質をずらそうとしていないか▼安倍派の幹部7人の立件はないというが、それでホッとしてもらっては困る。いま首相ら党幹部たちが果たすべき責務は、裏金の全容を自ら明らかにすること、さらには、抜け穴だらけの法律を抜本的に改めることである▼古人いわく、君子は諸(これ)を己(おのれ)に求め、小人は諸を人に求む。会計責任者だけに咎(とが)を背負わせ、自己の責任に頬かむりをするような輩には、政治家の看板を早々に下ろしていただきたい。

※何を言いたいのか?理解に苦しむ。

派閥を解消すると嘘をつき続ける自民党をただ揶揄したいだけなのか?

それとも派閥は悪いものでなくすのが当たり前だから、わざわざ派閥の是非や存在意義や問題について書くなんてしないのか?

俺は派閥は悪くないし、解散すべきだとも思わない。日本人には絶対正しい唯一の基準(=神様)がない。つまり自分の外に頼りになるものがない。言ってみれば自分自身が神様だ。それでは自信がないから他人の意見を聞いたり、みんなはどんな意見なのか知りたがり。似たもので群れたがる。俺は唯一神*あっての民主主義だと思っているから、日本で無理矢理民主主義の真似事をしようとすれば、群れて派閥を作るのが当然だ、と思う。派閥を解消しろ、と言ううなら民主主義も捨てよ。いや、民主主義に限らず、何かしようと思えば和を大切にする日本人には派閥が必要だ。

*言い換えればアングロサクソン・ユダヤ社会でしか民主主義は成り立たない。

コメント

このブログの人気の投稿

ママーのガーリックトマト(ソース)で茄子入りミートソースを作るとうまい

松重豊さんが号泣した投稿「ロックじゃねえ!」投稿者の先生への思い(朝日新聞デジタル)

長嶋追悼:広岡さん