近所の八百屋にて
近所の八百屋では、夕方になると時々売れ残った野菜を店の前に出してきて安売りする。今日はもやしが売れ残ったので値引きして売ろうとしているらしく、お兄さんがもやしを店の前に持ってきて値段をいくらにしようか思案中のところへちょうど俺たち夫婦が近づいて行った。するとお兄さん「いくらなら買います?」と聞く。普段38円で売られているが、このもやし、上さんが好きなので時々買うことがあった。
俺は「25円」と言った。
お兄さん「15円で」と言う。
「そんなに安くしてくれたんなら2つ買おう」と俺。
「このもやし、おいしいのよね」と上さん。
こういう、大げさに言えば心意気というか、呼吸、はずみでものごとが進んでいくのは良い。
ねぎ油でもやしを炒めて食おう。2つも買っちゃって食傷するけれど・・・。年越しもやし炒めだ。
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