Johnny Hartmanを聞きながら

 All of me-The Debonair Mr. Hartman というアルバムを聞く。Bethlehemというレーベルから出た1957年録音のアルバム。I get a kick out of you、タイトル曲のAll of meなど当時人気絶頂だったFrank Sinatraとダブる曲を歌う。

声量はHartmanの方が豊か。Sinatra同様、クルーナーと言われる、耳元でささやくような歌い方。ただし、Hartmanは黒人で声も低い。Sinatraはイタリア系でマフィアのバックアップもあり、Elvis Presley(ロックンロール)出現前のアメリカ男性歌手のアイドル的人気者だった。Hartman、歌は十分上手と思うが、何故人気は大したことなかったのか?違いは日本の演歌でいう「こぶし」の違いだと思う。つまり、楽譜の通りでなく、崩して歌う、その崩し方が白人の若い女子にウケるかどうかだったろうと思う。(まあ、マフィアの応援の方が大きかったと思うが)Hratmanの崩し方は優等生的、教科書的で、Sinatraは兄ちゃん風・やんちゃ坊主風だ。


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