成長の呪縛:サイボウズの青野社長の副業の勧め
青野社長が副業を勧める理由は個人の成長だと。俺には理解できない。
何故成長しなければならないのか?これが分からない。
- 難易度の高い仕事ができるから
- 会社や世の中に貢献できるから
- お金の面でもメリットがあるから
- 達成感を感じて自分が嬉しいから
だそうだ。話は逆だろう。
難易度の高い仕事ができるようになったから成長した、と言われ、自分でも言うのだ。
貢献したから成長した、と思え、言われる。
成長などと言わず難易度の高い仕事に挑戦してできるようになること、貢献する仕事をすることでいいんじゃないのか???
その道一筋で道を究めるのは成長ではないのか?
要は、「その道一筋」では行き詰るから、その道一筋をやめさせようという事か?日本人にはその道一筋が向いていると思う。なぜそれを捨てなければいけないのか?
成長という気持ちの悪い言葉は、副業や転職など、お上がやらせたいことを若者にやらせるために編み出された言葉ではないか?と思うに至った。
気持ちが悪いという意味で似たような言葉に「課題」がある。「課題を解決して成長する???」馬鹿か!リクルート商法を見習って次から次へと課題を見つけて解決しました、と課題解決ゴッコをしろ、というのか?
俺のいた会社で「改善提案制度」ってのがあって、1年間に〇〇件提案というの目標が設定された。「今まで右においていた工具を左にする」で改善手案を1件やり、次に「左にした工具を右に戻す」で更に1件の改善提案を稼いだ、という笑い話があった。(多分これに近いことが本当に行われたと思う)
コメント
コメントを投稿