みうらじゅんの「チョン・レノン」に笑う

昨年12月に放送されたNHKBSプレミアム「笑う洋楽展 コロナに負けないで4Kでも VOL.2 」における、みうらじゅんは絶好調だった。得意のしゃれ、というか地口がどんどん出てくる。中でも秀逸で大笑いしたのはジョン・レノンのことをチョン・レノンと言い換えたことだ。これは聞きようによっては朝鮮民族に対する侮蔑、からかいのようにも聞こえないことはない。(俺はそう受け取った)
みうらじゅんがうまいのは、仮に「チョン・レノンは朝鮮民族に対する差別だ」などとクレームをつけられても「どこが?俺はジョン・レノンを尊敬している、朝鮮民族に対する尊敬をこめてチョン・レノンと言うのだ」と言えばそれで相手を黙らせることができるようにも思われる所だ。
多分、俺が大笑いしたのはこの言葉の持つおかしな「響き」に加えて、虚実皮膜というか、敬蔑皮膜の微妙な言い回しだからだ。


 

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