栗の命は短くて…

 今年は3回「栗の渋皮煮」を作った。俺のことだから、古くて割引きになった栗を買って作ったのだが、栗が痛んでいて失敗続き。(一番ひどいときは、栗が全部水に浮いた)

4回目、古いのをやめて値引きしてない新しそうなの(もちろん安いの)を買ってみる・・・これでダメだったらもう2度と渋皮煮は作らない、という覚悟・・・結果、ようやくうまい栗に出会った。

ネットで調べたら、栗って収穫したとたん劣化が始まって2,3日でダメになるらしい。つまり店頭に出たらその日に調理しないとほとんどダメということだ。上さんも言っていたが「栗は古くなったら安売りせずに捨てろ」だ。

しかし、栗の渋皮を残して鬼皮だけ剝くのは難しい。生栗をお湯につけておいて包丁で鬼皮に切り込みを入れ(傷をつけ)そこから剝いで行く。すこし剥げたら指で剥く・・・この鬼皮に切り込み(傷)をつける工程で鬼皮の下にある渋皮にも穴をあけてしまう。大体4割くらいは渋皮に穴をあけてしまう。

俺のレシピはETVの「きょうの料理」による。鬼皮を剥いた後、重曹入りの水で茹で、渋皮の表面を竹串でやさしくこすり、表面のひもみたいなのとか余分なものを取る。そのあと2回重曹抜きのために煮て、そのたびに渋皮の表面を竹串でこすり、最後の味付けで砂糖を3回に分けて加えて煮る。手間がかかる。手間がかかるのに、ダメな栗ではホント、バカバカしい。

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