冬の食の楽しみ

 夏の食べ物というと、思いつくのは、西瓜、桃、なす、新しょうが、冷麺(朝鮮及び中華)、白エビの天ぷら、ラタトゥーユ、鮎、くらいだ。

対して冬の食べ物というと、国産のレモン(レモンケーキ)、いちご、大根、白ねぎ、里芋、オニオングラタン、ビーフシチュー、クリームシチュー、ラザニア、リゾット、すき焼き、御厨そば、味噌煮込みうどん、おでん、雑煮、汁粉、ふぐ、ぶり、さば、さんまといったところか?鍋にいたってはいくつもバリエーションがある。(鍋の”残骸”で作るおじやも同様)

圧倒的に冬の食べ物の方が豊富だ。今から何をどうやって食おうか楽しみだ。

ハタと気づいたのは、カレーもシチューも味付けが違うだけで食材は同じ、温度的にも同じなのに、カレーは夏でも食いたくなるが、シチューって寒い時にしか食う気がしないことだ。なぜだろう?シチューは体が温まる気がする。食べ物って物理的な温度だけではなく心理的な温度というものがあるのではないか?

いちごのように、かつては春のものだったのが人間の努力(金儲けしようという欲・操作)によって冬が旬のようになってしまったものがある。これは人間の努力(欲)を捨てれば元に戻るような気がする。そこにいくと、さんまなどは人間のコントロールできない要因(気候変動?)で、取れなくなり高くなった。さんまは一匹100円程度の安魚でなければならない。一匹200円も300円もする、痩せたさんまなぞ食う気がしない。


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