朝日新聞は「首相の答弁 国会論戦 形骸化許せぬ」だとさ
10月25日付け朝日新聞デジタルに社説として以下:
議場では、具体的なことは何も語られないのに、院外では既成事実が着々と積み上げられていく。これでは、国会の論戦にどんな意味があるのか、国民に疑問を持たれても仕方あるまい。立法府の形骸化を意に介さない、岸田首相の政治姿勢が問われる。
首相の所信表明に対する各党の代表質問が始まった。首相が演説で「経済、経済、経済」と連呼した、経済対策が主要な論点だ。
首相は先週、税収増を国民に還元するとして、自民、公明両党の幹部に対し、所得税の減税を含む具体策の検討を指示した。しかし、週明けに行われた演説に「所得減税」という言葉はなかった。
最初に質問に立った立憲民主党の泉健太代表はまず、この点を取り上げた。所得減税を行うのか、その期間や対象をどう考えているのか、年内に給付できる手当にすべきではないかと、ただした。
首相は与党の正式な議論が始まっていなかったので、演説では触れなかったとして、所得減税の検討は認めたものの、泉氏の個々の問いには何ひとつ答えなかった。
ところが、政府内からは早くも、所得・住民減税は1人4万円、住民税非課税世帯には7万円の現金給付といった具体案が飛び出している。国会軽視のそしりは免れまい。
日本の財政は借金頼みで、防衛費「倍増」を賄うための増税も控える。少子化対策の財源として、保険料の上乗せ徴収も検討されている。物価高の影響が深刻な困窮層への給付は必要だが、大規模な減税が求められる局面ではない。それでも、首相が必要だと信じるなら、正面から国会で議論に応じるべきだ。
(後略)
国会の論戦/国会で議論:
なんて誰が期待しているのか?自分の支援者、自分に投票してくれそうな人向けのパフォーマンス合戦をやってるだけで議論するつもりがありそうなのは維新の会ぐらいだろう。
泉氏の個々の問いには何ひとつ答えなかった:
国会議員の中でもバカさ加減全開なのは泉氏だ。こんなおバカの相手をするのはおバカだ。百歩譲って泉氏はおバカでないかも知れない。おバカでなければ、立憲民主党というおバカな寄り合い所帯ではああいうパファーマンスしか出来ないのかもしれない・・・いずれにしてもなるべく相手にしない方が精神衛生上も、国会運営上もよろしい。
国会軽視:
日本では民主主義はオワコンだ。国会は形骸化を通り越し、すでに終わっている。それでも役人は「仕事」しなければならないから国会を軽視ではなく、無視して仕事せざるを得ない。
朝日新聞の社説をお書きになる方は、一体、日本をどうしたいのだろうか?民主主義をオワコンから復活させたいのなら、①日本人が”議論”するようになるにはどうしたらよいか?或いは日本人にそもそも議論なんてできるのか?を考えていただきたい。(俺は議論とは『自分の意見がベストでそれ以外はダメとし、自分の意見が認められないとそっぽを向く』のではなく、『少しでもベターなものを探す』ためのもの、ということを理解している人同士がやるもの、と考えている)②おバカを政治家にしない方法をお考え遊ばしたらいかがか?つまり、政治家を憧れの職業にし、たくさんの人が是非やりたいと手を挙げるようにするにはどうしたらいいか?ということだ。
民主主義をあきらめ、民主主義に代わる政治システムを考えるのもアリだ。民主主義がベストとは限らない。日本では全くと言っていいほど機能しないし、英米でもそれほどうまく行っているとは思えないのだから、民主主義より少しはベターなものを考えたらどうか?(例えばAI独裁とか)
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